<写真の説明>何に使うかお分かりであろうか?ストーマの処理をするときにあるとすごく便利なものである。
今日はオストメイト(ストーマ保有者)のための便利グッズをご紹介しよう。それが写真のものなのだが、ストーマの処理をするときにあるとすごく便利だ。夏は裸になれるのでストーマ処理も楽だが、冬は寒いのでそうはいかない。トイレで排便処理をするときやパウチの交換をするとき、さらに私の場合はコーヒー浣腸をするときに着ている洋服を持ち上げて押さえておく必要があるわけだが、これがないときはあごで押さえているしかなかった。いくら手馴れたとはいえ処理にはそこそこ時間がかかるからあごも疲れてくるし、ふとした瞬間にあごからはずれて洋服が落ちてしまうと大変だ。恐らくオストメイトであれば一度はそんなヒヤッとするようなご経験がおありであろう。私も何度も経験したし、いつもあごが疲れていやだなあと思っていた。
そしてストーマ外来に行ったときにこの便利グッズを知った。つくりはいたってシンプルなのにものすごく便利で感動した。この洋服ストッパー(とりあえず名前がないのでこのブログではこう呼ぶことにする)のおかげで、ストーマ外来では着ている洋服をまったく脱ぐことなくパウチの交換ができる。洋服ストッパーで着ている洋服をがっちり押さえ、半分下ろしたパンツとズボンの上には簡単に防水シートをはさむことで、洋服を着たままストーマを石鹸で洗浄してお湯で洗い流すことまでできる。完成品を見るとなーんだと思うが、なかなかこういうのを思いつくことができない(特に私の場合)。さすがストーマ外来だと思った。
こういうのがストーマグッズとして売られているのかは知らないが、紐と洗濯ばさみさえあればすぐに作れてしまうのでわざわざ買う必要はない。ストーマ外来で使っていたやつは、紐の部分がもっとりっぱで、いわゆる社員証や携帯を首から提げるのに使われるネックストラップを使っていたが、あれは手作りだったのかな?今度聞いてみよう。
ちなみにポイントは洗濯ばさみで、普通の洗濯ばさみだと洋服をたくさん着ている場合はつかみきれないので、写真のような物干し竿に干したものを押さえるための洗濯ばさみを使用するとよい。逆に夏場Tシャツのような薄着になった場合は、普通の小さい洗濯ばさみのほうががっちりつかめてよいかもしれない。
それから紐の長さを決めるときは、作業は常に下を向いてやるので、実際の作業をやる姿勢をとって紐の長さを決定すると良い。まあとにかく紐と洗濯ばさみがあればあっという間に作れてしまうので、洋服を押さえるのにあごを使っていた人は今すぐどうぞ(^^)。
それにしても復活した口内炎が痛くてたまらない。しばらくの間我慢して様子を見ていたが、自然治癒力ではまったく回復見込みがなさそうなので、とうとう歯医者からもらったアフタゾロンという軟膏を塗ってみたが、3日経つのにぜんぜんよくならない。そして今日は口内炎だけでなく体調のほうもあまり良くなかった。記録を見ると、ここ最近の傾向として3~4日に一度レスキューを飲んでおり、今日がちょうど4日目に当たるのでレスキューの覚悟をしていたのだが、幸いにもレスキューに頼るほどではなかったものの、それでもはやりジンクスどおり調子は悪かった。
最近すっかりコーヒー浣腸中毒になってしまい(^^;)、今日は両親がうちに来ていたこともあって、昼食を食べたばかりだったのだがちょっと焦ってコーヒー浣腸をやったところ気持ち悪くなってしまった。気持ち悪いのが治まるのを待ってベッドに横になっていたら、今度は痛みが出てきてしまった。父にマッサージをしてもらったのだが痛みはあまり軽減せず、夕方と夜にそれぞれ1時間半ずつダウンした。今日も散歩に出られなかった。もう3日散歩に出ていない・・・。
ところで今日はさすがに出なかったが、実は昨日の夜も再び黒豆ちゃんが排出されたのだ(^^)。まさに黒豆といった表現がぴったりのしろものであった。でも相変わらず腸の粘液はくっついていた。今回は上と下とどっちのストーマから出たかは分からないが、黒豆が少しずつ排出されているのが唯一の明るい話である。一応記録上のジンクスでは明日からまた3、4日は調子がよくなるはずなのでそれを期待して寝ることにしよう。
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