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腎ろう造設後の状況

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腎ろう造設後の状況のご報告です。本当はこの段階でみづき自身で良い報告ができれば良かったのですが、残念ながら代筆でさえなく夫の私が書いています。腎ろう手術前の記事は辛うじて本人が文章を組み立てる事ができましたが、今日の時点ではそれもままなりません。腎ろうの造設自体は完了し尿の出も悪くは無いようですが、モルヒネ濃度が濃いせいか、常時、意識が朦朧としています。例えば1から10まで数える事も困難なくらいです。腎臓から体内のモルヒネを排出するので、今の時点では体内のモルヒネ排出が追いついていないと思われます。しかしながら毎日ほんの少しずつは回復しているような感じなので、このまま行けば1週間後位には腎ろう造設当日の状況(何とか代筆でブログが書けるくらい)まで戻る気がします。

そして、体内の水分調節ができていない事から、足と腰の浮腫み、胸水、腹水など、とにかく水攻め状態で、特に胸水は酸素濃度の低下を招いているので鼻腔カニューラによる酸素吸入(毎分1リットル)をしています。現在の状況はこのようなところです。

皆さんの暖かいコメントを有難うございました。とても多くの励ましを戴いて驚いています。まだ、みづきにコメントを読み聞かせる事もできない状況ですが、1日も早く、この多くの励ましの言葉をみづきに聞かせてあげたい気持ちで一杯です。

私も、このブログで皆さんにみづきの状況を早く伝えたかったのですが、病院から帰宅した後は私自身もその日一日の精も魂も尽き果てた感じで記事を書く気力さえ残っていない日々が続き、今日に至ってしまいました。それでは、また状況をお伝えします。

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著者プロフィール

みづき
1970年東京生まれ、女性。既婚。子供はなし。米国シリコンバレーのIT企業のCFO、および日本のコンサルティング企業の役員としてそれぞれ在職中。2006年1月、米国西海岸(シリコンバレー)在住中に癌を告知され、急遽帰国しました。現在は東京・新富町(築地の近く)の自宅にて末期直腸癌(ステージⅣ)で闘病中です。
この写真は、2005年12月8日、サンフランシスコのお世話になっている弁護士事務所のクリスマスパーティに出席したときのもの。これが最後の飲み会でした・・・。お酒をこよなく愛した私も、お正月以来一滴も口にしていません・・・。また飲める日が来ると信じてがんばります!