西洋医学に見放され、余命1年の宣告にも負けず、自己治癒力で勝負しています
総アクセス数:25,385,881
278

初めて腸の粘液を見た

次の記事 | 目次
flower_mori.jpg
父の友人が千葉から送ってくれたお花

今日初めて腸の粘液というものを見た。しかし見てすぐにそうと分かったのは、ガン情報交換掲示板(スレッド53)で前もって情報をインプットされていたからだ。そうでなかったら何がなんだか分からなかっただろうし、それよりもびっくりして病院に電話していたかもしれない。つくづく情報はありがたいと思った。

ちなみに私のストーマは、単孔式・双孔式とあるうちの双孔式と呼ばれているもので、上下に2つ穴(=肛門)がある。通常便やガスは上の穴から出てくる。下の穴からは何も出てこない。

今日トイレに入ったときストーマをチェックしたら、何やら見慣れないもの=つまり便以外のものがパウチ袋の中に見えた。それは白くてどろっとしていて、しかも何も出てこないはずの下の穴から出ていた。ちょうど小指半分ぐらいの大きさの糊(最近のスティック糊ではなく昔のチューブから出して手でつけるタイプの糊と言えば分かるだろうか)が肛門に垂れ下がっていたのだ。ああ、これがうわさに聞いていた腸の粘液かあと思いながら、興味津々でまじまじと見てしまった(^^;)。と同時に確信したのは、やはり今まで激しい便意とともに少し出ていたものは、腸の粘液なんかではなかった。まぎれもなく便であることが分かった。

今日は一日を通じて比較的体調の良い日であった。痛みが発生しても短時間で治まり、しかもその痛みもそんなに強いものではなかった。昨日に引き続きあまり痛くないので、夜10時に飲むMSコンチンを飲み忘れるほどであった。しかし飲み忘れないように時計のチャイムを10時と22時に鳴るように設定してあるので、絶対に飲み忘れるということはない。いつもは20時を過ぎるころにはコンチン切れで痛くて、薬を飲む時間をまだかまだかと待ちわびている状態なので、それからするとチャイムが鳴ってはじめてコンチンを飲むというのはかなりの進歩と言える。しかしこの痛みに関しては、たったの2日ばかり調子が良かったからといって良くなったと考えるのは危険なので、今のところはこれによってどうこうというのはないが、でもとにかく痛みが軽い状態で2日間過ごせているという事実は喜ばしいことである。

続きの記事へ
旧コメント | 目次
記事投稿日:
タグキーワード(AIで自動作成しています)
記事公開当時のコメントは上記「旧コメント」から御覧ください。新たなこの記事のご感想やコメントはTwitterハッシュタグ「みづきの記録」もしくは、フェイスブックのコメントへお寄せください。

続きの記事

(279) 激しい便意の回数が少し減ってきた
(280) 手術の怖さを再認識
(281) 洗腸初体験
(282) 洗腸は失敗か!?
(283) パンティストッキングが履けなくなってしまった(^^;)
(284) ここが正念場

著者プロフィール

みづき
1970年東京生まれ、女性。既婚。子供はなし。米国シリコンバレーのIT企業のCFO、および日本のコンサルティング企業の役員としてそれぞれ在職中。2006年1月、米国西海岸(シリコンバレー)在住中に癌を告知され、急遽帰国しました。現在は東京・新富町(築地の近く)の自宅にて末期直腸癌(ステージⅣ)で闘病中です。
この写真は、2005年12月8日、サンフランシスコのお世話になっている弁護士事務所のクリスマスパーティに出席したときのもの。これが最後の飲み会でした・・・。お酒をこよなく愛した私も、お正月以来一滴も口にしていません・・・。また飲める日が来ると信じてがんばります!