西洋医学に見放され、余命1年の宣告にも負けず、自己治癒力で勝負しています
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この変化をどう捉えるべきか悩みどころ

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実は私は最近起こったある変化をどう捉えてよいかで悩んでいる。いつからそうなったのか正確には分からないが、最近本物の肛門のほうから出ていた少量の便(私は便かすと呼んでいた(^^;))が出なくなったのだ。

ちなみにその便かすというものは、元々は出ていなかった。ストーマの手術後いつからだったか出るようになったのだ。ストーマの手術を受けた当時、私は本物の肛門からは今後一切何も出ないものと思っていたので、最初見たときはいったい何が出てきたのかとびっくりしたが、主治医に聞いてそれが便かすだということを知った。私のストーマはS字結腸に造設されている双孔式ストーマなのだが、本物の肛門からストーマまでの短い腸は使っていなくても生きているので、細胞の入れ替わりによって古くなった細胞が便として排出されるのだ。便カスとは、その量があまりにも微量なので、私が勝手に名づけたものである(笑)。

今まではほぼ毎回トイレに行くたびに便かすが出ていた。出る頻度については毎回が妥当なのかどうかは分からないが、とにかく上記から考えると、便カスが出ることは至極当然のことといえる。手術直後に出ていなかったのにしばらくしてから出るようになったのも、腸が正常に動き出したからであろう。そう考えるとやはり便カスが出ることは好ましいことと考えられるのだが、それが最近まったく出なくなってしまったのだ。おなかにいくら力を入れてもぜんぜん出てこないのである。よって普通に考えると異常事態だと思えるのだが、それによって特に身体の調子が悪くなったという自覚症状がないので、私も来週のSクリニックと緩和ケア両方で聞けばいいやなどと悠長に構えているが、いったいこの変化をどう捉えるべきか悩んでいる今日この頃である。ストーマの方で便カスについて何かあったらぜひコメントいただきたい。

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(417) 私を天国にも地獄にも行かせるもの、それはうんち。
(418) やっかいな鈍痛・・・
(420) 思えばストーマにすれば痛みとおさらばできるはずだった
(421) すべてがずれていて冴えない一日だった・・・
(422) とうとうCT検査を受けることにした
(423) 大変革のためただいま苦しんでいる真っ最中

著者プロフィール

みづき
1970年東京生まれ、女性。既婚。子供はなし。米国シリコンバレーのIT企業のCFO、および日本のコンサルティング企業の役員としてそれぞれ在職中。2006年1月、米国西海岸(シリコンバレー)在住中に癌を告知され、急遽帰国しました。現在は東京・新富町(築地の近く)の自宅にて末期直腸癌(ステージⅣ)で闘病中です。
この写真は、2005年12月8日、サンフランシスコのお世話になっている弁護士事務所のクリスマスパーティに出席したときのもの。これが最後の飲み会でした・・・。お酒をこよなく愛した私も、お正月以来一滴も口にしていません・・・。また飲める日が来ると信じてがんばります!