西洋医学に見放され、余命1年の宣告にも負けず、自己治癒力で勝負しています
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自分に鞭打ちがんばったのだけど・・・(涙)

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今日も朝から晩まで痛みで苦しめられた一日であった。痛みによる無気力感をベースに、寝不足と日中のポカポカ陽気で今日は夫婦でダラダラモード、二人して昼間の3時ぐらいに昼寝を始めた。しかし私はすぐに目が覚め、痛みはあったが何とか歩けるぐらいにまで治まっていたので、久しぶりに自分に鞭打って散歩に出ることにした。いつもであれば「痛いから今日はやめておこう」と理由をつけてはベッドにずっと寝ていたが、そんなことをしていてはいつまでたっても散歩に出られない。結局今日こそは今日こそはと思い続けて、1月中はほとんど散歩に出ないで終わってしまったのだ。

実は私を奮い立たせてくれたのは、ある方の投稿だった。「腸閉塞を避けるために看護師さんから歩きなさいと言われた」というコメントが、私に大事な基本を思い出させてくれたのだ。思えば手術をした直後は、もっと痛いのにがんばって病院内を歩いていたではないか。それこそ癒着を防ぐために一生懸命歩いていたではないか。そして毎日少しずつ歩ける距離が長くなることや歩くスピードが速くなることに達成感を感じていたではないか。

最近再び腸閉塞の恐怖を感じ始めている私だが、どうしようどうしようとオロオロするばかりで、それを回避する努力をすっかり怠っていた。「歩く」という基本を忘れていた。

というわけで、手術直後にがんばっていたときのことを思い出し、多少痛いのを我慢して自分に鞭打ち散歩に出る決心をしたのであった。今日は完全に散歩だけに集中するために隅田川デッキコースを選んだが、隅田川を見るのは実に3ヶ月ぶりだった。天気も良かったしとても気持ちよかった。そして何よりもMの私は(笑)、つらい思いをしてがんばっていることに達成感を感じていた。こんなにがんばっているのだからガスが出るとか何かご褒美があるかと期待したのだが、ご褒美もない上に痛みも解消されることなく、1時間歩いて帰宅したときには耐え難い痛みになっていた。そしてそこからが地獄の始まりであった。レスキューを飲んだがまたもや効果なし。しかも痛みもまったく軽減されなかった。かなり激しい痛みに2時間泣きながら耐えなければならなかった。午前11時に果物とパン1枚を食べたっきり何も食べていなかったので、さすがに18時ごろおなかがすいてきたが痛くて食べられない。しかもお腹が張って気持ち悪い。おなかがすいた、痛い、気持ち悪い、の3重苦で20時近くまで起き上がれなかった。ようやく20時になって痛みが軽くなってきたので行動を開始することができたが、いつもであれば調子がよくなる22時になっても今日はなかなか痛みが引かない。なんとかこうしてブログは書けてはいるが、とにかく今日は一日中痛みに翻弄された一日であった・・・(涙)。

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著者プロフィール

みづき
1970年東京生まれ、女性。既婚。子供はなし。米国シリコンバレーのIT企業のCFO、および日本のコンサルティング企業の役員としてそれぞれ在職中。2006年1月、米国西海岸(シリコンバレー)在住中に癌を告知され、急遽帰国しました。現在は東京・新富町(築地の近く)の自宅にて末期直腸癌(ステージⅣ)で闘病中です。
この写真は、2005年12月8日、サンフランシスコのお世話になっている弁護士事務所のクリスマスパーティに出席したときのもの。これが最後の飲み会でした・・・。お酒をこよなく愛した私も、お正月以来一滴も口にしていません・・・。また飲める日が来ると信じてがんばります!