西洋医学に見放され、余命1年の宣告にも負けず、自己治癒力で勝負しています
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撃沈時間がなんと7時間

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<写真の説明>友人が贈ってくれた本。左の絵本は糖鎖について調べていて見つけた本らしい。糖鎖という新たな言葉が興味深い

今日は午前中にブログが書けなかったのが運のつきであった。今寝る前にようやく起き上がって書いているが、結局この時間になると痛い話になってしまう。しかも今日に至ってはタイトルの通り、7時間も撃沈するほど調子が悪かった一日であった。もちろんレスキューの塩酸モルヒネは飲んだ。にもかかわらず今日はまったくその効果が出なかったのである。原因は激しい便意だ。どうやらこの便意にはモルヒネは効かないようである。日中出かけなければいけない用事があったのでレスキューを飲んだのに、結局効かなかったので外出もできなかった・・・。夜8時ぐらいに一度空腹を覚えたが、痛みで食欲もすっかり失せてしまい、とうとう夕食を食べることもできなかった。

記録を見て7時間撃沈していたと分かり驚嘆したが、自分としてはそんなに長時間横になっていた実感はない。だからそういう意味では、この記録をつけるという習慣はすごくいいと思う。けっこう自分の気づかないところで無駄な時間を使っていることが分かることがあるからである。もし毎日忙しくてなんとなく終わってしまうと感じている人がいたら、ぜひ一度記録をつけてみることをお勧めする。現状を把握するだけでも意味があることだと思うし、きっと改善点が見出せるはずだ。

ところで昨日佐藤さんからもらったメールに書かれていた「潜在意識」についての話を掲載したが、同じメールにこうも書かれていた。

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『潜在意識的に見れば、「うまくいったかもしれない」という思いよりも、「ダメだった」という気づきの方がはるかに生産的なのです。』

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これはどういうことかというと、いわゆる「やらないで後悔するより、たとえ失敗してもやって後悔したほうがいい」ということである(と私は理解している)。まさにその通りだと思う。今までの私はどちらかというと失敗を恐れて一歩を踏み出せないタイプであった。しかしガンになってからは「当たって砕けろ」タイプに生まれ変わった。これはこのブログを最初から読んでくださっている方であれば、私がそのように変化したことにお気づきであると思う。このことも私がガンの恩恵として挙げている項目の一つであるが、それが如実に現れたのが「洗腸への挑戦」であった。挑戦前は洗腸なんかして気持ち悪くなったらどうしようとか、体調が悪くなったらどうしようとか、器具をそろえて結局使わなかったらどうしようとかあれこれ悩んでいたが、えいや!でやってみたら案外簡単でどうってことはなかった。でも洗腸(=コーヒー浣腸)といえば、結局家でできたのはブログに掲載したあの1回だけで、その後はタイミングがうまくつかめずぜんぜんできていない。便がストップするタイミングと私の体調が良いときとがうまく合わず、またパウチをつけているところの皮膚が最近少し荒れてきてしまっているので、皮膚に優しいほうのパウチを使用する必要があるからだ。洗腸用に購入した2ピースのパウチは、1ピースのよりも皮膚との接触面が頑丈にできているので、皮膚が荒れやすいのである。よってこの荒れが治らないとコーヒー浣腸を再開することができない。しかし結局パウチは同じ場所に四六時中張ることになるので治すのはなかなか困難であり、それよりも治すどころかこれ以上悪化しないように予防することすら難しい。今のところ軽い痒み程度で目だった痛みなどは発生していないが困ったものだ・・・。

ただいま夜中の12時半。やっと夜9時に飲んだボルタレンと10時に飲んだMSコンチンが効いてきて痛みが引いてきた。このぐらいの痛みになってくれれば日中も動けたのに、今日はレスキューも効かなくて本当に参った・・・。痛み止め頼りなのに肝心の痛み止めが効かないのではなすすべもない。ただただベッドで泣いて過ごすしかないのである・・・。

痛い話を書かないようにするには、ブログを午前中に書けばいい話なのだが、なぜ夜に書くかというと、このブログは家族へのその日一日の私の様子を伝える役目もあるからである。特に私の母は、1日おきに手伝いに来てくれているので、必ず朝ブログを読んで前日の様子を確認してから私の所に来る。そういう事情があるので、なるべくその日の夜にその日の私の様子を伝えるようにしているのである。しかも以前は夜になると調子が良くなったので、むしろ寝る前にブログを書くのがベストだったのである。でも最近のように、夜に必ず痛くなって起き上がれなくなるのであれば、ブログを書くタイミングを見直したほうがいいのかもしれない。なんせブログを書くことは私の最大の楽しみであるので、どうせ書くなら楽しいことを楽しんで書きたいではないか。

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(311) ガン克服の共通キーワードは「マインド」
(312) 私の大好きなお正月モードも今日で終わり
(313) びわとともに私も成長した1年だった
(314) 便意さえなければ快適なのに
(315) 最高の環境を与えられているのだから治らないはずがない
(316) 分かってはいるけどきつい質問だった・・・(^^;)

著者プロフィール

みづき
1970年東京生まれ、女性。既婚。子供はなし。米国シリコンバレーのIT企業のCFO、および日本のコンサルティング企業の役員としてそれぞれ在職中。2006年1月、米国西海岸(シリコンバレー)在住中に癌を告知され、急遽帰国しました。現在は東京・新富町(築地の近く)の自宅にて末期直腸癌(ステージⅣ)で闘病中です。
この写真は、2005年12月8日、サンフランシスコのお世話になっている弁護士事務所のクリスマスパーティに出席したときのもの。これが最後の飲み会でした・・・。お酒をこよなく愛した私も、お正月以来一滴も口にしていません・・・。また飲める日が来ると信じてがんばります!