西洋医学に見放され、余命1年の宣告にも負けず、自己治癒力で勝負しています
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西洋医学のお医者様は私が元気なのが不思議らしい(笑)

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<写真の説明>親戚が送ってくれた手作りのクッキー(ココナッツクロケットとアーモンドクロケット)とカボス。親戚は宮崎県でケーキ屋を経営しているので、クッキーはさすがプロの味!!

今日は緩和ケアの外来であった。2週間前にMSコンチン(モルヒネ)増量の許可が主治医から出たが、結局増量しないで110mg/日のペースでこの2週間過ごした。その代わり散歩にもぜんぜん出られなかったのだが(^^;)・・・。歩いたりお風呂に入ったり、とにかく血流が良くなることをすると痛くなるので困ってしまう。しかし1日3時間のダウンを許容できるならば、モルヒネを増量せずに、しかもそれほど苦痛なくやり過ごせるのだ。

最近はこのジレンマに陥っている。というのも、今まで散歩に出るためにモルヒネを大幅にアップしたのに、結局はたいした効果がなく、痛みが多少軽くなっただけで、散歩に出られるようにはならなかったからだ。そしてそうこうしているうちにまた量が不足してきて、痛くて散歩に出られなくなる・・・散歩に出るためには増量が必要・・・この繰り返しだったからだ。散歩に出られなくなってからのこの3ヶ月間を振り返ってみると、散歩にはほとんど出られず生活の内容はぜんぜん変わっていないのに、モルヒネの量だけはしっかり増えているのだ。

ところで、実際にはあまり笑えないことなのだが、私は思わず笑ってしまうことがある。どうやら西洋医学のお医者様たちは、私が未だに元気にしていられることが不思議らしい。今日も言われたのだが、最近必ず緩和ケアに行くと、入院をしたときの話になる。C先生はもうすぐ私が入院を余儀なくされる状態になると思っているのだろうか?先週のストーマ外来の看護師さんも同じようなリアクションであった。ストーマ外来は3ヶ月ぶりだったのだが、予想外に元気なことに少々驚いていた様子であった。3ヶ月も経ったのだから、もう少し衰弱していると思っていたみたいだ。活性リンパ球療法のSクリニックの先生及び看護師さんたちも、そろそろ私が入院することになると思っているようである。とにかく今まではそんな話にならなかったのだが、ここ最近になって彼らの言葉の中に「入院」という言葉が頻出するようになってきたのだ。

まあそう思ってしまうのもしょうがないのかもしれない。だって一応西洋医学的には、末期がん発覚後1年半経っている私は、そろそろこの世とおさらばする状況になっているはずだからである。

でも天邪鬼な私は、このように思われれば思われるほど、期待を裏切ってやりたい気持ちになるのである(笑)。最近は以前にも増して、俄然克服してやろうという気になってきている。早くガンを消滅させて、ガンが消えたCT画像を見せて回りたい!

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著者プロフィール

みづき
1970年東京生まれ、女性。既婚。子供はなし。米国シリコンバレーのIT企業のCFO、および日本のコンサルティング企業の役員としてそれぞれ在職中。2006年1月、米国西海岸(シリコンバレー)在住中に癌を告知され、急遽帰国しました。現在は東京・新富町(築地の近く)の自宅にて末期直腸癌(ステージⅣ)で闘病中です。
この写真は、2005年12月8日、サンフランシスコのお世話になっている弁護士事務所のクリスマスパーティに出席したときのもの。これが最後の飲み会でした・・・。お酒をこよなく愛した私も、お正月以来一滴も口にしていません・・・。また飲める日が来ると信じてがんばります!