西洋医学に見放され、余命1年の宣告にも負けず、自己治癒力で勝負しています
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ようやく痛みのコントロールができてきた

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<写真の説明>私が最も楽しみにしている友人手作りのパン。新年第一弾のパンは2種レーズンのリュスティック、ごまのリュスティック、松の実のフォカッチャ~ガレットデロア仕立て~。ガレットデロアは新年を祝うフランスの伝統菓子で、パイ生地の中にアーモンドクリームが入っているケーキ。ケーキの中にはフェーブと呼ばれる人形が入っていて、フェーブが入った切り分けを食べた人はその日一日王様(王女様)になれるというもの。当然私は本物のガレットデロアは食べられないので、友人が気を利かせてフェーブを入れたフォカッチャを作ってくれた。いつもながら心憎い演出だ(^^)。写真右下に写っているのがフェーブだが、かわいい王女様のフェーブ分かるかな?(写真はクリックして拡大)

昨日に引き続き今日もうれしい報告だ(^^)。まさに「ようやく」といっていいと思うが、ようやく痛みのコントロールができてきた。まだ実験3日目なので安心はできないが、再び痛み止めの服用方法を変更してみたところ、とりあえずこの3日間はとても快適に過ごせている。痛みと闘っている人の為にあえてここは詳細に書かせてもらうが、今まではMSコンチンを10時と22時に50mgずつ、ボルタレンを3時、9時、15時、21時(1日4回6時間ごと)に25mgずつ服用していた。それ以前はMSコンチンを同じ時間に40mgずつ、ボルタレンを9時、17時、1時(1日3回8時間ごと)に25mgずつ服用していた。以前からブログを読んでくれている人は、これでは痛みがぜんぜんとれないので、まずはボルタレンを1日3回から4回に増やし、それでもまだ足りないのでMSコンチンを1日80mgから20mg増やして100mgにした経緯をご存知であろう。しかし3日前の時点では、それだけ増やしたのにまったく効果がなく、魔の時間帯と呼ばれる20~22時には撃沈することが多く、レスキューに頼ることがしばしば発生した。よってボルタレンはすでにマックスに達していたので、さらなるMSコンチンの増量が求められていた。

そこで私は考えた。だいたい毎日の状況から、魔の時間帯さえ乗り越えることができれば、比較的その他の時間は安定しているので快適に過ごせるはずだと。しかしどうしても今の服用方法では魔の時間帯ができてしまう。これをなんとかできないだろうかと・・・。

そして思いついたのが薬の服用時間の変更であった。単なる時間の変更に対して「思いついた」などと言うのは大げさな感じがするが、しかし時間は当然理由があってこの時間に決めてあったので、初めから変更不可なこととして対策方法の候補に挙がらなかったのである。だから今までは単純に薬の量を増やすことしかできなかった。しかしいくら増量しても効果が出なくなってきた今となっては、ちょっと手を変えて思い切ったことをする必要があると思ったのである。

ちなみに服用時間がなぜこの時間に決められていたかというと、MSコンチンの場合はきっちり12時間ごとに服用する必要があるので、起きている時間帯にする必要があった。よって10時と22時であれば毎日必ず起きていると思われたのでこの時間に決定されたのである。ボルタレンについては胃を荒らす副作用があるのでなるべく食後に飲むようにしたことと、やはりMSコンチン同様できれば6時間ごとにきっちり飲んだほうがいいので、これら2つを満たせる時間を選んだ結果、3時、9時、15時、21時となったのである。

ところがこの組合わせだと、ただでさえ服用1~2時間前に必ず薬切れで痛みが発生するのに、MSコンチンの22時とボルタレンの21時が重なってしまっているためダブルで痛みが発生し、それがいわゆる魔の時間帯を生む結果となっていたのである。午前9時と10時も同じように薬切れの時間が重なっているが、不思議と朝は夜ほど強くは痛まなかった。私の起床時間はだいたい8~9時で、当然ダブルの痛みが来る時間帯なのでかなりの痛みを伴って毎朝起床していたのだが、夜のように痛みで起き上がれずさらにレスキューに頼るような激しい痛みにはならなかった。理由はよく分からないが、とにかく現実としてそうであるので、とにかく夜の魔の時間帯の対策が早急に求められていた。

