西洋医学に見放され、余命1年の宣告にも負けず、自己治癒力で勝負しています
総アクセス数:25,385,495
570

麻薬大増量の効果も1日限りでとほほです・・・

次の記事 | 目次
とにかく痛みを取らないことには何も始まらない!ということで一昨日決断・実行した麻薬大増量でしたが、その効果も1日限りでなんだか雲行きが怪しくなってきました・・・。大増量の翌日はそれまでの状態があまりにもひどかったので、今までに比べれば・・・ということですべてに効果が出たように感じたのだと思います。しかしもうある程度痛みが軽くなってしまった昨日になってくると、またちょっとの痛みでも耐えられなくなってきて、結局昨日はレスキューこそ使わなくとも、なんだかんだいろんな手段を使って痛みをだましだましやり過ごすだけの1日になってしまい、1日を振り返ってみて「今日は快適だったね」という言葉は決して出て来ない1日となってしまいました。痛みを理由にやらないという状況を作らないために実行したことなのに、就寝前のお散歩も痛みを理由にやらないで寝てしまうという状況でした。

ブログを書いている今のこの状態も、実はレスキューを飲んで痛みを抑えた直後でやっとできたものです。今日はもう朝から痛くて痛くて、ホットパックで温めたり音楽を聴いたり寝たりして時間を費やしてきましたが、4時間そんな我慢をした後でやはりお昼に限界がやってきました。お尻も温めすぎて感覚が変になってきたし、音楽にも集中できないし、ましてやもう寝過ぎでこれ以上眠ることも出来ません。これではお昼ご飯も食べられないしまた何も行動できないし、それにそもそも涙が出るほど痛くなってきたのでレスキューを飲むことにしたのでした。

恐らくこれを読んでいるみなさんの多くは「なんでもっと早くレスキュー使わないの?」と思われると思うのですが、ここが悩ましいところでして、まず私の場合レスキューの持続効果がものすごく短いということがあります。服用後たったの2時間でストーンと切れてしまうのです。よって、服用後おおよそ10分で少し効果が感じられてきて20分でほぼ完全に効いてくるのですが、やはり今までさんざん我慢してきたので、痛みがなくなってきたからといって「さあすぐに行動だ!」というわけにはなかなかいかず、起き上がって何かしようかなと思う時にはすでに1時間ぐらい経ってしまっていて、そうなるともうあと1時間しか残されていないわけです。こういう事情がありますので、この貴重な1時間を最大限有効活用できるようにぎりぎりまで我慢してしまうというわけです。

それからもう一つの理由は、いつも言っている副作用ですね。痛み止めは飲めば痛みが軽くなって幸せ!ってだけなら何も躊躇せず使うのですが、必ず使ったら使った分だけ便秘の副作用で苦しみます。便秘も普通の人なら下剤などで割と簡単に調節がつきますが、私の場合は直腸癌でしかも現在は腸閉塞気味でそもそもそれでさんざん悩んできた人ですから、普通の人のようにはいかないのです。実際すでに今日がその状態で、昨日から便が出ず悩んでいます。そしてそれがまた別の痛みを発生させるのです。

しかしたったの3日間ですので確実には分かりませんが、結局今もレスキューを飲んだからブログを書けている、つまりこのようにレスキューが威力を発揮するということは、まだまだ麻薬の量が十分でないということなのでしょうね。もう一段階ベースアップが必要なのかもしれません。ああ、私に投与される麻薬の量はいったいどこまでいったらストップしてくれるのでしょうか・・・。そして痛みが取れる、いわゆる「適量」っていうやつは私にはあるのでしょうか・・・?

ああ、肛門が痛い・・・仙骨付近が痛い・・・腰が痛い・・・お腹が痛い・・・痛いよぉ・・・(涙)。

それでは今日はこの辺で。次回またお会いしましょう。

続きの記事へ
旧コメント | 目次
記事投稿日:
タグキーワード(AIで自動作成しています)
記事公開当時のコメントは上記「旧コメント」から御覧ください。新たなこの記事のご感想やコメントはTwitterハッシュタグ「みづきの記録」もしくは、フェイスブックのコメントへお寄せください。

続きの記事

(571) 24時間対症療法している生活
(572) 痛みを取るためにもうどうにでもしてくれ~とお願いした結果・・・
(573) やはりもう私は一生食事の摂取はできないようです・・・
(574) とにかく笑って過ごすことだけを考え実行しています
(575) 完全に麻薬にやられ起き上がれなかった週末でした
(576) とりあえずポートの手術を無事終えました

著者プロフィール

みづき
1970年東京生まれ、女性。既婚。子供はなし。米国シリコンバレーのIT企業のCFO、および日本のコンサルティング企業の役員としてそれぞれ在職中。2006年1月、米国西海岸(シリコンバレー)在住中に癌を告知され、急遽帰国しました。現在は東京・新富町(築地の近く)の自宅にて末期直腸癌(ステージⅣ)で闘病中です。
この写真は、2005年12月8日、サンフランシスコのお世話になっている弁護士事務所のクリスマスパーティに出席したときのもの。これが最後の飲み会でした・・・。お酒をこよなく愛した私も、お正月以来一滴も口にしていません・・・。また飲める日が来ると信じてがんばります!