西洋医学に見放され、余命1年の宣告にも負けず、自己治癒力で勝負しています
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あまりよくなかったCT検査の結果

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<写真の説明>母(=自宅庭の梅を使って梅ジャム)と義母(=アイディア)のコラボにより梅雨時のさわやかな一品「梅寒天ゼリー」が完成した。見かけはおいしいそうだが、とても普通の人には甘くないし酸っぱすぎて無理だと思う。でもそれでも私にはものすごいごちそうなのだ(涙)

報告が遅れたが、7月11日に半年振りにCT検査を受け、その結果を先週金曜日に聞いた。ものすごく悪い結果ではなかったが、あまり良いものでもなかった。

以下、主治医からの所見である。

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・直腸の原発巣のサイズがまた少し大きくなっている

・腹膜への転移の数も増えている

・腹膜転移がそのように見えている可能性もあるのではっきりとした転移とはいえないが、肝臓と肺への転移が疑われる。(私も画像を見せてもらったが、半年前とあきらかに違う部分があった。肝臓は半年前はきれいな曲線を描いていたが、今回は一箇所削れている部分があり、肺には白い影が映っていた)

・肺に少し水がたまっている

・骨への転移はない

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現実として痛みがまったく軽減していないので腫瘍が小さくなっているとは思っていなかったが、自分としては、肝臓や肺や骨への転移はなく半年前と変化なし、という予想であったので、今回の結果はちょっとショックであった。Oクリニックでも臓器が強いと褒められたばかりで、なんとなく肝臓と肺への転移はないという自信があったので、それが一番ショックだったかもしれない。しかし臓器の機能が強いのと転移は関係ないので、勝手にそう考えていた私が馬鹿だったのだが。

しかし、これだけの結果を突きつけられていながら私があまりショックを受けていないのは、これが最悪の状態のピークかなあと思っているからである。というのは、やっぱり一番大事なのは、自分の身体の調子だと思っており、その体調がいい方向に向かっているように感じられるからである。Oクリニックの診断でもいい方向に向かっているということだったし。

従って残念ながら科学的にはこのような残念な結果だったが、今後はいい方向に向かうのではないかと思っている。ていうか、向かってもらわないと困る(笑)。というわけで今回は残念だったが、半年後のCTに期待!である。それにまだ闘い始めてから1年半である。もちろんそろそろ結果が出てもいいという考えもあるだろうが、私はそもそも最低3年は必要だと思って始めたので、そう考えればまだまだ半分である。実際にガンを克服した人の例を見ても、1年ぐらいで快方に向かった人もいれば、5年かかってやっとという人もいる。しかも「快方に向かった」だけであって、完全克服にはさらに数年かかっている。よって私の場合は確かに「早い組」には入っていないが、まだまだあきらめる必要はない。むしろせっかく信じて続けてきたのに、ここでだめだと判断して別の方向、特に西洋医学に頼る方向へ行くことなどのないように気をつけなければならない。

それにしてもここ2、3日は食事とトイレとエネマ以外はほとんどベッドで横になっている状況で、ブログを書くのがやっとという状況である。変更中だから苦しいのは当たり前とはいえ、さすがにこうも毎日痛くて起き上がれない状況だと、精神的にも影響してきた。恐らく検査結果があまり良くなかったことも影響しているのであろう。上に書いたように全体的には決して後ろ向きにはなってはいないのだが、痛みが強いと変な気を起こさせるものである。今日も朝から痛くて痛くて、レスキューを飲んだがそれでも少しは楽になる程度でずっとベッドに寝ていたら、よっぽど完治をあきらめたほうがおいしいものも食べられるし痛み止めもマックス飲んで痛みを完全になくすこともできるからそのほうがいい、などという変な気を起こさせる始末であった。今日は一日前向きになれず、独りでひっそりと泣いていた。

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著者プロフィール

みづき
1970年東京生まれ、女性。既婚。子供はなし。米国シリコンバレーのIT企業のCFO、および日本のコンサルティング企業の役員としてそれぞれ在職中。2006年1月、米国西海岸(シリコンバレー)在住中に癌を告知され、急遽帰国しました。現在は東京・新富町(築地の近く)の自宅にて末期直腸癌(ステージⅣ)で闘病中です。
この写真は、2005年12月8日、サンフランシスコのお世話になっている弁護士事務所のクリスマスパーティに出席したときのもの。これが最後の飲み会でした・・・。お酒をこよなく愛した私も、お正月以来一滴も口にしていません・・・。また飲める日が来ると信じてがんばります!