西洋医学に見放され、余命1年の宣告にも負けず、自己治癒力で勝負しています
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下剤についての疑問

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<写真の説明>青森の友人から届いた有機堆肥を使った低農薬のりんご(ジョナゴールド、サンふじ、ふじ、王林の4種類がミックスで入っている)。毎朝りんごを食べているので、ますます明日からの朝食が楽しみだ(^^)

ここのところコメントや掲示板で下剤の話をしていてふと疑問がわいてきた。去年の1月から酸化マグネシウム(通称:カマ)という緩下剤を毎日服用しているが、今の私には本当にカマでいいのだろうか?というか下剤は必要なのだろうか?という疑問がわいてきたのである。カマは水分を吸収し便を柔らかくする作用を持つ薬だが、確かにストーマになる前は直腸の大きな腫瘍が出口をふさいでしまっていたので、便を柔らかくして通りやすくする必要があった。しかしストーマになった今となっては、もう便の通過を妨げる障害はないのである。

MSコンチン(=モルヒネ)が処方されるときは、副作用の便秘を回避するために必ず下剤がセットで処方されるが、基本的にはまずカマが処方される。しかしよく考えたらなぜカマなのか?モルヒネでなぜ便秘になるのかというと、腸の蠕動運動を弱めてしまうからである。だとしたら、便を柔らかくする下剤ではなく、蠕動運動を促進するような下剤を飲むべきなのではなかろうか?しかも私の場合は毎日コーヒー浣腸をやっており、浣腸はまさに蠕動運動を起こすものであるから、そもそも下剤は必要ないのではないか?そんな思いがここ数日強くなり、実際カマを少しずつ減らしている。以前からこのブログを読んでくれている人は、私が過去に何度もカマを減らす実験を試みては失敗し、一度は死ぬ思いをしたことをご存知だと思うが、とにかくカマの減量作戦には痛い思いをしているので、今回はものすごく慎重に減量していっている。あまりにも減量分が微量なので変化がないのかもしれないが、とにかく0.75g/日だったのを今は0.70g/日まで減らしたがまったく変化はない。明日からは0.66gにして様子を見ていくつもりだが、コーヒー浣腸の状況を見る限りはまだまだいけると思う。下剤に関する疑問については、今度の金曜日にまた緩和ケアの外来があるので、そのときに確認することにしよう。

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著者プロフィール

みづき
1970年東京生まれ、女性。既婚。子供はなし。米国シリコンバレーのIT企業のCFO、および日本のコンサルティング企業の役員としてそれぞれ在職中。2006年1月、米国西海岸(シリコンバレー)在住中に癌を告知され、急遽帰国しました。現在は東京・新富町(築地の近く)の自宅にて末期直腸癌(ステージⅣ)で闘病中です。
この写真は、2005年12月8日、サンフランシスコのお世話になっている弁護士事務所のクリスマスパーティに出席したときのもの。これが最後の飲み会でした・・・。お酒をこよなく愛した私も、お正月以来一滴も口にしていません・・・。また飲める日が来ると信じてがんばります!