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良い食事をしていれば睡眠時間は短くても大丈夫な身体になる

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今日はあまり調子の良い一日ではなかった。せっかく治っていた口内炎がまた復活、しかも大っきいのができてしまい痛くてしょうがない(>_<)。おしりの痛みも激痛ではないにせよ夕方5時ぐらいから痛み出し、2時間起き上がれなかった。唯一良い報告があるとすれば、昨日に引き続きコーヒー浣腸が成功したことぐらいだ。

ところで最近やたらに眠くてしょうがない。夜中に何度もトイレに起きるので、実際の睡眠は7時間ぐらいだと思うが、最近9時間ぐらいベッドに寝ていることが多いのである。

そしたらOクリニックが発行している月刊誌の中で、断食と睡眠時間の関係について書かれた記事が掲載されていた。断食をすると1時間ぐらいの睡眠で足りるようになるそうである。決して無理に起きるのではなく、身体が睡眠を要求しなくなるそうだ。断食は少々行き過ぎだが断食までしなくても、とにかく良い食事をしていれば短い睡眠(4時間ぐらい)で大丈夫な身体になるそうである。だからよく「8時間睡眠が理想」と言われているが、8時間もとる必要はなく、悪い食事をとっているから8時間も必要になるのだ、というのが筆者の主張であった。ちなみにここで言う良い食事とは、動物性食品や化学調味料などを使わない食事、すなわち私がやっているような玄米菜食などを指す。

なぜ悪い食事(肉や乳製品)をとると睡眠時間が多く必要になるかというと、それらを消化するのに余計なエネルギーを使うため、酷使された胃腸を休めてあげる必要があるからということである。なるほど確かに思い返してみれば、去年の夏ごろ(つまり緩和ケアにかかる直前)痛みが激しく夜寝られない日が続いていたことがあったが、あの頃は毎日4時間ぐらいの睡眠時間でも不思議なぐらい身体は疲れなかった。家族とも「なんでこんなに寝ていないのに日中眠くならないんだろうね」とよく言っていたものである。そして確かにあのときは厳格に食事療法をやっていた。

ところが最近チーズを食べるようになってしまい、食生活が少々乱れている。やはりそれがいくら寝ても眠い原因になっているのだろうか。実際のところは分からないが、なんとなく記事を読んだタイミングと今のタイミングが一致しているので、そんな気がしてならない。

でも睡眠時間が少なくても身体が大丈夫なのであれば、余った時間でいろいろなことができるので短いに越したことはない。こんなところにも良い食事をとることのメリットがあった。

ところでナポレオンの睡眠時間が4時間だったというのは有名な話であるが、この記事を読むまでは「さすが偉くなる人は違うなあ」と思っていた。しかしこのことから考えると、もしかしたら決してナポレオンがすごかったのではなく、あの当時はいくらナポレオンといえど質素な食事であったであろうからいわゆる良い食事をとっていたため、単にその睡眠時間で十分であっただけのことなのではないかと思うのである(^^)。

それから睡眠といえば、友人がメールで教えてくれた(今日義母も同じことを私に教えてくれた)のだが、先日あるTV番組のガン特集で「23時から3時までの間が一番免疫力が活発になりがん細胞をやっつけるので、その時間帯に寝ていることが望ましい」と言っていたそうだ。だからただ睡眠をとればいいというものではなく、寝る時間帯というのも人間にとって非常に大事なことなのである。太陽とともに寝起きするのが良いと昔から言われているが、やはり自然の摂理にそった生活をするのがベストなのである。この最後の部分は、毎晩遅くまでおきていて昼近くまで寝ている私の主人へのメッセージでもある(^^)。IT技術者というのは、どうも夜型になりがちでよくない。今22時50分。最近私も夜遅くなりがちなので、さて今日はもう寝ることにしよう。

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著者プロフィール

みづき
1970年東京生まれ、女性。既婚。子供はなし。米国シリコンバレーのIT企業のCFO、および日本のコンサルティング企業の役員としてそれぞれ在職中。2006年1月、米国西海岸(シリコンバレー)在住中に癌を告知され、急遽帰国しました。現在は東京・新富町(築地の近く)の自宅にて末期直腸癌(ステージⅣ)で闘病中です。
この写真は、2005年12月8日、サンフランシスコのお世話になっている弁護士事務所のクリスマスパーティに出席したときのもの。これが最後の飲み会でした・・・。お酒をこよなく愛した私も、お正月以来一滴も口にしていません・・・。また飲める日が来ると信じてがんばります!