西洋医学に見放され、余命1年の宣告にも負けず、自己治癒力で勝負しています
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自己導尿に苦労して毎日泣いています

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本当に今となっては泌尿器科でのビギナーズラックが嘘だったかのようです。あの日以降もう既に自己導尿を8回経験していますが、尿道を感覚で探し当てるなどいつになったらできる事やら、鏡を使ってでさえ出来なくて困っています。それはひとえに私の筋力および体力の無さが原因で、その無さがもどかしくて泣いているのです。でも涙とももう今日でおさらばです。先ずは感覚でやる事は当分諦めて、ベッドの上で鏡を使って楽に出来る方法を編み出すことを最優先にする事にしました。楽にする方法さえ編み出せれば、導尿自体は痛くも痒くもないので何も憂うことはありません。確かに感覚で出来るようになればそれがベストですが、それは外出する機会が多い人には必要かもしれませんが、私のように外出したとしてもたった数時間、ベッドでする事が可能な人にとってはそんなに必要無いことかもしれません。さらに私の場合、ラッキーなのは病院で使っているのと同じ電動ベッドが家にあるので、普通の人以上にベッドでやりやすい環境が整っている事もあります。まあそんな訳で気楽に気長にやっていこうと思うようになれたので、もう泣くことも無いでしょう。先程も多少主人の手も借りながら自分でやろうとしましたが結局出来ず、看護師さんにやってもらいました。昨日まではつい悔しくてそういう時はつい泣いてしまいましたが、先程は「看護師さんにやってもらったらいいじゃ~ん」と気楽に考えた事で冷静に対応できました。それにしても自己導尿にこんなに苦労するとは思いませんでした。

それでは今日はこの辺で。次回またお会いしましょう。

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著者プロフィール

みづき
1970年東京生まれ、女性。既婚。子供はなし。米国シリコンバレーのIT企業のCFO、および日本のコンサルティング企業の役員としてそれぞれ在職中。2006年1月、米国西海岸(シリコンバレー)在住中に癌を告知され、急遽帰国しました。現在は東京・新富町(築地の近く)の自宅にて末期直腸癌(ステージⅣ)で闘病中です。
この写真は、2005年12月8日、サンフランシスコのお世話になっている弁護士事務所のクリスマスパーティに出席したときのもの。これが最後の飲み会でした・・・。お酒をこよなく愛した私も、お正月以来一滴も口にしていません・・・。また飲める日が来ると信じてがんばります!