そして服用時間を次のように変更することにしたのである。MSコンチンを9時と21時に、ボルタレンを6時、12時、18時、0時にした。時間の決定方法として、まずMSコンチンを先に決めた。9時にした理由は、MSコンチンの場合はボルタレンと違って空腹時に飲んでも差し支えないので、起きてすぐに飲める時間で、2回目も起きている時間帯にした。それが9時だった。そしてボルタレンについては、MSコンチンと最も重ならない時間を選んだ。それが6時と12時であった。私の生活パターンから言ってこの時間は空腹時に当たることが多いのであまり好ましくはなかったのだが、胃の保護は胃薬(タケプロン)で対応することにして、とにかく痛みを優先させることにした。

こうして3日前から上記のように服用するようにしたところ、魔の時間帯を経験することがなくなったのである。もちろん薬が切れる直前は多少は痛くなるが、ちょっと痛くなってきたなあと感じるとちょうど次の薬を飲む時間になるので、以前ほど強い痛みを感じることなく薬でなんとかつないでいけるようになった。そして痛みが軽くなると睡眠にも良い影響を与えるようで、今までは1時間半から2時間おきに目が覚めていたのだが、この3日間は3時間連続で眠れるようになり、日中だけでなく夜も比較的快適に過ごせるようになったのである。

先にも書いたがまだ実験してたったの3日しか経っていないので予断は許さない。しかしもしこのまま痛みのコントロールができてくれば、かなり私のQOLはアップする。というか、こんなにうれしいことはない。なんせ痛みの除去が私の最大の願いであり、最も困難なことであったからである。単純に時間をずらすだけでこんなに効果が上がるのだったらもっと早くに実行していればよかったと思うが、かなり口内炎にも悩まされていたし、胃を荒らすことにかなり抵抗があったので思い切りがつかなかったのはしょうがない。そういえば、口内炎もいつの間にか消えている!!あんなにしつこくてずっと私を困らせていた口内炎が!!いったいいつの間に消えたのであろう?

---------ここで席を立ち記録を確認して戻ってきた------------

記録によると、おとといの記録に「口内炎が小さくはなったがまだ2つある」と書かれていたので、どうやらおとといまではあったようである。昨日については特に口内炎については書かれていないので定かではないが、恐らく昨日の時点ですでになかったと思う。やっぱり宿便と何か関係があるのだろうか?それとも胃薬のタケプロンを飲むようになったからであろうか??それとも好転反応であったのだろうか???いずれにせよ口内炎が治ってよかった!!本当に口内炎は痛くてたまらなかったから・・・。

とにかく今週は宿便も出、口内炎も治り、排便の量も増えたし、良い兆候が次々に出てきている。ここ最近の記事が比較的長文になっていることからも、調子の良さが窺えるだろう。

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著者プロフィール

みづき
1970年東京生まれ、女性。既婚。子供はなし。米国シリコンバレーのIT企業のCFO、および日本のコンサルティング企業の役員としてそれぞれ在職中。2006年1月、米国西海岸(シリコンバレー)在住中に癌を告知され、急遽帰国しました。現在は東京・新富町(築地の近く)の自宅にて末期直腸癌(ステージⅣ)で闘病中です。
この写真は、2005年12月8日、サンフランシスコのお世話になっている弁護士事務所のクリスマスパーティに出席したときのもの。これが最後の飲み会でした・・・。お酒をこよなく愛した私も、お正月以来一滴も口にしていません・・・。また飲める日が来ると信じてがんばります!