西洋医学に見放され、余命1年の宣告にも負けず、自己治癒力で勝負しています
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お昼 (おひる)

とうとう抗ガン剤投与開始!

本日から2泊3日で聖路加に入院、抗ガン剤投与が始まった。私の抗ガン剤は、5FU+ロイコボリン+イリノテカンのいわゆるFOLFIRIと呼ばれているやつだ。前にも書いたように、ようやく治療が始められる!といううれしさ反面、これからどんな副作用で苦しむのか!?という恐怖もあり、タイトルに「とうとう」とついていることからも分かるように、私の気持ち的には後者の方が若干勝っていた。朝10時に入院、すぐに採血をし、午後から抗ガン剤の点滴開始と言われていたが、結局点滴を始めたのは夕方5時過ぎになってからであった。ちなみに入院初日は皮肉にもけっこう自分的には快便だったので、体調が少し良くなってきていることに快感 [… 続きを読む]

おいしいものには毒がある

私の食事療法におけるキーワード・・・それが「おいしいものには毒がある」だ。以前、食事療法の指導を受けに行ったある病院の内科医が言っていた。「とにかくまずいもの食ってりゃいいんだよ」(笑)。これには母と一緒に笑った。ほんと、確かにそうだ。ちょっとおいしいなあと思うものには、必ず化学調味料や添加物が入っている。そして私の場合、かつおだしや砂糖も使えないので、余計に味付けが普通よりまずくなる。せめてこの2つだけでも使えるようになると、かなり助かるのだが・・・。 昨日買ってきた玄米パンを早速今日のお昼に食べてみた。パンを食べるなんて何ヶ月ぶりだろう。がんセンター入院中を最後に一切食べてないから、ちょう [… 続きを読む]

ボルタレンを初めて飲んだ日

予想通り今日もつらいつらい試練の一日であった。昨日の夜も痛くて苦しくてほとんど寝られなかった。朝の散歩にはとりあえず出たものの、すぐに苦しくなって家に帰ってきた。トイレで踏ん張ったが出なかった。 朝ごはんを食べ、お風呂に入り、エネマの準備。ここまではまあまあ落ち着いた時間を過ごしていたが、ここからがまさに死闘であった。便が詰まっているためか、エネマの液もほとんど入らない。当然便意はあるので力むが、どんなに力んでもほんの少ししか出ない。トイレに1時間こもっていたので、気力も体力も消耗しきってしまった・・・。 ここまではまったく昨日と同じパターンだったので、今日は迷わずボルタレンを飲んだ。ボルタレ [… 続きを読む]

ボルタレンもだめか・・・

ただ今夜中の2時。今日の体調は最悪であった。実は初めてブログを書かずに寝ようと思い(実際には寝られるわけないのだが、だからといってブログを書く気力もなかったため)一度パソコンを消した。しかし横になっていても痛くて眠れないし、多少ブログを書こうという気になってきたので、再びパソコンを立ち上げた。 午前中まではそんなに体調は悪くなかった。とはいっても結局今朝も散歩にも出れず、朝食も食べれずだったのだが、痛みに関してはそんなに強くなく、むしろ下痢で苦しんでいた。しかしそれでも仕事のメールを返信したり、必要なところに電話をかけたりと、着々とやることをこなしていた。 ところがだ!お昼の排便で状況が一転。 [… 続きを読む]

医者の言葉の威力

ガンになってからというもの、かなりの数のガン関係の本を読んだが、多くの人が著書の中で書いていたのは、医者に「大丈夫ですよ、治りますよ」と言われるとものすごく安心するということであった。私は今までどの医者にもそんなこと言われたことなかったし、たとえ言われたとしても「そんな気休めみたいなこと言われたって・・・」と思う性格なので、なぜそんなことでそんなに簡単に安心できるのだろうと、その人たちの気持ちが理解できなかった・・・。 しかし、今日医者に「大丈夫ですよ。心配ありません」と言われて、妙に安心して気持ちが明るくなった奇妙な自分に気がついた・・・。 今日はリンパ球療法の日(7回目の注入)であった。ち [… 続きを読む]

今日から緩和ケアスタート!

