西洋医学に見放され、余命1年の宣告にも負けず、自己治癒力で勝負しています
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腸が動かないよお・・・(涙)

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腸の動きが悪くお腹が張って苦しい。今日は一段と動きが悪くお腹はパンパン、かなりの不快感がある。便のほうはコーヒー浣腸できちんと出せているので心配はないが、とにかくガスが出ない。今日も自分の意識においては一度も出ていないのではなかろうか。すっかり最近散歩に出なくなってしまっているので、運動不足も原因としてあるのかもしれない。とにかくこの腹部の不快感は強烈なものがある。ストーマの手術はしているのでもう腸閉塞による手術ということはないだろうが、腸閉塞になる可能性は十分ある。なんとなく心配になってきた・・・(^^;)。

今日の午後は高校時代の友人たちが遊びに来ることになっていたので痛くならないように祈っていたのだが、その祈りも届かず、友人たちが来る直前までかなり厳しい状況であった。しかも今日は未だかつてない鋭い痛みを感じた。痛みが長く続かなかったのが幸いだったが、肛門にビビッとかなり鮮烈な痛みを感じ、思わずお尻を押さえてその場に倒れこんでしまうほどだった。このままでは友人に会うことができなくなってしまうと思い、友人が来る直前にレスキューを飲んだ。最近レスキューの効き目が悪いので心配だったが、今日は塩酸モルヒネではなくオプソ2袋にしてみた(オプソ2袋分が塩酸モルヒネ1錠と同量なので)。その判断がよかったのか、とりあえず30分ぐらいで効いてくれ、ぎりぎり友人を笑顔で出迎えることができた。とはいっても、完全に痛みがとれたわけではなく、なんとか起き上がれるぐらいにはなったというだけで、痛み的にはけっこうあった。それでもせめて友人と話している間だけは痛みを忘れられるだろうと期待していたのだが、その期待も見事に裏切られ、とりあえずなんとか気合で痛みを抑えていたものの、話している間も痛みを感じていた。そんなわけで今日の友人たちとの再会をものすごく楽しみにしていたのに体調的には残念ながらあまりよくなかった。しかし予想通り友人たちとの3年半ぶりの再開は笑い一杯の楽しいものとなり、とても良い時間を過ごすことができた。

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著者プロフィール

みづき
1970年東京生まれ、女性。既婚。子供はなし。米国シリコンバレーのIT企業のCFO、および日本のコンサルティング企業の役員としてそれぞれ在職中。2006年1月、米国西海岸(シリコンバレー)在住中に癌を告知され、急遽帰国しました。現在は東京・新富町(築地の近く)の自宅にて末期直腸癌(ステージⅣ)で闘病中です。
この写真は、2005年12月8日、サンフランシスコのお世話になっている弁護士事務所のクリスマスパーティに出席したときのもの。これが最後の飲み会でした・・・。お酒をこよなく愛した私も、お正月以来一滴も口にしていません・・・。また飲める日が来ると信じてがんばります!