栄養素 (えいようそ)
現代栄養学の常識は玄米菜食の非常識
昨日に引き続き、今日も食事の話をしようと思う。玄米菜食について勉強すると、今まで私たちが常識だと思っていたことが非常識とされる場面に何回も遭遇してかなり驚く。例えば我々の常識では、牛乳はカルシウムを摂るために非常に良い物とされており、私も小さい頃から毎朝牛乳を飲んでいた。そもそも学校給食で出していることからして、国をあげて牛乳を推奨していることが分かる。しかし、玄米菜食では牛乳を飲むなどもってのほかだ。これにはびっくりした。理由は「人間は菜食動物であって肉食でないので、肉食動物から摂取するものではない」ということだそうだ。よって肉を食べるということは、ある意味共食い状態なわけで、そんなおかしな [… 続きを読む]
種類より質重視で。そして小食を心がけるべし
昨日のブログに食養内科の先生の話で書き忘れたことがあった。それが「種類より質重視で。そして小食をこころがけるべし」ということである。K先生はもう食事指導をかれこれ40年やってきている方だが、昔は食事の改善だけでかなりの高確率で病気が治ったのに、昭和55年ぐらいからは食事だけでは治りにくくなったと言っておられた。その理由としてK先生が指摘していたのが食材の質の低下である。質の低下とはつまり農薬の使用である。農薬漬けの野菜を食べるようになってから急に病気の治り具合が悪化したというのである。よって、最近よく「1日30種類の食物を摂取することが望ましい」と言われているが、それよりも質のいいものを食べる [… 続きを読む]
人間も所詮は動物である
私は今まで「人間以外の動物は嫌い」と公言してはばからなかった。だから当然ペットなど飼ったことはない。そういった性格もガンの原因の一つになったのであろうが、とにかくガンになってから、今までまったく関心のなかった自然や動植物の話題に触れることが多くなった。そして自然界を知れば知るほどその神秘に魅了され、すごさを思い知り、同時に我々人間は所詮は動物なのだということを思い知らされている。
今までの私は、人間は他の動物たちとはまったく別次元の生き物であり、特別だと思っていた。人間は確かにすごい。しかしちょっとだけ他の動物たちより脳が発達しているだけであって、本質は同じなのである。ゆえに、本当は動物たちと [… 続きを読む]