西洋医学に見放され、余命1年の宣告にも負けず、自己治癒力で勝負しています
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この1週間が勝負

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<写真の説明>友人からCD付の瞑想の本をいただきました。友人が英語バージョンのほうがお勧めだと言っていたので聴きましたが、ワイス博士の声そのものが癒しとなり、確かにこれは分かる人には英語のほうがお勧めですね

生姜湿布の効果を実感して喜んでいたのもつかの間、今日の緩和ケアの外来でかなり厳しい現実を突きつけられました。私の胸水ですが、かなり溜まっているようです。しかもかなりの勢いで増えているようです・・・。実は私の主治医であったC先生が9月から産休に入り、今日からH先生が担当になったので、実際どのぐらい前回比増えているのかはわからないのですが、H先生がカルテを見て言うには、1ヶ月前は10%ぐらいだった水が、今日の触診では恐らく90%ぐらいまで溜まっているのではないかと言うのです。肺の絵を描いて見せてくれたのですが、私はそれを見て愕然としてしまいました。私の右の肺はほとんど機能していないのではないかということでした。でもそれにしては息苦しさがあまりないし、ましてや生姜湿布で緩和されたことを伝えますと、H先生は「もちろん湿布の効果とも考えられますが、タイミング的に、肺の中で水が動かないぐらい溜まっているので息苦しさもなくなったとも考えられます。つまり今までは水の量が少なかったので、ベッドに横たわるときに肺の中で水が移動してそれが息苦しさにつながったのです」とおっしゃいました。それを聞いて、すっかり生姜湿布の効果だとばかり思っていた私は、H先生の理由も一理あるので、なんだかがっくりしてしまいました・・・。

そして当然ながらH先生はレントゲンを勧めてきました。先生からいろいろと話を聞いて、ガンだけに限らず胸水に対しても早期治療が肝要だということが分かりましたので、かなり心動かされたのですが、やはりまだ生姜湿布の効果だという線も捨て切れませんでしたので、とりあえず次回の外来まで様子見ということでお願いしました。しかし先生は2週間では長すぎるといい、結局次回の外来は1週間後となりました。先生は1週間でも不安だとおしゃっていましたが、胸水はそのぐらい一気に溜まるものらしいです。ということで、この1週間が勝負となりました。なんとしても生姜湿布に勝ってもらわないと!!利尿剤の次は水を抜く処置・・・しかも抜くときは入院が必要だそうですので、大掛かりな話のようです。今まで以上に気合を入れて生姜湿布がんばります!!

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著者プロフィール

みづき
1970年東京生まれ、女性。既婚。子供はなし。米国シリコンバレーのIT企業のCFO、および日本のコンサルティング企業の役員としてそれぞれ在職中。2006年1月、米国西海岸(シリコンバレー)在住中に癌を告知され、急遽帰国しました。現在は東京・新富町(築地の近く)の自宅にて末期直腸癌(ステージⅣ)で闘病中です。
この写真は、2005年12月8日、サンフランシスコのお世話になっている弁護士事務所のクリスマスパーティに出席したときのもの。これが最後の飲み会でした・・・。お酒をこよなく愛した私も、お正月以来一滴も口にしていません・・・。また飲める日が来ると信じてがんばります!