西洋医学に見放され、余命1年の宣告にも負けず、自己治癒力で勝負しています
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好転反応なのだろうか!?身体がものすごく変なのだ!!

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<写真の説明>テニス部の集まりで、テニス部一同としてもらった有機食品の数々。有機ブルーベリーは豆乳ヨーグルトをかけて食べたがとてもおいしかった!

やっぱり完全にここ最近の不調は夏バテだったようだ。まったく自業自得で情けない・・(^^;)。長い間クーラー三昧の生活をしてきたので、去年ガンになってから初めて迎えた夏は暑くてつらかった。クーラーは身体に良くないということでクーラーなしでできるだけ過ごすようにしたが、去年の時点ではまだどちらかといえばクーラーが好きであった。ところがどうしたことか今年は、クーラーを我慢するのではなく、むしろクーラーが嫌いになっていた。汗をだらだら流すことがものすごく気持ちよくて、かえってクーラーによって身体から排出されるべきものが排出されないことのほうが私にとっては耐え難いものとなっていた。だから好きでクーラーをつけないで過ごしていたのである。このように我慢していたわけではなかったので、まったくつらいという感情もなかった。よって身体としてもつらさは感じなかった。だから夏バテというのはちょっとびっくりだった。しかし現実としてクーラーを弱くつけて過ごすようになったら体調がよくなったし、食欲も戻ってきたので、やっぱりそうだったのであろう。まさか自分で自分の首を絞めていたとは・・・!!情けない!!

こうして食欲不振の原因は分かったのだが、次なる問題が起こった。前回の記事に高熱が出てそのあとすぐに治ったという話を書いたが、またそれと同じようなことが昨日起こったのだ。しかし昨日のは3日前のものとは少し違った。熱は37.2度とそれほどではなかったが、今回の特徴としてはとにかく体温調節がまったくきかなくなってしまったことである。まるで更年期障害のようであった。クーラーを26度に設定していたのだが、26度というのは普通の人にとってはちょっと暑いかな?ぐらいの温度である。にもかかわらず、私は寒くて寒くてクーラーのついていない部屋に避難するほどであった。避難してからしばらくすると、今度は暑くて暑くて汗をだらだらかき始めたのでクーラーのついた部屋に再び戻ると、やっぱり寒くてしょうがないのである。しばらくすると完全ではないが、なんとか体温調節はできるようになった。しかし今度はいやな汗=いわゆる冷や汗のようなものをかき始めた。

この時点で18時だったが、朝からほとんど何も食べていなかったので多少はお腹はすいているのだが、かといってきちんと食べられるほどの食欲はなく、しょうがないから先にエネマをやることにした。エネマをやっているときもまた体温調節が効かなくなり始めたが、終了後は徐々に体調が戻り始め、熱も平熱に戻り、量は少ないが少し食事を摂ることができた。そして食後には30分ぐらいだが散歩に出ることもできた。

ところでさらっと「散歩に出ることもできた」と書いたが、実はこれは私にとってはタイトルにしてもいいぐらいの久しぶりの快挙なのである!なんだかんだでもう3ヶ月以上まったく歩いていなかった。下手すると毎日継続的な運動としての散歩という意味では半年近くしていなかったと思う。たまに調子の良いときに散歩に出ることはあっても、今年に入ってから毎日きちんと散歩、つまり運動療法としての散歩はまったくできていなかった。外来に出かけるときだけが唯一の私の散歩になっていたのだ。なので、すっかり歩く能力が衰えてしまい、歩く速度はもちろんのこと、歩き方までおかしくなってしまった。これから少しずつリハビリだ(^^)。

とまあ、ここ数日の私の状況は以上であるが、皆さんも完全に「おかしい」と思われるであろう。でもこのまったく「おかしい」反応は、西洋医学的な反応、すなわちガンの進行やその他の病気に関わって出てくるような反応ではないように私には思われるのだが、いかがであろうか。腸閉塞などの症状とも違うように思われるし・・・。それとも単なる夏バテの一環なのか?

とにかくこういった反応が見られると、自然療法を試みている我々の世界ではなんでも「好転反応」として考えたくなるものなのだが・・・好転反応であることを願いたい!しかし好転反応は不快なものだとうわさには聞いていたが、もしこれがそうだとすると確かにとても不快なものである。人によって1週間ぐらいで終わる人もいれば、中には1年、あるいはそれ以上の長期にわたって出る人もいるようである。1年以上も続いていると好転反応と思えなくなってしまいそうだが、何事も結果としてそうだったと片付けるしかないようである。つまり、結果がよければ好転反応、悪ければそうでなかったと・・・。よって好転反応かどうかを見極めなければいけないのだが、人間として1年もそんな変な症状が続いているのに好転反応と信じていられるものだろうか?非常に危険な賭けである。まあとにかく私の場合はまだたったの2日間なので、これが好転反応であることを信じて前に進んでいくしかない!

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著者プロフィール

みづき
1970年東京生まれ、女性。既婚。子供はなし。米国シリコンバレーのIT企業のCFO、および日本のコンサルティング企業の役員としてそれぞれ在職中。2006年1月、米国西海岸(シリコンバレー)在住中に癌を告知され、急遽帰国しました。現在は東京・新富町(築地の近く)の自宅にて末期直腸癌(ステージⅣ)で闘病中です。
この写真は、2005年12月8日、サンフランシスコのお世話になっている弁護士事務所のクリスマスパーティに出席したときのもの。これが最後の飲み会でした・・・。お酒をこよなく愛した私も、お正月以来一滴も口にしていません・・・。また飲める日が来ると信じてがんばります!