西洋医学に見放され、余命1年の宣告にも負けず、自己治癒力で勝負しています
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退院が延期となりました

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<写真の説明>我が家の幸福の木に花が咲きました(^^)。幸福の木に花が咲くのは珍しいそうです。私に幸福が訪れるという予兆だと思いたいのですが、現実は悪いニュースばかりで・・・ぐすん・・・。

私があまりにも退院を嫌がったからこんなことになってしまったのでしょうか。4連休前に採尿した検査結果で緑膿菌とMRSIが検出され、昨日39度の高熱を出しまして、再び抗生剤の点滴が始まってしまいました。私はどうも抗生剤というものが嫌いでして、というのも今までの経験から私にはまったく効かないと思っているからなのですが、一度は抗生剤投与を拒否しました。それに高熱は恐らく明日には下がるという自信もあったからです。よって最初担当の先生とは、明日熱が下がらなかったら抗生剤を使うと約束しました。ところが運が良かったのか悪かったのか、とにかくその日でもっとも私が高熱でへばっているところへ総回診がありました。そしてまた抗生剤を勧められたので、私はついOKを出してしまいました。

というわけで、せっかく点滴フリーで身軽になっていたのに、また点滴につながれた不自由な身となってしまいました。しかし今の私にとっては不自由さなどは大したことではありません。もっとも懸念されること、それは尿が出なくなってきていることです。自己導尿の方、つまり膀胱の方からの尿がぜんぜん出なくなってきてしまったのです。この原因についてはたぶんステントがつまってきていると考えられるのですが、もしそうだとするとステントを入れ替えるか外すかしなくてはなりません。しかしすでにステントを入れた当初に無理矢理入れたので、簡単に外れるとは考えられず、というよりかなり外れない可能性が高く、これについてはかなりやっかいな問題が山積みとなっています。今日の夕方に泌尿器科の先生と話するので現時点ではこれ以上の詳細については分かりませんが、考えれば考えるほど悪い話しか出て来ないのでとても不安です。

それにしても人間の身体というものは本当にうまくできていて、自己導尿で出なくなってきた分はちゃんと腎ろうの方でカバーしてくれるんですね。もちろん完全にカバーしきれないので尿が出ない問題が解決されたわけではないのですが、でも腎ろうからの尿量が格段に増えました。

・・・ここまで書いたところで担当の先生の朝の回診で中断しました・・・。

どうしてこう悪いニュースばかりなのでしょうか。もう私はほとほと嫌になりました。担当の先生から例の尿が出ない件で、場合によってはもう片方の腎臓にも腎ろうを造る必要があるという話が出ました。話の感じから、その可能性はかなり高いようで、もちろん拒否することも出来ますが当然拒否すればかなりのリスクを覚悟しなくてはなりません。毎日のように究極の選択を迫られている私ですが、どうしてこんな仕打ちばかり受けるのでしょう(涙)。とにかくこの件は泌尿器科の先生と話をしないと何とも言えませんので、また後ほど詳細が決まりましたらご報告します。それでは今日はこの辺で。また次回お会いしましょう。

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(565) 何とかチャンスを生かしたいのですが無理そうで・・・ぐすん・・・
(566) 結局お小水が出ないまま迎えた週明けの心境を綴ります・・・
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著者プロフィール

みづき
1970年東京生まれ、女性。既婚。子供はなし。米国シリコンバレーのIT企業のCFO、および日本のコンサルティング企業の役員としてそれぞれ在職中。2006年1月、米国西海岸(シリコンバレー)在住中に癌を告知され、急遽帰国しました。現在は東京・新富町(築地の近く)の自宅にて末期直腸癌(ステージⅣ)で闘病中です。
この写真は、2005年12月8日、サンフランシスコのお世話になっている弁護士事務所のクリスマスパーティに出席したときのもの。これが最後の飲み会でした・・・。お酒をこよなく愛した私も、お正月以来一滴も口にしていません・・・。また飲める日が来ると信じてがんばります!