西洋医学に見放され、余命1年の宣告にも負けず、自己治癒力で勝負しています
総アクセス数:24,744,674

結婚 (けっこん)

ケロイド体質

それにしても、ガンになって自分が案外不健康だったということに大いに気づかされた。35年間、盲腸以外これといった病気はしたことなかったので、自分は健康そのものだと思っていたが、どうやら勘違いだったようだ。なんと今日は自分が「ケロイド体質」であることが発覚。がんセンターに入院していたとき、同室のお姉さんが手術の傷跡の治りが悪く「私ケロイド体質なのぉ」と何度も何度も繰り返し嘆いていたが、私にとってはまさに他人事だった。だって、私の傷跡を見た医者も看護師さんも誰もが「傷口はきれいですから大丈夫ですよ」と口をそろえて言っていたから。それがいつ頃からだろう。なんとなく傷口が赤く腫れ上がってきたのだ。そして [… 続きを読む]

さらに追い打ちをかける医者からの一言

前日半分抜糸、今日全部抜糸し、明日からはシャワーも浴びていいと言われた。手術からたったの8日で、ものすごい回復力だ。この回復力は別に私にだけ特別備わっているものではなく、どの人間にも備わっているものだ。心も明るく、食欲もあり、元気に散歩や階段昇降もでき、便が出にくいことと夜あまりよく寝られないことだけを除けば、健康な人となんら変わらない。 このように外科的な治療はほとんど終了したところで、私の場合は、今後抗ガン剤治療をしていかなければならないので、外科から内科にバトンタッチになった。内科医から今後の治療方針について説明があるので来てほしいと言われ、主人と母と3人でミーティングルームへ向かった。 [… 続きを読む]

もう手術したくない!

実は今日は私の36歳のバースデー。友達からおめでとうメールをたくさんもらった。お花も届いた。その中にな・なんと主人からのお花もあった!びっくり!結婚前はお互いにプレゼントしあっていたのだけど、結婚してからはプレゼントはなく、素敵なレストランでお食事、というのが定番になっていたのだ。それが結婚後はじめて主人からプレゼントをもらった。しかも素敵な花瓶付で。すごくうれしかった。これもガンに感謝かな。 サイモントン療法の中でも”ガンになって受けた恩恵を列挙せよ”というメニューがあるが、けっこうこう考えてみるとガンになって受けた恩恵というものがたくさんある。このブログを書いていても「ガンに感謝かな」とい [… 続きを読む]

人生でやり残したことは?と言われればこれ

mikiapples.jpg
長野在住の友人が送ってくれたりんご 私はバラエティ番組はめったに見ない。どうも根っからのビジネスウーマンのようで、だいたい私が好んで見るTV番組は、ビジネスや経済番組が多い。中でもビジネスで成功した人の話は大好きで、最近ではよく日曜日の夜9時54分から12チャンネルでやっている「ソロモン流」や同じく12チャンネルの月曜日夜10時からの「カンブリア宮殿」という番組を見ている。ビジネス系以外では旅行番組が好きだ。一番のお気に入り番組は、土曜日の夜6時半から10チャ [… 続きを読む]

夫婦二人三脚での仕事

givingthetree.jpg
<写真の説明>アメリカの友人から届いた素敵な絵本 今日はクリスマスイブだというのに、朝から痛みがひどく憂鬱なスタートを切った。午前中は痛みで動けずずっとベッドでダウン、このままでは昼食もままならないと思い、とうとうレスキューのオプソを服用した。オプソ服用でようやく動けるようになったので、急いでお昼を食べ、体調が良いうちにと仕事を開始した。 ここ最近の我が家は仕事で少々慌しい。久しぶりのビッグ [… 続きを読む]

バーチャル新年会(^^)

先週の金曜日は焼き鳥屋での銀行の飲み会だったが、今日は大学のゼミの新年会だった(当然私は両方とも欠席)。ちょうど今頃宴たけなわかなと想像していた夜9時ごろ、ゼミ代表のA君が電話をくれた。そして今日出席した13人全員と電話で話すことができた。一人当たり2分ずつぐらい話したので(電話で2分はけっこう長い)、30分ぐらい電話で話していた。おかげでその間は痛みを忘れることができた。しかも最後にはA君の「せーのー」の掛け声とともに「みづきーーーがんばれーーー!!」というみんなからの応援の声。うれし涙どころか、大笑いだった(爆)。今日はA君の計らいのおかげでみんなと電話で話せて、少しの時間ではあったけど楽 [… 続きを読む]

これは単なる倦怠感?それとも薬の副作用?それとも精神病?

