西洋医学に見放され、余命1年の宣告にも負けず、自己治癒力で勝負しています
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私の今の気持ちを何回かに分けて綴っていきます・・・(その3)

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高校テニス部一同からもらった造花です。

体調の良し悪しが気力に与える影響というものは本当に凄いものです。再び腸閉塞の兆候が出てしまい、昨日の夜から絶食になってしまったのですが、でもその代わりに私の気力を根こそぎ奪っていた腹部の膨満感および痛みが和らいだことでかなり楽になり、少し気力が出てきている私です。なぜなら腎ろうの手術以降何一つ自分の意思で行動する事の無かった私が、今日初めて自分からCDを聴きました。

昨日の明け方から午前中は、それこそ腰が痛くて痛くてお腹が張って苦しくて苦しくてレスキューを3回も使用し、生きた心地がしませんでした。そんなこともあって昨日とうとうついに口に出してはいけないことを言ってしまったのです!!

「今すぐ楽になりたい・・・」

しかも母のいる前で・・・。それ程痛みや苦しみというものは生きる気力を失わせ、人の判断力を奪います。それを昨日思い知りました。勿論今日は全くそんな事を思っていません。それどころか歩く練習をしたいと思っているぐらいです。

という訳で、まさに急がば回れという言葉があるように、暫くの間は私の大嫌いな薬を大量に使っての治療となりますが、上に書いたようなばかな考えを二度と起こさないためにも、苦しみおよび痛みの軽減を最優先にしてゆっくりゆっくりの前進を考えていこうと思います。まず当面の目標は、この病棟内を以前のように自由に歩けるようになること、食事が摂れるようになることです。

それでは、今日はここまで。また次回までさようなら。

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(544) 私の今の気持ちを何回かに分けて綴っていきます・・・(その5)
(545) 大幅な好みの変化
(546) 精神的なイライラとの闘い
(547) 直腸膀胱神経障害という新たな病名の出現
(548) 人生の引き際を考えてみました

著者プロフィール

みづき
1970年東京生まれ、女性。既婚。子供はなし。米国シリコンバレーのIT企業のCFO、および日本のコンサルティング企業の役員としてそれぞれ在職中。2006年1月、米国西海岸(シリコンバレー)在住中に癌を告知され、急遽帰国しました。現在は東京・新富町(築地の近く)の自宅にて末期直腸癌(ステージⅣ)で闘病中です。
この写真は、2005年12月8日、サンフランシスコのお世話になっている弁護士事務所のクリスマスパーティに出席したときのもの。これが最後の飲み会でした・・・。お酒をこよなく愛した私も、お正月以来一滴も口にしていません・・・。また飲める日が来ると信じてがんばります!