西洋医学に見放され、余命1年の宣告にも負けず、自己治癒力で勝負しています
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病室より

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<<みづきから以下の文章を託されました>>




腸閉塞を起こして10月15日に緊急入院してから、あっという間に10日が経ちました。ブログへの応援メッセージ、手紙、お花をいただいたりと皆さん本当にありがとうございます。

それにしても、まさか腸閉塞だとは思っていませんでしたので、本当にびっくりです。ちょうどタイミング悪くというか良くというか、母が似たような症状でダウンしたので、私もすっかり同じウイルス性のものにやられたのだとばかり思っていたのですが...

やっぱり私の場合は人一倍気を付けなければいけませんね。そして素人判断をするのは非常に恐ろしいことだと改めて思いました。ちなみに母のはたぶんウイルス性急性胃腸炎だったようですが(医者に言われたわけではないので、それすら定かではありませんが)当初はインフルエンザだと思っていたので、私も同じくインフルエンザだからあと数日我慢していれば治ると思っていたのです。でもやはり我慢するよりここはさっと注射でも打ってもらって早く楽になった方がよいと思い、それで病院に行く決意をしたのです。注射打って2~3日点滴で栄養補給して退院だろうぐらいの感覚で行ったら...とんでもない!

10日経ってもまだ退院の目処もつかないという状態になってしまいました。

さて、私の状況ですが入院当日及び翌日までは吐いたり熱が出たりでかなり苦しみましたが現在の最大の問題は「腸が動かないこと」の一点につきまして、それ以外は何もないので、つらいとか苦しいとかいったことは何もないんです。

ですから、入院生活は非常に快適で、夜もかえって自宅にいた時よりぐっすり眠れるぐらいです(笑)。ただ、腸が動くまでは食事もとれないので、それが目下大きな悩みになっています。今は「流動食A」という分類にいるのですが、流動食といっても、おかゆとかではなく、毎食出てくるのはジュースと具なしの味噌汁、これだけです。これじゃあ水分とっているだけじゃない!と思ったのですが、先生に聞いたらこれでも十分食事なのだそうで単なる水を飲んでいるのとは違うのだそうです。これも驚きでした。「流動食B」に昇格するともう少し粒があるようなものになるそうなので、目下Bへの昇格を夢見て治療に励んでいます(笑)。

ちなみに、今回の腸閉塞騒動ですっかり忘れ去られてしまった胸水ですが、先日先生に診察してもらったら半分にまで減っていました。私の身体感覚ではかなりいい感じなので1/3ぐらいになっているんじゃないかなーと思っているのですが、いずれにせよ、利尿剤も服用せず減ってくれているのでホッとしています。

というわけで、入院と聞いてかなり皆さん心配されたと思いますが、皆さんが思っているよりは全然元気なのでどうぞご安心下さい。

ただ元気は元気なのですが、いかんせん結果を出す=腸を動かさないことには退院もできませんし、次の治療及び対策が必要になってきてしまうので、とにかく私としてはそれでだけは避けたいと思っています。

それでは今日はこの辺で。また追って詳細は近日中にアップしますネ。

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(493) とりあえず危機は脱出しました
(494) 今日は気力・体力ともに充実しています
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(496) 薬の調節に苦労しています
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著者プロフィール

みづき
1970年東京生まれ、女性。既婚。子供はなし。米国シリコンバレーのIT企業のCFO、および日本のコンサルティング企業の役員としてそれぞれ在職中。2006年1月、米国西海岸(シリコンバレー)在住中に癌を告知され、急遽帰国しました。現在は東京・新富町(築地の近く)の自宅にて末期直腸癌(ステージⅣ)で闘病中です。
この写真は、2005年12月8日、サンフランシスコのお世話になっている弁護士事務所のクリスマスパーティに出席したときのもの。これが最後の飲み会でした・・・。お酒をこよなく愛した私も、お正月以来一滴も口にしていません・・・。また飲める日が来ると信じてがんばります!