西洋医学に見放され、余命1年の宣告にも負けず、自己治癒力で勝負しています
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ケロイド体質

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それにしても、ガンになって自分が案外不健康だったということに大いに気づかされた。35年間、盲腸以外これといった病気はしたことなかったので、自分は健康そのものだと思っていたが、どうやら勘違いだったようだ。なんと今日は自分が「ケロイド体質」であることが発覚。がんセンターに入院していたとき、同室のお姉さんが手術の傷跡の治りが悪く「私ケロイド体質なのぉ」と何度も何度も繰り返し嘆いていたが、私にとってはまさに他人事だった。だって、私の傷跡を見た医者も看護師さんも誰もが「傷口はきれいですから大丈夫ですよ」と口をそろえて言っていたから。それがいつ頃からだろう。なんとなく傷口が赤く腫れ上がってきたのだ。そしてときたまヒリヒリする。でもこれは外科的なものだからいずれ治るだろうと楽観視していた。ところが、今日A先生の外来でがんセンターへ行って傷口を見せたところ、「あー、これは完全にケロイドだな。」「先生、そのうち治りますか?」「いや、これは一生治らないよ」「え?まじですか?」「でも気にする必要ないよ。見栄えだけの問題だから」「そうですか・・・」

がーん!私もあのお姉さん同様ケロイド体質だったとは!!??まあもう私の場合結婚しているし、今更見栄えを気にする必要もないので、その点はあまり気にはしていないが、でもちょっといやだなあ。悪化しなければいいが、さらに太く腫れ上がってくる場合もあるという。それだけは勘弁して欲しい。とまあ、とにかく新事実が次から次へと出てくるものだ。今までの35年間の自分の健康にすっかり自信を失ってしまった(^^;)。ちなみに体調は昨日と変わらず。痛み止めを飲まない日をさらに更新している。ゆえーい。

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(30) 食事開始、一般病棟へ
(33) 下手に痛いなどと言うべからず
(31) 神経性頻尿
(32) 病人でもおしゃれは重要!?
(35) さらに追い打ちをかける医者からの一言

著者プロフィール

みづき
1970年東京生まれ、女性。既婚。子供はなし。米国シリコンバレーのIT企業のCFO、および日本のコンサルティング企業の役員としてそれぞれ在職中。2006年1月、米国西海岸(シリコンバレー)在住中に癌を告知され、急遽帰国しました。現在は東京・新富町(築地の近く)の自宅にて末期直腸癌(ステージⅣ)で闘病中です。
この写真は、2005年12月8日、サンフランシスコのお世話になっている弁護士事務所のクリスマスパーティに出席したときのもの。これが最後の飲み会でした・・・。お酒をこよなく愛した私も、お正月以来一滴も口にしていません・・・。また飲める日が来ると信じてがんばります!