予定通り朝9時に聖路加国際病院へ行った。午前中は主治医(消化器外科)に緩和ケア科への紹介状を書いてもらい、午後の緩和ケア科の予約が3時になったので、お昼に3時間ぐらい一度家へ帰ってきたとはいえ(家が近くて助かった!)、なんとすべてが終わって最後に家に帰ってきたのが夜の7時!今日は完全な病院デーになってしまった。しかし、やはり今日緩和ケア科に行っておいて良かったと思う。何しろ、気分的な安心感というものを得られたのは大きい。早速いろいろな痛み止めの薬を処方され、予想通り薬漬けになってしまったが、24時間いつでも電話で相談できる直通電話番号をゲットできたので、これからは夜中に独りでくよくよ悩む必要は [… 続きを読む]

医者は薬のことを知らない

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<写真の説明>義母からのプレゼントがクリスマス気分を盛り上げてくれる。色がいろいろに変わってとってもきれい 今日処方箋を持っていつもの薬局へ薬をもらいに行ったのだが、ダブルチェックの重要性を大いに感じた。私の場合麻薬系の薬があるので、毎回薬局の人に内容を確認され、それをとてもうざいと感じていた。なぜ [… 続きを読む]

夫婦二人三脚での仕事

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<写真の説明>アメリカの友人から届いた素敵な絵本 今日はクリスマスイブだというのに、朝から痛みがひどく憂鬱なスタートを切った。午前中は痛みで動けずずっとベッドでダウン、このままでは昼食もままならないと思い、とうとうレスキューのオプソを服用した。オプソ服用でようやく動けるようになったので、急いでお昼を食べ、体調が良いうちにと仕事を開始した。 ここ最近の我が家は仕事で少々慌しい。久しぶりのビッグ [… 続きを読む]

三重苦

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<写真の説明>主人の友人がプレゼントしてくれた今井美樹のCD まさにCDでも聞いて癒されたい状況だ(涙)。昨日の豪雨とはうってかわって今日は20度近くまで上がるという5月並みの気温だったそうだが、そんな好条件であったにもかかわらず今日は散歩に出られなかった。やはり私はマゾなのであろうか?(苦笑)いや、そうではない。激しい便意、さらに増えた口内炎、いつものガンの疼痛の三重苦で苦しんでいたのである。 それでもお昼ぐ [… 続きを読む]

口内炎のメッセージを読み取れ

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<写真の説明>義母からのクリスマスプレゼント。手編みのベスト&帽子と布の帽子。手編みのベストはとってもデザインが素敵。 最悪なことにさらに口内炎が増えた。かなり痛いが、まだ現状なんとか食事は摂れているので、食事がまったく食べられないなんていう最悪の事態にならないように今のうちになんとかしなければならない。以前の超健康体だった(と実際には勘違いしていた頃の)私は、こういう身体からの大事なメッセージ [… 続きを読む]

ベッドに寝ている時間の多いこと多いこと

今日は昨日よりさらに痛みが強く、2度もレスキューを飲むほどであった。まさに今年のお正月は寝正月だ。寝たくて寝ているわけではないので、まったくうれしくない寝正月ではあるが(^^;)。 とにかく毎日があっという間に過ぎてしまう。毎日忙しい忙しいと言っているが、いったい何をしていてこんなに忙しいのか、何に時間をとられているのかを検証するために、一日の行動を記録してみることにした。記録し始めてから今日で3日目だが、ベッドに横になっている時間があまりにも多いことに気がついた。もちろんそれにかなりの時間を割かれていることは分かっていたが、あらためて記録してみるとその長さに驚く。一日おおよそ5時間ぐらいはベ [… 続きを読む]

最高の環境を与えられているのだから治らないはずがない

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<写真の説明>義母手作りのかぼちゃの茶巾絞り。味付けは何もなし。材料はかぼちゃと小豆だけだが、見かけがおいしそうだと味がなくても十分食べられる ただ今お昼の12時過ぎ。この時間に、このタイトルでブログを書く予定はまったくなかったのだが、あるメールを読んだら涙が止まらなくなり、衝動的に今ブログを書き始めている。 メールの主は父の友人H氏であった。昨日私の両親がH氏のところに遊びに行ったそうで、 [… 続きを読む]

意識が遠のいて怖かった・・・(^^;)

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<写真の説明>高校テニス部一同から、こんなにかわいいクリスマスバージョンの花をもらいました!サンタさんの顔つきの籠がめっちゃキュート!(写真をクリックすると拡大します) 今日はものすごく変な体調の日でした。夜になってからは痛みも軽くなり、こうやってブログを書けるぐらいまで調子がよくなりましたが、日中は最悪でした。いや最悪なんてものではなくて、意識が遠のくという恐ろしい体験をしてしまいました・・・ [… 続きを読む]

麻薬大増量の効果も1日限りでとほほです・・・

とにかく痛みを取らないことには何も始まらない!ということで一昨日決断・実行した麻薬大増量でしたが、その効果も1日限りでなんだか雲行きが怪しくなってきました・・・。大増量の翌日はそれまでの状態があまりにもひどかったので、今までに比べれば・・・ということですべてに効果が出たように感じたのだと思います。しかしもうある程度痛みが軽くなってしまった昨日になってくると、またちょっとの痛みでも耐えられなくなってきて、結局昨日はレスキューこそ使わなくとも、なんだかんだいろんな手段を使って痛みをだましだましやり過ごすだけの1日になってしまい、1日を振り返ってみて「今日は快適だったね」という言葉は決して出て来ない [… 続きを読む]