西洋医学に見放され、余命1年の宣告にも負けず、自己治癒力で勝負しています
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今日から緩和ケアスタート!

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予定通り朝9時に聖路加国際病院へ行った。午前中は主治医(消化器外科)に緩和ケア科への紹介状を書いてもらい、午後の緩和ケア科の予約が3時になったので、お昼に3時間ぐらい一度家へ帰ってきたとはいえ(家が近くて助かった!)、なんとすべてが終わって最後に家に帰ってきたのが夜の7時!今日は完全な病院デーになってしまった。しかし、やはり今日緩和ケア科に行っておいて良かったと思う。何しろ、気分的な安心感というものを得られたのは大きい。早速いろいろな痛み止めの薬を処方され、予想通り薬漬けになってしまったが、24時間いつでも電話で相談できる直通電話番号をゲットできたので、これからは夜中に独りでくよくよ悩む必要はない。

ちなみに今日私に処方されたものを列挙すると

・ボルタレン錠 25mg(痛み止め、1日3回)

・デュロテップパッチ 2.5mg(医療用麻薬、3日ごとに貼替)

・オプソ内服液 5mg(レスキュー痛み止め、頓服)

・ガスコン錠 40mg(ガスの発生を抑える、1日3回)

・ネリプロクト軟膏 10g(肛門に塗る、必要に応じて)

・タケプロンOD錠 30mg(胃薬、1日1回寝る前)

・ランドセン錠 0.5mg(抗てんかん剤だが、私の場合は痛み止めとして、1日1回寝る前)

こーんなにたくさんの薬をもらってしまった(^^;)。これ以外にすでに飲んでいる酸化マグネシウムやその他のサプリなどがあるので、もう一日中薬を飲んでいる感覚だ。とにかく薬嫌いで、ただでさえ今までの量でも辟易していたというのに、またもやどっさりと飲まなければいけない薬が増えてしまって、かなりいやになっている。しかし、これも痛みをとるためだ。しょうがない。

早速手始めに、帰宅後早々医療用麻薬のデュロテップパッチを太ももに貼った。3日間貼りっぱなしなので、皮膚がかぶれないか心配だが、笑えるのは、貼りかえる日を忘れないように、何月何日何時に開始して何月何日何時に貼りかえるというシールが太ももに貼られていることだ。これはけっこう笑える(^^)。とりあえず今日の夜7時に貼って、今が夜の12時だからちょうど5時間経ったわけで、そういう意味ではちょうど効果が出てくる頃だ。その効果が出ているのか、それともたまたま今日は調子がいいのか分からないが、今のところは昨日に比べて格段に調子がいい。昨日の夜は結局痛くて眠れずオキシコンチンを飲むに至った。飲んだ後少し効いて眠れたものの、3時間ぐらいで切れてしまいその後はまた痛くて眠れなかった。

ところで、誤解されるといけないので、緩和ケアについて簡単に説明しておこうと思う。というのも、緩和ケアと聞いて、とうとうみづきも最期を迎えるときが来たのか・・・などと悲観してしまう人がいては困るからだ(爆)。確かに緩和ケアとかホスピスとかいうと、昔は末期がん患者が最期を穏やかに迎えるための施設であった。もちろん現在もそういう場所であるのだが、しかし今はそれだけではない。「緩和ケア」という文字のごとく、患者の苦しみを和らげる手助けをしてくれるところなのである。そして苦しみというのは何も痛みだけではない。例えば子供がいる人であれば今後の子供の教育についてとか、金銭的に余裕がない人であれば経済的な悩みであるとか、社会的に地位がある人であればそういうことに対する悩みであるとか、働いている人であれば仕事に対する悩みであるとか、とにかくガンになると痛み以外にもいろいろな苦しみや悩みが出てくるわけで、そういうことすべてをひっくるめて「苦しみをやわらげてくれるところ」なのである。だから、緩和ケア科には痛みの専門家だけではなく、精神科医や心理療法士、ソーシャルワーカーなどといったスタッフがそろっているのである。そしてたまたま私の苦しみは痛みだけだったので、痛みを緩和してもらおう、とまあこういう話なのである。よってまったく悲観する必要はなく、むしろ私にとっては積極的治療とさえ言えるのである。

現になんとなく自分の中では、今日から新たにスタート、というような、そんな気持ちになっている。とにかく痛みをとって、心の安定を保ち、きちんとした生活ができるような状態に戻すことが先決だ。薬の量を減らしたり、そういうことを考えるのは、その次だ。とりあえず来週の緩和ケア科の外来までの1週間、薬漬けの生活(笑)をがんばってみようと思う。今まで医師の処方どおりきちんと痛み止めを服用していなかったので、今回きっちりと言われたとおり服用し、どのぐらい痛みが軽減されるのか、今から少し楽しみだ(^^)。

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著者プロフィール

みづき
1970年東京生まれ、女性。既婚。子供はなし。米国シリコンバレーのIT企業のCFO、および日本のコンサルティング企業の役員としてそれぞれ在職中。2006年1月、米国西海岸(シリコンバレー)在住中に癌を告知され、急遽帰国しました。現在は東京・新富町(築地の近く)の自宅にて末期直腸癌(ステージⅣ)で闘病中です。
この写真は、2005年12月8日、サンフランシスコのお世話になっている弁護士事務所のクリスマスパーティに出席したときのもの。これが最後の飲み会でした・・・。お酒をこよなく愛した私も、お正月以来一滴も口にしていません・・・。また飲める日が来ると信じてがんばります!