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障害者手帳での初バス乗車は失敗に終わる(^^;)

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<写真の説明>父の友人が贈ってくれたデコポン。皮が薄くて甘くておいしかった!

昨日の集まりの帰り、障害者手帳を入手後初めてバスに乗ろうとしたが、私の初バス乗車は失敗に終わった(^^;)。本当は散歩もかねて日比谷シャンテから歩いて家に帰るつもりでいたのだが、友人たちからのたくさんのプレゼントに加え、松屋銀座で買い物したため両手に持ちきれないほどの荷物になってしまったので、無料なのをいいことにちょっとの距離だけでもバスに乗って楽しようと思ったのだ。

さてお待ちかねのバスが来た。私はちょっとどきどきわくわくしながら「ほらあ!これでどうだあ!」と言わんばかりに障害者手帳を運転手に見せた。すると「100円いただきます」と予想もしない展開に。「へ?区役所からこの手帳で都営なら無料だと聞きましたけど?」と言うと、「その場合は乗車券の申請が必要です。手帳の提示だけだと半額です」と言われ、ケチな私はたった100円なのに「じゃあ乗るのやめます」と言ってバスを降りた(^^;)。こうして見事に私の障害者手帳での初バス乗車は失敗に終わったのであった。

しかしケチなのかそうでないのか分からないのは、結局バスには乗らなかったが、だからといってさすがに30分歩くのも無理だったので、結局タクシーで帰ることにした。ちなみに障害者手帳での初タクシー乗車は成功、ちゃんと1割引にしてもらえた(^^)。

早速私は今日区役所にその乗車券とやらを申請しに行った。福祉課に着いたときには「なんで教えてくれなかったのよ!!」と文句を言うぐらいの勢いだったのだが、調べたところなんとすでに私は申請しており、ちゃんと障害者手帳の一番後ろに挟んであった(^^;)。思えば区役所の担当者から当時説明を受けたのに、単に私が忘れていただけであった・・・。あー、先に文句言わなくてよかったあ。

しかしこのミスを昨日犯したことは、実は私にとってはラッキーだったのである。なぜなら水曜日にOクリニックに行くので都営地下鉄を利用するからだ。地下鉄に乗るときに利用できないよりは昨日バスで利用できなかったほうがいい。しかも昨日は帰宅後5時間ダウンするほど具合が悪くなっていたので、下手にバスで帰って重い荷物を持ちながら帰ったらさらに痛みが増したかもしれないからだ。よって結果的にはタクシーで玄関前まで送ってもらえたのでよかったと思う。

とにかくこれでもうミスすることはないので、今後はスムーズに乗車できる(^^)。みなさんは私のようにボケていないから大丈夫だと思うが、障害者手帳を申請した方は、手帳だけでは無料にならないのでご注意を(^^)。

ところで最後にまったく関係のない話だが、昨日私が爆笑した話を一つ。こういった話はその場で聞くからおもしろいのであって、あとで聞いたり、ましてや文章にしてしまってはおもしろくもなんともないのだが、昨日集まった女性陣の旦那さんは割りと理系の人が多かった。そこで「理系の人って変な人多いよねー」という話をしていたのだが、その一例として友人Mが花火に行った時の話をした。文系である私たちは花火を見たら「うわーきれいだねー」と普通に感動するものであるが、理工学部出身の彼は花火を見て「あの色だとナトリウムが入っているね」と言ったそうである。そしてことごとく彼が「あれは○○と××の化学反応が起こっている色だ」などと言うので、ムードもなにもなかったという話で、私たちはそれがおかしくておかしくて爆笑したのであった(^^)。

今日びわの葉温灸をやりながら、工学部出身の父にその話をしたところ、やはり父も、花火もそうだし、とにかくそういう思考で物事を見がちだと言っていた。そしてさらに父の場合は一時期製鉄会社に勤めていたこともあるので、火を見ると「あれは800度ぐらいの色だ」とかすぐに考えてしまうそうである(^^)。思えば確かに父は、昔からいつも化学式をすぐに口に出し、世の中の事象を科学的あるいは物理的な観点で話をすることが多かった。私のガス(=おなら)が出ないという話でさえ、気体と圧力の関係を考えたりガスの化学式を考えたりして、なぜ出ないのかということを理論的に考え私に説明する。こう考えると、私の理屈っぽいところは父親譲りかもしれないな。たはは(^^;)。

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著者プロフィール

みづき
1970年東京生まれ、女性。既婚。子供はなし。米国シリコンバレーのIT企業のCFO、および日本のコンサルティング企業の役員としてそれぞれ在職中。2006年1月、米国西海岸(シリコンバレー)在住中に癌を告知され、急遽帰国しました。現在は東京・新富町(築地の近く)の自宅にて末期直腸癌(ステージⅣ)で闘病中です。
この写真は、2005年12月8日、サンフランシスコのお世話になっている弁護士事務所のクリスマスパーティに出席したときのもの。これが最後の飲み会でした・・・。お酒をこよなく愛した私も、お正月以来一滴も口にしていません・・・。また飲める日が来ると信じてがんばります!