西洋医学に見放され、余命1年の宣告にも負けず、自己治癒力で勝負しています
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自己導尿で泣いたカラスがもう笑った

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緩和ケア病棟の患者および家族用キッチンです。左上のアンパンマンが昔ので、右下の白いスタイリッシュなデザインのがNさん寄贈のかき氷機です。Nさんありがとうございました。

昨日宣言した通り、自己導尿で泣く事はもうありません。鏡を使用しての自己導尿ではありますが、一回目はベッドの上にて、二回目はスタンディング状態にて既に自力でやる事に成功しました。まあまだ自力といっても看護師さんにビーカーを支えて貰ったので完全なる自力ではありませんでしたが、スタンディング状態であればあとはビーカーを置く位置だけの問題なので、次回三回目では完全に自力で出来ると思います。という訳で自己導尿の件はほぼ解決しました。鏡を使わずに感覚で行う自己導尿については、今後の課題として気が向いたときに少しずつ練習して、いつの日か出来るようになればいいなと思っています。

ところで実は、私を一番悩ませているのは自己導尿でも何でもなく、腎機能の低下です。2006年1月17日にガンの告知を受けてから約二年三ヶ月、ずっと便とガスに悩まされてきた私ですが、最近はおしっこの方に悩まされるようになってきました。一ヶ月前のステント留置以降、尿が出ない事の恐ろしさを嫌というほど思い知らされましたので、現在の尿の出の悪さを非常に憂いています。四日前から尿の出が悪くなったと思ったらあっという間に足が象足になりました。四日前というのは丁度自己導尿に切り替えた日でして、それと関係があるのかどうか悩んでいます。そんな訳で今は何よりも腎機能を正常に戻す事が最優先です。それには体に溜まっている水分を体外に排出する事、尿を溜めないできちんと出す事です。折角自己導尿も自分でできるようになり、便とガスの方もまあまあ快調なだけに、新たな問題が浮上してきた事が残念でなりません。ひとつが良いとひとつがうまく行かなくて・・・・・まあいつもの事ですからもう慣れっこですけど。

最後に、最近何故かかき氷が好きになりました。元々私はアイスクリーム好きで、あまりかき氷やアイスキャンディーなどは食べなかったのですが、最近時々無性にかき氷を欲する時が出てきました。丁度グッドタイミングにここに入院されていたNさんが最新のかき氷機を病棟に寄贈してくれましたので、皆大いに助かっています。いかんせん前のかき氷機は、手動だし作る度に水浸しになってしまって半分壊れているようなものでしたので。

それでは今日はこの辺で。また次回お会いしましょう。

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(558) やっぱり自己導尿が犯人なのだろうか・・・
(559) 今のうちに家族を休ませてあげたい
(560) 浮腫の原因が分からずブルーです・・・
(561) 浮腫が解消されるどころかひどくなるばかりでブルーです・・・
(562) ようやく浮腫改善の兆しが見えてきました
(563) 今週金曜日退院なのですが大丈夫か心配です

著者プロフィール

みづき
1970年東京生まれ、女性。既婚。子供はなし。米国シリコンバレーのIT企業のCFO、および日本のコンサルティング企業の役員としてそれぞれ在職中。2006年1月、米国西海岸(シリコンバレー)在住中に癌を告知され、急遽帰国しました。現在は東京・新富町(築地の近く)の自宅にて末期直腸癌(ステージⅣ)で闘病中です。
この写真は、2005年12月8日、サンフランシスコのお世話になっている弁護士事務所のクリスマスパーティに出席したときのもの。これが最後の飲み会でした・・・。お酒をこよなく愛した私も、お正月以来一滴も口にしていません・・・。また飲める日が来ると信じてがんばります!