西洋医学に見放され、余命1年の宣告にも負けず、自己治癒力で勝負しています
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待望の宿便解消か!!??

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<写真の説明>高校の友人(テニス部一同)から届いたチューリップ。まだつぼみの状態なので、これから花が咲くのが楽しみだ!

今日は便の話、それもかなりリアルな描写もあるので、そういう話が嫌いな人は読まないほうがいいかもしれないことをあらかじめ断っておこう。しかし私にとってはこの事件は人生の転機になり得る非常に重要な話であり、また同じように病気で闘っている人にとっても重要かつ参考になる話であると思われるので、ぜひここで報告させてもらいたい。

実はおとといの夜、パウチの状態をチェックしているとき、ものすごく硬い物体が手が触れたのに気がついた。びっくりして再度その物体に触ってみたところ(もちろんパウチの上からなのでご安心を(笑))、それは本当にびっくりするぐらいの硬さで、ちょっと力を入れたぐらいでは押しつぶせないほどの硬い物体であった。形状は直径3センチぐらいの完全ではないが球状で、まさに石ころという表現がぴったりのものだった。色は残念ながらパウチが便で汚れていたのではっきり確認することはできなかった。しかしうっすら見えた感じでは、ちょっと白っぽい部分と一部ピンクっぽい部分があったように見えたが、基本的には茶色の便のような感じであった。本来はこのようなものが排出されたのはある意味大事件なので、その物体をパウチから取り出してきちんと観察すべきだったのであろうが、さすがの私もそこまでする勇気は出なかった(^^;)。よってパウチの上からではあるが、できる限り詳細に観察するよう努力した。その物体は、かなりギューッと力を入れて押しつぶしたところようやく2つに割れた。割れた断面を見ると、石灰岩のような感じであった。もしかしてこれが待望の宿便か?という期待が頭をよぎり、早速ブログに書こうと思ったが、宿便のリサーチをしてある程度の確信を持ってから報告したほうがいいと思い、とにかくその夜ははやる気持ちを抑え、何がなんだか分からないままとりあえず寝ることにした。

すると、なんと翌日の朝にもまた石ころが出ていた!昨夜と同じようにパウチの上から観察したが、大きさも硬さも形状もまったく同じであった。同じように割ってみたが、断面も同じであった。

それにしてもいくらストーマとはいえ、直径3cmもあるこんなに硬いものが肛門から排出されるのだから、排出時に痛みを伴うと思われるのだが、私の場合いつの間にか出ていて、後で出ていたことに気がついたというパターンなのでその辺のことはよく分からない。おととい(つまり1個目)に関してはなんとなくストーマがギューッと痛くなった気がするのだが、はっきりとした記憶がないし、それが排出された瞬間を見たわけではないので定かではない。それに通常の便を排出するときもストーマがぎゅっと痛くなるときがあるので、石ころとは関係がない可能性が高い。さらに昨日の朝(2個目)に関しては、寝ている間にいつの間にか出ていたのでまったく分からない。しかし一つ言えるのは、仮に排出時に痛かったとしても、目が覚めるほどの痛みではなかったということだ。

ところで宿便とは便秘と混同されやすいが決してそうではない。宿便とは腸壁内のひだに長期間停滞している古い便のことで、長いものになると5年、10年、あるいは数十年こびりついたままになっているのでそう簡単には剥がれ落ちないものである。よって数日間出ないだけの便秘による便は下剤や浣腸ですぐに解消されるが、宿便はそうはいかない。故に基本的には宿便解消の決定打というものはないのだが、即効性としては断食が最も有効だと言われている。長期的には食事療法やびわの葉温灸その他の代替療法により体質が改善されると、治癒の過程で宿便が解消されると言われている。よって自然療法の世界では宿便解消はとても重要なこととして位置づけられているのだが、今回のリサーチで驚いたのは、医学的には宿便の存在は認められていないことだった。しかし自然療法の世界では、宿便が病気を引き起こし、宿便が排出されるとその後病気が快方に向かうと言われている。今まで読んだ本でも、ほとんどの人が癌を克服する過程で宿便排出を経験しており、その後劇的に体調が良くなったと書いている。よって今回の私の経験した石ころが宿便であることを心から願ってリサーチしてみたところ、どうやら今回排出されたのは宿便らしいということが分かった。宿便にはいろいろ種類があって、真っ黒のコールタールのようなものもあれば、砂状のざらざらしたものもあり、5年、10年とかなり長期に渡ってこびりついていた宿便の場合は私のようなかっちかちの石ころのようになるらしい。ただし宿便の場合はこのように形状は様々だがはかなり大量に排出されるそうなので、今回の私の場合排出量が少なかったのが少々気にかかるが、もし本当に今回のが宿便だったらものすごくうれしい!!!!!!(歓喜)

宿便が排出されたということは、腸内環境が整ったことを意味するので、今後すべてがうまく回るようになり体調が改善していくであろう。宿便排出後1週間ぐらいで体調の変化を感じることが多いそうなので、今からものすごく楽しみだ。みなさんも今後の私に乞うご期待だ!!

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(320) 一瞬だったが久々にぺっちゃんこのプルプルお腹になった\(^^)/
(321) ようやく痛みのコントロールができてきた
(322) 子供のうちに健康チェックの癖をつけさせることが重要
(323) やるべきことをやれていないと思っているがん患者は治らない
(324) 良い食事をしていれば睡眠時間は短くても大丈夫な身体になる
(325) また宿便が出た!\(^^)/

著者プロフィール

みづき
1970年東京生まれ、女性。既婚。子供はなし。米国シリコンバレーのIT企業のCFO、および日本のコンサルティング企業の役員としてそれぞれ在職中。2006年1月、米国西海岸(シリコンバレー)在住中に癌を告知され、急遽帰国しました。現在は東京・新富町(築地の近く)の自宅にて末期直腸癌(ステージⅣ)で闘病中です。
この写真は、2005年12月8日、サンフランシスコのお世話になっている弁護士事務所のクリスマスパーティに出席したときのもの。これが最後の飲み会でした・・・。お酒をこよなく愛した私も、お正月以来一滴も口にしていません・・・。また飲める日が来ると信じてがんばります!