西洋医学に見放され、余命1年の宣告にも負けず、自己治癒力で勝負しています
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血糖値騒動の顛末

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3日前に書き忘れたので、本題に入る前に忘れないうちに書いておきたい。それは、いつも行っている近所の美容室のHさんに無理を聞いてもらったことに対するお礼だ。予約なしで突然行ったこともあり、最初はお客さんが一杯で無理だと言われた。しかし無理だと言われたときについ私が涙目になってしまい、Hさんは私の病気のことも知っているので、私の気持ちを察してくれ、無理やりカットの時間を作ってくれたのだ。私も、ずっとカットしたいと思っていても体調が悪くて行けなかったので、この日ようやく行く時間が作れ、カットできるという喜びに満ち溢れていたため、断られたとき、またいつ次回体調が落ち着いて美容室にいけるか分からないという絶望感から、つい涙目になってしまったのだった。

おかげさまでカットしてもらって、身も心もさっぱりし、また見た目にも白髪が目立たなくなって、気持ちも明るくなれた。無理を聞いてくれたHさんには心から感謝申し上げたい。やはりこういうところが一見で行く美容室との違いだと思った。そしてこういう地元のつながり、人とのつながりの心地よさ、みたいなものを大いに感じた。

それでは本題に入ろう。なんともお粗末な結果で、恥ずかしくてここに書くのもはばかれるのだが、血糖値を上げた原因は、なんと検査前にお菓子を食べたことであった(^^;)。血液検査の前に食べ物を食べてはいけないという、基本中の基本ができていなかった。さらに言えば、「できていなかった」のではなくて、「知らなかった」というほうが正確である。コメントにも書いてくださった方がいたが、他の人からも「血液検査の前に何か食べたのでは?」と聞かれ、よくよく考えてみると、待合室で玄米せんべいを食べていた記憶が・・・(^^;)。そして今日クリニックに電話して、先週金曜日に採取した、すなわち検査前に何も食べなかった場合の血液検査の結果を電話で聞き、血糖値が正常値の96に戻っていたことを確認、原因が分かったのである。

先日も書いたが、どう考えても今の食事量及び内容で血糖値が上がるとは思えず、むしろ代謝異常が起きているのではないかと不安に思っていたのだが、とにかく原因が分かって安心した。みなさんには無駄な心配をさせてしまった。なんとも情けない結末で、お騒がせして申し訳ない!!

最後に私事で申し訳ないが、今日は主人が作った会社の10周年記念の日であった。創業(=独立)してからは15年だが、法人化したのがちょうど10年前の今日だったのである。本当であれば2人でお祝いしたかったのだが、残念ながら私がこういう状況なので、主人一人で外食し、シャンパンでお祝いしたようである。「ようである」というのは、主人から直接「一人でお祝いした」と聞いたわけではなく、私の勝手な想像だからである。普段めったに外出しない主人が、今日は珍しく外でランチを食べてくると言い出し、しかも何を食べてきたのか聞くと、フランス料理だというではないか!レシートを見てみると、しっかりコースの他にシャンパンとグラスワインを注文していた・・(^^)。

そこで私は思った。あ、もしかしてこれは10周年のお祝いの意味もあるのではないかと・・・。やはり自分で作った会社なので、人一倍10周年を思う気持ちは強く、ことあるごとに「あと1ヶ月でわが社も10周年を迎えるね」などと言っていたからだ。しかも、思えば去年の時点では「来年は10周年だから盛大に社員を集めてパーティをやるか」という計画まで立てていた記憶が・・・。なのに、私がこんなことになってしまったせいで、そうすることができなくなってしまった・・・。せっかくの記念日だというのに、主人にはかわいそうなことをしてしまった・・・。15周年記念にはそんな悲しい思いをさせないためにも、早く健康を取り戻さねば!!

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著者プロフィール

みづき
1970年東京生まれ、女性。既婚。子供はなし。米国シリコンバレーのIT企業のCFO、および日本のコンサルティング企業の役員としてそれぞれ在職中。2006年1月、米国西海岸(シリコンバレー)在住中に癌を告知され、急遽帰国しました。現在は東京・新富町(築地の近く)の自宅にて末期直腸癌(ステージⅣ)で闘病中です。
この写真は、2005年12月8日、サンフランシスコのお世話になっている弁護士事務所のクリスマスパーティに出席したときのもの。これが最後の飲み会でした・・・。お酒をこよなく愛した私も、お正月以来一滴も口にしていません・・・。また飲める日が来ると信じてがんばります!