西洋医学に見放され、余命1年の宣告にも負けず、自己治癒力で勝負しています
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ステージ (すてーじ)

待ちに待った検査結果

今日は待ちに待った検査結果を聞きに行く日だ。いったいなんて言われるのだろう・・・天国か地獄か・・・。主人と母と私の3人でどきどきしながら診察室へ入った。 開口一番、先生は「肝臓と肺への転移はありませんでした。婦人科検診のほうも問題はありませんでした」と言った。一同ほっと胸をなでおろす。「しかし、右の卵巣が肥大化しているのが気になりますね。卵巣はとることになるでしょう。子宮はわかりませんが、子供を産む可能性はあるんですか?」「いえ、ありません」「そうですか、じゃあ場合によってはとるかもしれません」「はい、けっこうです」「問題の人工肛門についてですが・・・たぶんならなくてすむと思いますよ。実際あけ [… 続きを読む]

余命1年の宣告

手術当日のことはあまり覚えてない。家族ともあまり話さず終わってしまった気がする。夜、とにかく口が渇いて、水が飲めないから、何度も水を含んだ脱脂綿で口を濡らしたことだけ覚えている。ばっちり痛み止めをしているから痛みはあまりなかったように思う。こうして翌日を迎えた。翌日から早速身体を動かすように言われ、まずはベッドに身体を起こすことから始める。身体を動かすのは、合併症を防ぐためだ。看護婦さんに支えられてようやく身体を起こすことはできた。次に立つように言われたが、ふらふらしてどうしてもその日は立つことはできなかった。 午後、主人がお見舞いに来てくれた。そして手術の結果はもう聞いたかと聞いてきたので、 [… 続きを読む]

この自信はいったいどこから!?

今日は、がんセンターに入院していたときの同室のお姉さんが、抗ガン剤投与の帰りにうちに寄ってくれた。彼女も同じ大腸ガンだが、彼女の場合はS字結腸ガンで、手術できれいにとったものの、リンパ転移の疑いがあることから(疑いであって転移したわけではない)、抗ガン剤は単なる予防目的のものだ。よって末期ガンの私とはまったく意味合いが違う。私の抗ガン剤は当然彼女のものより強く、2週間に1度、48時間かけて点滴でゆっくり入れる。彼女の投与方法は、1週間に1度がんセンターへ行き、2時間ぐらい点滴で投与するというものであった。でもやっぱり彼女も下痢の副作用にはかなり参っているらしく、1クール(=6回)やったらやめる [… 続きを読む]

化学療法について考える

抗がん剤や放射線といった化学療法では、一時的にガンを小さくしたり消滅させたりすることはできても、根治はできないということは周知の事実だが、Kuwaさんの掲示板の書き込みを見て、改めて化学療法について考えさせられた。ちなみに掲示板の入り口はブログの右側”リンク”の中にあるので、ガン患者の方はぜひ覗いてみて欲しい。Kuwaさんがご自分の症状および治療の経過をものすごく詳細に書いてくださっているので、非常に参考になるので。 当然私は自然療法をやっている人なので、化学療法には [… 続きを読む]

大腸がんが一番いいなんて誰が言った!?

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この写真に見覚えのある方も多いと思うが、これは9/13の記事に掲載したのと同じ、私の腫瘍の写真である。実は、あの日に今日これから書こうとしていることを書く予定だったのだが、痛みの話だけで長文になってしまったので、あれでやめておいたのだ。写真でお分かりのように、これだけ大きな腫瘍が管をふさいでいるのだから、便もガスも出にくいはずである。この腫瘍が小さくならない限り、この痛みから解放されることはないであろう。 実はさっきオプソを飲んだのだが、今日はそのぐらい痛みが激しい [… 続きを読む]

