西洋医学に見放され、余命1年の宣告にも負けず、自己治癒力で勝負しています
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すべてがずれていて冴えない一日だった・・・

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<写真の説明>高校テニス部一同から素敵な絵本のプレゼント。「大きな木」という絵本(緑の本)は、以前アメリカ在住の友人からも英語バージョンをもらったが、それだけこの絵本が高い評価を受けているということであろう。

「ずれている」「冴えない」・・・。今日はこの言葉がぴったりの一日であった。よってあまりブログを書く気がしない。昨日書いていれば確実に書かないで寝ていたところだが、2日連続休むとさすがにこの前のように救急車騒ぎになっているのではと心配させてしまうと思ったので、とにかく「私は大丈夫」ということを知らせるためだけに今ブログを書いている。

特に痛みが強かったわけではない。それどころかむしろ痛みは比較的軽く、そういう意味では割と快適な一日だったといってもいいぐらいだった。コーヒー洗腸もまあまあ成功した。食事もちゃんと食べられた。散歩には相変わらず出られなかったが、それ以外は一通りきちんとこなせた。よっていつもであればそれなりに満足のいった一日を過ごせたというところだと思う。しかし「何かがずれている」のだ。そして結果「冴えない一日だった」という印象を私に与えている。

原因はなんとなく予想はついている。今日はまずスタートからなんとなくずれていた。いつものパターンでは、朝ごはん(=ブランチ)のフルーツを食べ、メールをチェックし、仕事を軽くこなしたところで2回目の食事(私にとってはこの食事がほとんどその日の食事のすべて)をとり、食後に調子が良ければ散歩に出られるが、だいたいは食後に痛みが発生しそのまま夜までダウン、そして20時のMSコンチンで復活というパターンなのだが、今日はメールをチェックした時点でものすごい眠気と軽い頭痛と倦怠感が襲ってきたので、食事をとらずにダウンしてしまったのだった。つまり私にとっての一番大事な食事をとれずにダウンしたのが第一回目の大きなずれだった。

今日は両親が手伝いに来てくれる日であった。びわの葉温灸は食後にすぐにやらないほうがいいと言われているので、いつもは夕食前にやっていた。それにどっちみち両親と一緒に夕食を食べようにも、いつも私がダウンしているので食べられなかった。しかし今日は痛みも軽く、さすがにフルーツだけしか食べていなかった私はお腹がすいてしまい、久しぶりに両親と一緒に食事ができるといううれしさもあり、温灸前に食べることにした。食後に15分ほどの休憩を挟み、温灸をやった。温灸自体はとても気持ちよかった。しかしそれが原因かどうかは分からないが、いつもは20時のMSコンチン服用後に絶好調になるはずなのに、今日はいつまでも痛みが引かず、それからずるずると鈍痛及び腹部の不快感が残っているのだ。これが2回目のずれである。

このように今日は「いつもどおりではない」ことが2つも起きた。あまりにも毎日判を押したような生活をしているので、ちょっとの変化がかなりの影響を与える状態になってしまっているのだと思うが、しかしこのなんとも言えない「ずれている」という感覚・・・。これはこれらだけが原因ではないと感じる。でも今の私の気持ちをもっともうまく表現できる言葉は「ずれている」なのだ。とてもじゃないがこの複雑な感覚は説明できないし、ましてやこんな短い時間では正確に伝えることは不可能だと思う。

ちょっと話は飛ぶが、最近ブログをじっくり書く時間がないので、あまり深く考えずに書いてしまうことが多いのだが、そういうときに限って誤解を受けることが多い。つまり言葉を選んで書けばうまく伝わるものを、選んでいる時間がないのでざっと書いてしまい、それが説明不足につながり、読み手に間違った印象を与えてしまうのだ。最近コメントを読んで、私の説明不足による誤解が生じていることが多いので、ちょっと自己嫌悪に陥っている。しかしこれ以上ブログに時間を割くことはできない。だから誤解を与えてしまうことを私があきらめることが一番なのであるが、同時にみなさんにちょっとだけお許しいただきたいのは、このような苦しい状況の中ブログを書いているので、その辺を大目に見てもらえたらなあと思う。時間がない&痛いという状況で常に書いているので、かなり思考が低下していることが多く、早く書いて寝なくちゃという気持ちが推敲をいい加減にしてしまう。そんなにつらいなら書かなければいいじゃない、というご意見をちょうだいしそうだが、やはりそれでも私はブログを書きたいのである。本当は毎日書きたいのである。

ああ、もうこの時点でそろそろ私のお尻が限界に近づいてきた。もう椅子に座っていられなくなってきた。よって今日も書いた内容をほとんど読み返すことなくアップしてしまうことになる。変なことが書かれていなければよいのだが・・・

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著者プロフィール

みづき
1970年東京生まれ、女性。既婚。子供はなし。米国シリコンバレーのIT企業のCFO、および日本のコンサルティング企業の役員としてそれぞれ在職中。2006年1月、米国西海岸(シリコンバレー)在住中に癌を告知され、急遽帰国しました。現在は東京・新富町(築地の近く)の自宅にて末期直腸癌(ステージⅣ)で闘病中です。
この写真は、2005年12月8日、サンフランシスコのお世話になっている弁護士事務所のクリスマスパーティに出席したときのもの。これが最後の飲み会でした・・・。お酒をこよなく愛した私も、お正月以来一滴も口にしていません・・・。また飲める日が来ると信じてがんばります!