西洋医学に見放され、余命1年の宣告にも負けず、自己治癒力で勝負しています
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浮腫が解消されるどころかひどくなるばかりでブルーです・・・

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<写真の説明>趣味で日本画を習っている叔母がくれました。おかげで病室がさらに明るくなりました。ちなみにモデルは私ではありません(^^)。

毎日このひどい浮腫をどうすれば解消できるか考えている私ですが、相変わらず原因も分からず、しかもどんどんひどくなっていくばかりでブルーになっています。先週末は確実に月曜日から利尿剤を開始しようと思っていたのですが、そういう時に限って尿量が増え始めよい兆しが見え始めるので、またもや先延ばしにして自力での改善を試みました。先生も様子見で良いという判断でした。でも結局結果はちっとも浮腫が解消されませんでした。なぜ浮腫を心配するのか先生に聞いたら、浮腫がひどくて動きづらくなってくると私の動きが制限され、ひいては筋力や代謝の低下を招く事、最終的には胸水が溜まるのを恐れているとのことでした。一応まだ現状では浮腫によって私の動きがひどく制限されている事はありませんし、胸水についても今のところ大丈夫なようでほっとしました。だから余計に胸水が溜まっていないうちに利尿剤を使わず解消したいのですが、なかなかうまくいきませんねえ・・・。時間をかければなんとか解消しそうな気はするのですが、あとはそうしている間に胸水が溜まらないでいてくれるか、懸念はその1点だけです。すべてに共通する事ですが、悪くなるのはあっという間なのに、それを回復させるのにはものすごく時間がかかるという事です。普通の人でもそうなのに、私の場合以前よりも代謝や全身状態が悪くなっているのでなおさらです。胸水は完全に治すには一度細胞を乾かさないといけないそうで、ですからせっかく乾いたのに再度濡らしてしまうと回復にもの凄く時間を要するようです。一時フルフルになった私の右肺の胸水ですが、何が良かったのか分かりませんがとにかく折角かなり減ったのですから、これをなんとしてもキープしなければなりません。ですから明日にでも利尿剤を検討しようと思います。

話は変わって、まだ今日もなんとなく目が腫れている私ですが、昨日は一日中いろいろな理由で泣きまくりで、夕方には目が半分開かないくらい腫れてしまいました(涙)。最初に泣いたのは痛みが原因でした。今もそうですが一番やっかいな鈍痛が続いていて、リンパマッサージ師の言葉では「麻痺が解消されてきている=良くなってきている証拠だから再度麻痺させないためにもなるべく麻薬は使わないでほしい」ということなので、ついそれを信じて我慢してしまう私なのです。これが我慢できないほどの痛みであれば私だって迷わずレスキューを使うのですが、一番やっかいな「なんとか我慢できる鈍痛」なものですから・・・。昨日も結局一度は痛みで泣きましたが、それからは痛みを感じている暇がないほど矢継ぎ早にいろいろな人が病室に入ってきて、そうこうしているうちにレスキューを使うことなく就寝の時間になりました。鈍痛は常にありましたが寝られないほどではありませんでしたからOKでした。

次に泣いたのは、担当の先生の午前の回診中に感情が高ぶっての涙でした。話す内容がどうしても複雑な内容になりがちなので、最近は自分の考えを説明しながらつい泣いてしまう事が多くなっています。

次の涙は感謝感激&お別れの挨拶の涙でした。毎週月曜日の午後はリフレクソロジーのボランティアさん(ボランティアと言ってもプロの方)にやってもらう日なのですが、午前中に担当の先生から早ければ今週の金曜日の退院を検討してほしいと言われたため、そうなると昨日の月曜日が最後の日となってしまうので、今までの長期にわたる感謝の気持ちを述べお別れの挨拶をしていたら涙が溢れてきてしまったのでした。

次は再び感情高ぶっての涙でした。月曜日の午後は総回診なので、またもや先生方と話をしていたら泣いてしまいました。

最後の涙は再び感謝感激&お別れの挨拶の涙でした。昨日は精神的にも肉体的にもボロボロでほとんど寝ていたため腰痛がひどくなってしまい、病棟のボランティアさんにマッサージをしてもらったのです。泣くまでの経緯はリフレ同様です。でもそう考えると、ボランティアさんは週に一度しか会えないので、退院が近くなってきたこれからは、ボランティアさんに何かしてもらう度に大泣きする事になるでしょうね(^^;)。目が腫れて大変ですが、良い涙だからよしとしましょう。

今日の調子ですが、こうしてブログを書くだけの気力は何とか戻っています。でも鈍痛は相変わらずで、常にレスキューを飲もうか飲むまいか検討しているような状態です。まあたぶん今日もそうこうしているうちに痛みをうまくやり過ごし、レスキューを使わずに終わる事になるでしょう。現実的にブログを書いている時はそんなに痛くないですし、歩いている時も痛い痛いと言いながらも時間が過ぎていってくれるし、あとは寝るのに支障がなければOKなわけですから。

あ、それと退院の話が出て私も覚悟はしていたもののドキッとしてしまいましたが、今週の金曜日というのはなさそうです。恐らく一番早くて来週の金曜日、昨日の夕方の話では場合によってはもう少し長くいられそうです。なんせ私はとにかく一日でも長く入院していたいので、退院の話は私にとっては嫌な話なのです。病院の事情もあるのでいつまでもここにいられないことは分かっているんですけどね。でもいかんせんあまりにも心地よいし、それにやはり安心度が違いますから、どうしても家に帰りたくないと思ってしまうのです。家に帰りたくないなんてあまり家族の前で言いたくないんですけどね。家族が悪い訳ではないのですが、実際頭で分かっててもそう言われるとやっぱり家族はあまりいい気持ちはしないでしょうから。それでは今日はこの辺で。次回またお会いしましょう。

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(562) ようやく浮腫改善の兆しが見えてきました
(563) 今週金曜日退院なのですが大丈夫か心配です
(564) 退院が延期となりました
(565) 何とかチャンスを生かしたいのですが無理そうで・・・ぐすん・・・
(566) 結局お小水が出ないまま迎えた週明けの心境を綴ります・・・
(567) 左の腎臓を見捨てることになりました・・・

著者プロフィール

みづき
1970年東京生まれ、女性。既婚。子供はなし。米国シリコンバレーのIT企業のCFO、および日本のコンサルティング企業の役員としてそれぞれ在職中。2006年1月、米国西海岸(シリコンバレー)在住中に癌を告知され、急遽帰国しました。現在は東京・新富町(築地の近く)の自宅にて末期直腸癌(ステージⅣ)で闘病中です。
この写真は、2005年12月8日、サンフランシスコのお世話になっている弁護士事務所のクリスマスパーティに出席したときのもの。これが最後の飲み会でした・・・。お酒をこよなく愛した私も、お正月以来一滴も口にしていません・・・。また飲める日が来ると信じてがんばります!