昨日のブログに食養内科の先生の話で書き忘れたことがあった。それが「種類より質重視で。そして小食をこころがけるべし」ということである。K先生はもう食事指導をかれこれ40年やってきている方だが、昔は食事の改善だけでかなりの高確率で病気が治ったのに、昭和55年ぐらいからは食事だけでは治りにくくなったと言っておられた。その理由としてK先生が指摘していたのが食材の質の低下である。質の低下とはつまり農薬の使用である。農薬漬けの野菜を食べるようになってから急に病気の治り具合が悪化したというのである。よって、最近よく「1日30種類の食物を摂取することが望ましい」と言われているが、それよりも質のいいものを食べることのほうがよっぽど重要だと言っていた。
そして質のいいもの=有機・無農薬野菜を食べることと並んで重要なのが小食であるとも言っておられた。とにかく現代人は食べすぎなのだそうだ。たくさん食べることは元気でよいことと思いがちで、つい子供にも「もっと食べなさい」などと言ってしまう親が多いと思うが、実のところは逆のようである。この小食をよしとする考えについてはK先生だけでなく、食事療法の本を読むと必ずと言っていいほど書いてあることなので、最近私は主人の小食ぶりが気にならなくなった。それまでは主人にどうやったらたくさん食べてもらえるかということに常に神経を使い、盛り付けなどいろいろ工夫して食事を出すようにしていたが、最近は量より質ということで、今度は質のいいものを食べてもらうために神経を使うようになった。しかし質のいいものというのは概してあまりおいしくないものになってしまうので、これまた食べさせるのは一苦労なのである。結局おいしさや便利さなどを追求した結果が現代の添加物バリバリの食品を生む結果となってしまったのだから。ほんと化学調味料を使うとうまーく「旨み」ってやつが出るものだとつくづく感じる。
ちなみに理想の食事内容は、玄米ご飯:6 副菜:3 味噌汁:1の割合だそうだが、どう見ても私の食事は玄米ご飯:3 副菜6 味噌汁:1と、お米の量が圧倒的に少ない。しかし昔からごはんよりおかずをたくさん食べるように指導されてきた私は(ごはんは残してもいいからおかずをとにかく全部食べるように言われた。普通の母親は恐らくそう言うであろう)、ただでさえ玄米があまり好きでないのでどうしても理想の食事内容のようにはいかない。主人や私の両親は玄米のほうがむしろおいしいと言っているのでほんとに羨ましい限りだが、私の場合は「思ったよりはおいしく食べられる」という程度で、やはり1年食べてみてもやっぱりあの白米のおいしさにはかなわない。白米だったら6食べられるのになあと思う(^^;)。
しかしこの割合は玄米だからこその割合であって、恐らく白米だと6も食べる必要はないのだと思う。なぜ玄米の場合は6でいいかというと、玄米はほぼパーフェクトな食品であるからである。詳しい栄養素までは記憶し切れていないのでここでは書けないが、確かほんの少しの栄養素を除けばほぼすべての必要な栄養は玄米だけで摂取できるという話だ。よって玄米に唯一不足しているある栄養素を副菜や味噌汁で補うのである。しかし精白して白米にしてしまうと、その必要な栄養素のほとんどが失われてしまうので、白米の場合は6も食べる必要はない、というか他のもので補わないといけないのである。
それからK先生はこんなことも言っておられた。まさに父にぴったり当てはまっていたのでびっくりしたのだが、概して胃腸の丈夫な人は大食なので心臓病にかかりやすいのだそうだ。なぜ大食だと心臓病になるのかという理由までは言わなかったが、とにかく統計上そうなっているということであった。さっき母にもこの話をして注意しておいたのだが、よく母が父に野菜はたくさん食べたほうがいいということであれもこれも食べさせている光景を目にすることが多いのだが、野菜だからといって大食していいということではない。野菜とて食べすぎはよくないのである。