大手術を主治医から提案され大いに悩む

昨日は退院後の1回目の外来で聖路加病院に行った。先日東京女子医大で受けたPET検査の結果は、肺と肝臓に転移はないものの、腫瘍が5箇所あることが判明。直腸のところにある大きな腫瘍の他に、4箇所小さな腫瘍がはっきりと映っていた。すでに腹膜やリンパ節に転移があることは聞いていたので今更驚くことではないのだが、やはりこうはっきり現実を突きつけられると多少ショックなものである。外来の診察自体はこれといって特筆すべきことはない。いわゆる退院後2週間のお決まりの経過観察で、「体調はいかがですか?」「ええ、特に問題ありません」の30秒ぐらいで終わってしまうものだからだ。 それよりも現在私を大いに悩ませているの [… 続きを読む]

分かってはいるけどきつい質問だった・・・(^^;)

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<写真の説明>デュロテップパッチ(貼るタイプの医療用麻薬)を貼った私の足。貼った日と交換の日を書いておくのが笑える(^^;) 今日は緩和ケアの外来だったのだが、話の中で懐かしのデュロテップパッチの名前が出てきたので写真を掲載してみた(^^)。この写真でどのようにデュロテップパッチを使うのかみなさんも分かったと思うが、そう、本当に貼るだけなのだ。身体に貼るだけで麻薬が皮膚から吸収されて痛みがとれるなんてまったく驚きであろ [… 続きを読む]

週刊誌の取材を受けました

今日はジャーナリストS氏がある週刊雑誌に掲載する記事の取材のために我が家に来た。話は予想以上に盛り上がり、内容は私が現在どのようながん治療を行っているのかといった個人レベルの小さい話から、がん治療はどうあるべきか、政府としてガン対策をどうやっていくべきかといったマクロレベルの話、さらにはガンの枠組みを超えて日本の医療改革の話までとかなり話題が多岐にわたった。よって今回の記事の主題がいまいちつかみきれず、それに対して自分の主張したかったことがきちんとすべて網羅できたかどうか自信がないが(^^;)、しかし記事の内容がどうであろうと私は安心している。なぜなら根本的なところでS氏の考えと私の考えは一致 [… 続きを読む]

がん患者を社会から抹殺しないで欲しい

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<写真の説明>銀行時代の友人が贈ってくれた水の本。水は私も非常に興味を抱いているトピックなので、とてもうれしい! 先日私が受けた取材の主題は、がん患者が抱えるさまざまな問題の中でもとりわけ金銭的な問題に焦点を当てたものだった。取材中にジャーナリストのS氏から、他の患者さんのいろいろな話を聞いた。昨日は「貧乏人は死ねと言われているようなものだ」とある男性が言っていたという話を掲載したが、やはり同じく取材で別の [… 続きを読む]

義母とのデートで久しぶりに外出

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<写真の説明>高校テニス部一同からの花束のプレゼント。いつもありがとう!! 映画の試写会のチケットが当たったので、土曜日は久しぶりに義母とデートしたのだが、デートは単なる映画観賞だけにとどまらず、予想外のイベントやプレゼントありで、とても楽しく充実したものとなった。場所が新木場で近かったので、せいぜいトータル3時間ぐらいの外出かと思っていたのだが、結局14時に家を出て帰ってきたの [… 続きを読む]

選択することが重要で、そして選択肢は多いほうがいい

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<写真の説明>先日の銀行時代のお客さんからなんとうれしいことに第二弾の桃が送られてきた!!例年は数十個しかならないのに今年は200個近くなったそうだ。もしかして私のために神様が・・・!?いやこの場合は仏様であろう。(この意味は分かる人にしか分からない)(^^) 今日の話題は最初コメント欄への返信として書き始めたのだが、普段から私がいろいろな方に同じ内容のことを書いているので、毎回同じことを書くよりはまとめて考えを書いておい [… 続きを読む]

私は末期がん患者。そして私が目指しているのは延命ではない。完治である。

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<写真の説明>テニス部の集まりで、3人の友人から個人的にもらった玄米珈琲と塩。それから写真には写っていないがミスチルのCDももらった。玄米珈琲はまだ試していないがどんな味がするのだろうか興味津々(^^)。おいしい塩は食材を引き立てるありがたいもの。こんなに塩で料理の味が変わるなんて!ミスチルのCDは音楽療法に大活躍!最近音楽療法が効果的なので音楽CDはとてもありがたい。 毎日いろいろな方からコメントをい [… 続きを読む]