西洋医学に見放され、余命1年の宣告にも負けず、自己治癒力で勝負しています
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体力に自信なくなっちゃった

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<写真の説明>3歳の甥からの誕生日プレゼントは私の顔が描かれたお絵かき付のハンガー(^^)

今日はすでに事務所の賃貸契約を交わしたマンションの上層階の実際の部屋がオープンモデルルームで見られるというので、家やインテリアを見るのが大好きな私と主人と義母3人で見に出かけた。このマンションはオール賃貸だが元々分譲用として設計されたものであるため、賃貸の割には豪華なつくりになっており、さらに高層階からの眺望も加わって、見ているだけでとても楽しかった。なぜか不動産会社の担当者がノリノリで、次から次へと部屋を案内してくれるものだから、最終的に6部屋も見て1時間半ぐらい寒いところにいることになってしまった。さすがに最後のほうは冷えてお尻が痛くなってきてしまったが、暖かい我が家に戻ってきたらすぐに回復した。そこで改めて自然の太陽の恵みのすばらしさを感じた。モデルルーム見学中も北向きの部屋と南向きの部屋の温度差は顕著だった。モデルルームを見ていたときは「あー、いいなーこんなところに住みたいなあ」を連発していたが、ごちゃごちゃした狭い部屋でも、暖かくて暖房の要らない我が家に戻ってきたとき、あーやっぱりこっちのほうがいいやと思った。太陽の恵みに勝るものはない。

痛みのほうは回復したといっても完全ではなく、少し疲れたのもあってベッドに横になった。横になっていたら痛みのほうはかなり和らいできた。しかしなぜだかものすごく疲れていて、痛みというより疲れで起き上がれなくなってしまった。結局4時に横になって、起き上がれたのは4時間後の8時だった。

ベッドに横になりながら私は情けなさを感じていた。同じようにモデルルームを見て帰ってきて、食後、義母は休憩することなくすぐに洗い物だのその他の家事をどんどんこなし、主人も仕事を開始している。なのに私だけすっかり疲れきってしまって、起き上がることもできない。銀座のデパートに散歩がてら出かけて2時間歩いても平気で帰ってこれるなど、体力には自信をつけていた矢先だったので、今日のこの疲れはものすごく不思議かつショックだった。6月にいとこの結婚が決まり、軽井沢での挙式に出席するのを楽しみにしているのだが、今日のようにこんな2時間弱のモデルルーム見学で疲れてしまうようでは、とても軽井沢の往復は無理だ。そう思ったらさらに悲しくなってしまった。やっぱりまだまだ私は病気なのだろうか?ちっとも調子は良くなっていないのだろうか?だんだん3日前の検査結果でつけていた自信を失いつつある・・・。                         

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著者プロフィール

みづき
1970年東京生まれ、女性。既婚。子供はなし。米国シリコンバレーのIT企業のCFO、および日本のコンサルティング企業の役員としてそれぞれ在職中。2006年1月、米国西海岸(シリコンバレー)在住中に癌を告知され、急遽帰国しました。現在は東京・新富町(築地の近く)の自宅にて末期直腸癌(ステージⅣ)で闘病中です。
この写真は、2005年12月8日、サンフランシスコのお世話になっている弁護士事務所のクリスマスパーティに出席したときのもの。これが最後の飲み会でした・・・。お酒をこよなく愛した私も、お正月以来一滴も口にしていません・・・。また飲める日が来ると信じてがんばります!