今朝、口論というほどではないが、少し主人と議論になった。私がやっていた事務仕事を主人が代わりにやるようになって1年が経ち、ただでさえ嫌いな事務仕事をやらなければいけない上に、自分の好きなシステム開発が思うようにできない現状に主人のストレスも再度ピークに達してきたようだ。再度と書いたのは、過去に一度ピークに達したことがあったからだ(2006年11月29日の記事参照)。そのときは開発に集中するための仕事部屋を借りたことで問題解決できたと思ったのだが、多少は改善したとはいえ肝心の事務量が減らないため、結局はシステム開発の時間を捻出できず主人のイライラは完全には解消されなかった。 そこで現在持ち上がっ [… 続きを読む]

体力に自信なくなっちゃった

yuutan.jpg
<写真の説明>3歳の甥からの誕生日プレゼントは私の顔が描かれたお絵かき付のハンガー(^^) 今日はすでに事務所の賃貸契約を交わしたマンションの上層階の実際の部屋がオープンモデルルームで見られるというので、家やインテリアを見るのが大好きな私と主人と義母3人で見に出かけた。このマンションはオール賃貸だが元々分譲用として設計されたものであるため、賃貸の割には豪華なつくりになっており、さらに高層階からの眺望も加わって、見ている [… 続きを読む]

久しぶりのショッピングでストレス解消

sakura.jpg
<写真の説明>主人からの誕生日プレゼントは桜だった。16日にもらったときはつぼみだけだったのだが、3日で一気に満開に。もう今日は散り始め、青い葉が出てきた 私のストレス解消法はショッピングだったのだが、思えばガンになってからのこの1年、食料品以外に自分のために買ったものは何もなかった。忘れもしない、最後に買ったのは、アメリカでクリスマスセールのときに買ったジーンズだ。結局はセール品でいいのがなくて定価の物を買ったのだが [… 続きを読む]

かなり厳しい現実

タイトルはみづきが付けました。 実は、前回のブログをアップした翌26日朝はみづきの号泣から始まりました。 朝の回診時に担当医から、腸閉塞の改善は今後も無い可能性があり、その場合は、もう永久的に腸の運動を止める処置をし、口からの食事をせずIVH(中心静脈からの高カロリー投与)の点滴で命を繋ぐ事になるとの話を受けたからです。 もう、一生まともな食事ができないかも知れないという状況は、さすがに精神的なダメージが大きく、さすがのみづきも、かなり落ち込んでしまいました。前日にはブログの記事も書く気力もでて、院内でのウォーキングもスタスタ歩けるくらい、入院はして [… 続きを読む]

頭を完全に空っぽにすると言う欲求の体験

misakisk.jpg
先日結婚したゼミの友人からオレンジ色のグラデーションのとっても素敵なカシミヤのストールをもらいました。 今日は思考を変えてちょっと面白い話をしてみます。 それは一切の音や情報を頭の中に入れたくない、頭を完全に「無」の状態にしたいという欲求の体験です。腎ろう手術の後、脳がおかしくなりトランス状態になっていた私でしたが、それも数日で収まりました。ようやくまともな思考が戻ってきた頃、とにかく世の中の全ての音、情報などが頭に入ってくるのがとてつもなく嫌で、ただただ何も考え [… 続きを読む]

音楽会に参加できました

夫の代筆です。 ブログの更新が空いてしまいました。と言いますのも、ここ数日、私自身がダウンしてしまいました。 みづきの危篤状態以降、きちんと睡眠がとれていなかったからなのかも知れません、38度5分まで熱が上がると、看病に行きたいと思っていても身体が動かないものですね。みづきと結婚して今日で8年と6ヶ月になりますが、どんなに身体が動かなくともご飯を作ってくれる人が居ないという状況は独身時代以来、久々の体験でした。身体もそうですが、同時に頭も動かないので、かえってあれこれ考える事無く、寝続ける事ができたのは、この状況下に於いて、却って良かったのかも知れません。幸い、ダウンしていた間に、みづきの異変 [… 続きを読む]

安らかに息を引き取りました

200808002.jpg 【写真】みづきが書いた七夕短冊です。昏睡状態から覚醒した直後あたりの時期で意識朦朧や手足麻痺が残る中、自分の事ではなく「願い事はただ一つ。家族の健康と幸せ」との願いが書かれてありました。 先日(8月23日)午後6時43分。みづきが他界しました。 私、夫と父母の3人が見守る中、あまりにも安らかな死でした。その日の朝6時頃、血圧、体温、脈拍も計測困難で呼吸が浅くなり、そろそろかもという段階まで一度は行ったものの、その後自然に持ち直して、日中、一時は血圧92までにも回復し、一度だけこちらに話しかけて [… 続きを読む]

闘いの終焉

2008end.jpg 【写真】オーストラリアの自然遺産フレーザー島で撮りました。美しい自然が豊富にあり、また行きたい場所のひとつでした。 みづきが亡くなってから一週間が経ちました。厳密には、今記事を投稿している15分後に、みづきの人生最後の呼吸を終えました。 みづきが病院を出る際、今までみづきに携わってくださった先生方、看護師さん、ボランティアさん皆さんが最後のお別れに来てくださいました。悔いの残らない闘病とする為の要素のひとつとして、病院や医療スタッフからの接され方も重要だと思います。納得が行くまで辛抱強く説明してくれた [… 続きを読む]