K先生は単に小食としか言わなかったが、私が通っているOクリニックは朝食抜きの一日二食を指導しているし、ある本では一食でいいとまで書いてあった。まあとにかく小食、そして常に腹八分目の心がけが必要なようである。私は小食に関してはすでに達成しているので、とにかく質のよいものを、そして玄米を多く食べるように心がけていこうと思う。
そして質のいいもの=有機・無農薬野菜を食べることと並んで重要なのが小食であるとも言っておられた。とにかく現代人は食べすぎなのだそうだ。たくさん食べることは元気でよいことと思いがちで、つい子供にも「もっと食べなさい」などと言ってしまう親が多いと思うが、実のところは逆のようである。この小食をよしとする考えについてはK先生だけでなく、食事療法の本を読むと必ずと言っていいほど書いてあることなので、最近私は主人の小食ぶりが気にならなくなった。それまでは主人にどうやったらたくさん食べてもらえるかということに常に神経を使い、盛り付けなどいろいろ工夫して食事を出すようにしていたが、最近は量より質ということで、今度は質のいいものを食べてもらうために神経を使うようになった。しかし質のいいものというのは概してあまりおいしくないものになってしまうので、これまた食べさせるのは一苦労なのである。結局おいしさや便利さなどを追求した結果が現代の添加物バリバリの食品を生む結果となってしまったのだから。ほんと化学調味料を使うとうまーく「旨み」ってやつが出るものだとつくづく感じる。
ちなみに理想の食事内容は、玄米ご飯:6 副菜:3 味噌汁:1の割合だそうだが、どう見ても私の食事は玄米ご飯:3 副菜6 味噌汁:1と、お米の量が圧倒的に少ない。しかし昔からごはんよりおかずをたくさん食べるように指導されてきた私は(ごはんは残してもいいからおかずをとにかく全部食べるように言われた。普通の母親は恐らくそう言うであろう)、ただでさえ玄米があまり好きでないのでどうしても理想の食事内容のようにはいかない。主人や私の両親は玄米のほうがむしろおいしいと言っているのでほんとに羨ましい限りだが、私の場合は「思ったよりはおいしく食べられる」という程度で、やはり1年食べてみてもやっぱりあの白米のおいしさにはかなわない。白米だったら6食べられるのになあと思う(^^;)。
しかしこの割合は玄米だからこその割合であって、恐らく白米だと6も食べる必要はないのだと思う。なぜ玄米の場合は6でいいかというと、玄米はほぼパーフェクトな食品であるからである。詳しい栄養素までは記憶し切れていないのでここでは書けないが、確かほんの少しの栄養素を除けばほぼすべての必要な栄養は玄米だけで摂取できるという話だ。よって玄米に唯一不足しているある栄養素を副菜や味噌汁で補うのである。しかし精白して白米にしてしまうと、その必要な栄養素のほとんどが失われてしまうので、白米の場合は6も食べる必要はない、というか他のもので補わないといけないのである。
それからK先生はこんなことも言っておられた。まさに父にぴったり当てはまっていたのでびっくりしたのだが、概して胃腸の丈夫な人は大食なので心臓病にかかりやすいのだそうだ。なぜ大食だと心臓病になるのかという理由までは言わなかったが、とにかく統計上そうなっているということであった。さっき母にもこの話をして注意しておいたのだが、よく母が父に野菜はたくさん食べたほうがいいということであれもこれも食べさせている光景を目にすることが多いのだが、野菜だからといって大食していいということではない。野菜とて食べすぎはよくないのである。
K先生は単に小食としか言わなかったが、私が通っているOクリニックは朝食抜きの一日二食を指導しているし、ある本では一食でいいとまで書いてあった。まあとにかく小食、そして常に腹八分目の心がけが必要なようである。私は小食に関してはすでに達成しているので、とにかく質のよいものを、そして玄米を多く食べるように心がけていこうと思う。
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