西洋医学に見放され、余命1年の宣告にも負けず、自己治癒力で勝負しています
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出口は見えるものの、遠い出口・・・

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<写真の説明>銀行時代の友人から届いたプリザーブドフラワー。うさぎちゃんが超かわいい!

前回のブログで危機を脱出し、あれからなんとか毎日排便はあるので出口はしっかり見えてはいるのですが、でもその出口が遠いんですよね・・・。出ているといっても少ないので、どうしても毎日少しずつお腹にたまっていってしまい、それを出すのにこの3日間再び苦労しています。今日は日中ガスもほとんど出ていなかったので、お腹の張りが再び限界に近づいてきました。

でも先生の話によると、どうやら来週にはもう一段階食事の質を上げる予定だそうです。改善故のレベルアップというよりは、チャレンジって感じですね。まだ退院のめどはまったくついてませんが、だんだん退院に向けての準備が始まっている感じです。まあいつまでもだらだとここにいてもしょうがないですからねえ。おかしなもので、ここは緩和ケア病棟なので、ほとんど歩けないぐらいの方たちばかりが入院しているんですね。それなのに、私だけ毎日病棟内をぐるぐる歩いているので、最初私を見るとかなり皆さんびっくりされるみたいです(笑)。え?ここって・・・緩和ケアのはずなのに・・・なんであの人あんなに元気なのお?みたいな(^^;)。

ところで今私が気がかりに思っていることに、排便以外にもうひとつ、尿量が多すぎるということがあります。もう5日間になりますが、毎日水分摂取量より体外に排出される水分量のほうが0.5リットルから下手すると1リットルぐらい多いのです。最初はいい加減に数字を書いていましたが、この3日間はかなり厳密にすべてを計っていますのでかなり正確な数値です。しかも寝ている間の発汗量はこの数値には含まれていませんので、それを考慮するとかなりのオーバーです。さすがに先生のほうも心配になったようで、昨日血液検査と尿検査をしたのですが、病的には何も異常がないとのことでした。よって脱水症状を特に心配する必要はなく、むしろ少し水分を絞るぐらいにしてみてくださいと言われたのですが・・・いったいどうしてしまったのでしょうかねえ・・・?一応自然医学的に、身体にとって不要だから排出されているだけのことと楽観的には考えてはいるんですけどね。

まあとりあえず今のところこんな感じで毎日不安をいろいろと抱えながらなんとかがんばっています。それではまた報告しますね。おやすみなさい。

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(499) 新たな自分と出会えた喜び
(500) 昼食から食事がグレードアップしました
(501) 今週土曜日に退院します
(502) 「今を生きる」ということを少し理解できたかな
(503) 退院したものの、調子を崩してしまいました
(504) むくみはかなり解消されたのですが、まだまだ不調です

著者プロフィール

みづき
1970年東京生まれ、女性。既婚。子供はなし。米国シリコンバレーのIT企業のCFO、および日本のコンサルティング企業の役員としてそれぞれ在職中。2006年1月、米国西海岸(シリコンバレー)在住中に癌を告知され、急遽帰国しました。現在は東京・新富町(築地の近く)の自宅にて末期直腸癌(ステージⅣ)で闘病中です。
この写真は、2005年12月8日、サンフランシスコのお世話になっている弁護士事務所のクリスマスパーティに出席したときのもの。これが最後の飲み会でした・・・。お酒をこよなく愛した私も、お正月以来一滴も口にしていません・・・。また飲める日が来ると信じてがんばります!