西洋医学に見放され、余命1年の宣告にも負けず、自己治癒力で勝負しています
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私の心は癒しを求めている

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<写真の説明>実家の庭でとれたニラ。しかし母はニラの種をまいたことはないそうだ。どうやらどこからか飛んできて自然発生したものらしい。これぞまさに天から降ってきたお恵みだ(^^)。

昨日の私の頭はイチゴで埋め尽くされていたが、無事に無農薬イチゴを注文したことで今日はそれからは解放された。そして私の次なる興味は我が家のインテリアに移った。リビングのインテリアをどういう雰囲気にしようか迷っていたのだが、今日やっと気持ちが決まった。今回は木のぬくもりを感じるアットホームな雰囲気で行くことにした。

実は今回の決断に少なからず影響を与えたのは「かもめ食堂」という映画である。恐らく地味な映画なので知らないと思うが、私も主人がDVDを借りてきたのでついでに見ただけだ。主人がなぜこの映画を借りたのかというと、舞台がフィンランドだったからだそうだ。数年前にオーロラを見にフィンランド旅行したのがきっかけで、主人はそれ以来フィンランドをこよなく愛している。私が寒いのはいやなので反対しているから実現はしないが、私さえOKであれば住みたいと言っている。でも私もあの寒ささえなければぜひ住みたいと思う。フィンランドは日本人にとってなじみの薄い国だが、実は欧米の中では最も日本から近い国であり(飛行機で7時間)、教育水準も高く、自然は豊かで森と湖に囲まれたとても美しい国だ。またいろいろな意味で日本に似ているところがあり、日本人としては住みやすいと感じた。

主人談によると、そんなすばらしい国フィンランドに目をつけた監督であればきっと映画もすばらしい内容であるに違いないと思ってDVDを借りたそうだ(笑)。ものすごいこじつけだと思ったが、その推測は当たっていた。特にこれといった特筆すべきものはないのだが、ついつい最後まで見てしまうといった感じの映画で、見たあとになんともいえないほのぼのとした心地よさを与える。すごく感動するわけではないし、もう一度見たいとも思わないが、でも他人に勧めたくなる、そんな日本的な情緒のある映画だと思う。

すっかりフィンランドと映画の宣伝になってしまった(^^;)。話を戻すと、とにかくこの映画の中で使われていた食堂の木製のテーブルとイスを見たときに「これだ!」と思ったのだ。どうやら私の心は癒しを求めているらしい。今までの私はシックでモダンな雰囲気が好きだったので、今回もこげ茶か黒で統一したシックなインテリアにする予定でいた。まさに木のぬくもりなどというものとは正反対の世界である。

映画についてもそうだ。今までの私だったら、かもめ食堂のような映画は、恐らく途中で退屈して見るのをやめていただろう。しかし今回は最後まで興味深く見た。前にも書いたが、やっぱり完全に性格が変わったようだ。刺激よりも癒しを求めるようになった。

こうしてインテリアの方向性が決定したところで、今日は手始めに、先日気分一新のためにスリッパを捨てたので、スリッパを物色しにデパートに行った。今日は物色だけだったので買わないで帰ってきたが、ほぼ決めて帰ってきた。今日は東京と日本橋のデパートへ行ったので、次回銀座をチェックして最終決定するつもりだ。インテリア同様、昨日まで黒の皮のスリッパにするつもりだったのだが、今回は癒されるような上品なベージュにするつもりだ。

それにしてもこういうことを考えるのはすっごく楽しい。買うことができたらもっと楽しい!インテリアが落ち着くまで、散歩のよい動機付けにもなるし、ショッピング大好きな私はしばらく毎日が楽しくなりそうだ(^^)。幸い痛みのほうも完全に痛みのない生活は不可能にしてもレスキューを飲まずにもう2週間以上過ごせているし、便秘をすることもなく、口内炎からも一時的に解放され(あ、またこんなこと書くと明日口内炎ができたりして(^^;))、久しぶりに落ち着いた日々を過ごせている。いつまでもこの日々が続きますように・・・。

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著者プロフィール

みづき
1970年東京生まれ、女性。既婚。子供はなし。米国シリコンバレーのIT企業のCFO、および日本のコンサルティング企業の役員としてそれぞれ在職中。2006年1月、米国西海岸(シリコンバレー)在住中に癌を告知され、急遽帰国しました。現在は東京・新富町(築地の近く)の自宅にて末期直腸癌(ステージⅣ)で闘病中です。
この写真は、2005年12月8日、サンフランシスコのお世話になっている弁護士事務所のクリスマスパーティに出席したときのもの。これが最後の飲み会でした・・・。お酒をこよなく愛した私も、お正月以来一滴も口にしていません・・・。また飲める日が来ると信じてがんばります!