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体質改善の兆し

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今日はちょっとうれしいことがあった。食事療法や運動、その他の療法を始めて3ヶ月弱、なんとなく体質改善されているような感じはするものの、確実に目に見える効果というものはなかったため、半信半疑なところが若干あったのだが、今日一つ目に見える形での効果を発見することができた。それは右足の親指の爪だ。実は今から3年前くらいに、まずは左足の親指の爪の真ん中ほどに、横に亀裂が入っているのに気づいた。当初は見栄えばかりを気にしていて、夏のサンダルを履く時期になっても治らなかったので、恥ずかしくてサンダルも履けないということで皮膚科に行った。そこで言われたのは「どこかに強くぶつけたりしませんでしたか?」「いえ、してないと思いますけど・・・」。原因もよく分からないまま、とりあえず半年ぐらいできれいに治ると言われ、その日は薬だけもらって帰ってきた。ところが結果はご覧の通り。3年経った今でも治っていない。しかも爪が黒っぽくなってきて、ほとんど伸びなくなってしまった。ただ、当時の私にとっては見栄えだけの問題で、痛くもかゆくもなかったので、あまり重要なこととは考えていなかった・・・。

それから1年後ぐらいだろうか。今度は右足の親指の爪も同じような状態になった。ただ右の場合は、爪は遅いが少しずつ伸びたし、黒くはならなかったので、左足ほどひどくはなかった。しかしきれいだった右足の爪も、どこにもぶつけていないのに同じようになったので、そのあたりから何か変だなあとは思い始めていた。でもまさかこれがガンのサインだったとは思いもしなかった・・・。

ようやく最近分かったのだが、これらの爪の変形の原因は、どうやら血行不良らしい。そして私は、私がガンになった最大の要因は血行不良体質にあったと思っているので、よってこれがガンのサインだったと言っているわけである。つまり、爪の変形が出始めた3年前に血行不良などの体質改善を徹底的に行っていれば、ガンにならなかったのではないかと思っている。あるいは、ガンは10年ぐらい前からすでに体内には発生しているらしいから、すでにガンになっていたのかもしれないが、だとしても当時に体質改善していれば、ここまで悪化する前にガンを退治できていたのではないかと思う。まあ過去のことを悔やんでもしょうがないので、この話はこの辺で終わりにしておくが、とにかく重要なのはその爪に今日変化が見られたということである。ほぼ中央に位置していた右足の爪の亀裂がかなり上昇し、あともうちょっとで元通りというところまでになったのである。つまり爪がちゃんと伸びるようになったということだ。しかも爪が2重?になっているのか、ものすごく分厚くて硬くて爪切りが壊れそうだったのだが、つい先ほど亀裂上部の爪がはがれ、通常通りの一枚になった。もうこれで爪切りが壊れそうになることもないであろう(^^)。まだ左足のほうは変化は見られないが、とにかく右だけでもこのように変化が出てきたので、やはりリンパマッサージなどが功を奏し、血行がよくなってきた証拠ではないかと思う。とにかく少しでも良い結果を目にするととてもうれしくなる。

実はやっぱり今日も痛くて、さっきまで泣いていた・・・(^^;)。しかも、前の痛みとなんだか性質が変わってきた気がするのである。はっきりとは分からないが、最近ロキソを飲んでも痛みが消えないようになってきた。痛み止めが弱いのが原因なのか、それとも痛みの発生源が変わったのか、それは分からない。でも一説によると、血行がよくなることで、今まで感じなかった痛みも感じるようになるとあったので、爪の件といい、もしかしたらそのせいなのかなあとも思う。だとしたら、この痛みもある意味うれしい悲鳴なのかもしれない。ぜひそうであってほしいと思う。

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著者プロフィール

みづき
1970年東京生まれ、女性。既婚。子供はなし。米国シリコンバレーのIT企業のCFO、および日本のコンサルティング企業の役員としてそれぞれ在職中。2006年1月、米国西海岸(シリコンバレー)在住中に癌を告知され、急遽帰国しました。現在は東京・新富町(築地の近く)の自宅にて末期直腸癌(ステージⅣ)で闘病中です。
この写真は、2005年12月8日、サンフランシスコのお世話になっている弁護士事務所のクリスマスパーティに出席したときのもの。これが最後の飲み会でした・・・。お酒をこよなく愛した私も、お正月以来一滴も口にしていません・・・。また飲める日が来ると信じてがんばります!