西洋医学に見放され、余命1年の宣告にも負けず、自己治癒力で勝負しています
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入院長くなりそうです

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みなさん応援メッセージありがとうございます!コメント欄見てあまりの多さにびっくりしました。こんなにも多くの方に支えられているのですからがんばらないとですね。

他のトピックがあったのでなんとなく書きそびれてブログには書いていなかったのですが、実はずっとここのところ腸閉塞の恐怖にひそかに怯えておりました。ガスも便も一応は出ていたものの、確実にその量が少なくなっていたからです。しかも前回の入院時だって、入院前日にものすごくたくさん便が出たにもかかわらず腸閉塞だったわけですから、腸閉塞は決して出ていればいいというものではないという思いがあったからです。それに前回の記録を見ると、やはり明らかに通常より出方が少なくなっていました。そして今回も、ラキソベロンをかなり増やしてもさほど排便の量が増えなかったので、腸閉塞の傾向ありと自分で判断していました。そして金曜日の外来で自らレントゲンを希望したのです。

あ、そうそう実はこの外来の前日も一騒動ありまして、本当は木曜日だったのですが、また変な高熱にうなされ、病院までのたった7分すら歩くことが出来ず、金曜日に変更したのでした。そして前回同様一日中大汗をかいて毒素を出したので、翌日なんとか復活して歩いて行くことが出来るようになったのでした。とにかくそんなこんなでいろいろありまして金曜日に外来に行ったわけですが、血液検査をしたところ炎症を示すCRPという項目が高値を示しており、レントゲンでも腸閉塞の兆候が出ていましたので、その場で即入院を勧められました。入院したらまた科学薬剤攻めの毎日で、しかも最も使いたくない抗生物質を使うと言われたのでかなり悩んだのですが、よく考えてみたら、もし自然の治癒力でも治るのであれば入院してもすぐに退院できると考えまして、それにやはり一番怖いのは手遅れになることだったので、それで私としては珍しくすぐに入院を承諾しました。

前回よりは少しだけ早めに行動したので当初は前回ほどの長期入院にはならないだろうとの予想だったのですが、実際入院したらやっぱりいろいろ考えてみると最低でも3週間、なんだかんだで1ヶ月ぐらいになってしまいそうです。

現在の治療についてですが、とにかく腸の炎症を抑えることを最優先にしています。従いましてラキソベロンやパントシンといった今まで腸を動かすための薬をたくさん飲んでいたのですが、それらをすべて休薬しているので、当然ながら便もガスもほとんど出ません。まさに腸閉塞一歩手前というところまできています。食事も完全にストップで、許されているのは水分だけです。おかげさまで炎症のほうはかなり治まってきていますので、近々再び腸をがんがん動かす方向の治療に切り替えになると思います。それで便もガスもきちんと出るようになれば食事が開始され、また前回同様、あの懐かしのリックA、B、キザミ食・・・の階段を上っていくことになります。

とにかく現時点の予定としてはこんなところです。それにしてもようやく今日こうしてブログを書く気力が出てきたのですが、昨日までは半死人の状態でした。TVを見る気も起きないし、とにかく何もする気が起きなくて、ただひたすらベッドで寝ているだけの3日間でした。これからはまたこの緩和ケア病棟の入院生活を楽しむようにしたいと思います。

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(524) 食事が開始されました
(525) 血液検査の結果が悪く一歩後退してしまいました
(526) わずかではありますがモルヒネ減量に成功!!
(527) 血液検査の結果が悪くCT検査をすることに
(528) さらにショッキングな結果が・・!!
(529) なんとか事なきを得ました・・・ほっ(^^)

著者プロフィール

みづき
1970年東京生まれ、女性。既婚。子供はなし。米国シリコンバレーのIT企業のCFO、および日本のコンサルティング企業の役員としてそれぞれ在職中。2006年1月、米国西海岸(シリコンバレー)在住中に癌を告知され、急遽帰国しました。現在は東京・新富町(築地の近く)の自宅にて末期直腸癌(ステージⅣ)で闘病中です。
この写真は、2005年12月8日、サンフランシスコのお世話になっている弁護士事務所のクリスマスパーティに出席したときのもの。これが最後の飲み会でした・・・。お酒をこよなく愛した私も、お正月以来一滴も口にしていません・・・。また飲める日が来ると信じてがんばります!