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痛み発生のパターンが読めない

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最近、痛みが発生するパターンが読めず困っている。以前は圧迫痛とか通過痛などと称していたように、痛みの原因がはっきりしていたのだが、最近はいろいろなパターンで痛みが発生するので、まったく原因が分からない。

今日もそうだった。日中は1日を通じて安定していた。食後に多少痛みが強くなるが、30分も経てば回復した。それでも時には食後に激痛が来ることもある。しかし、今日はそういうことはなかった。今日問題が起きたのは夕食後だ。夕食後お腹が落ち着いた頃を見計らって散歩に出かけたのだが、50メートルぐらい歩いたところで急に痛み出し、あえなくUターン。しかもかなりの激痛だったので泣きが入った。雨が降っていて寒かったので、せっかく重装備で気合を入れて出かけたのに、2分もたたないうちに家に戻ることになったのは非常に残念であった。

モルヒネの量を減らしたことが原因かは現時点では定かではない。しかし減量が原因であれば、このように急な痛みが来るというよりは、一日を通じて痛むと思うので、自分としてはベースが減ったことが原因ではないと考えている。とにかく痛みについてはしばらく様子見だ。

明日は癌研のセカンドオピニオンで有明まで主人と行って来る。さて今度はどんな見解だろうか?それによって私たちの判断はどのように変わるだろうか?少々どきどきしている。

最後に、毎日こつこつ追加してきた入院中(10/18~11/2)の記事が本日ようやく完成したので、興味のある方はぜひご覧いただきたい。日中数日分の過去記事を一気に書いたため、さすがに書き疲れてしまったようだ。まだ夜の9時半だがなんだか眠いので今日はもう寝ようかな。明日早起きしてひまし油温湿布でもやるとしよう。

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(265) MSコンチン(モルヒネ)増量に踏み切る
(266) こんなに痛いの、久しぶり(涙)
(267) 抗がん剤についての私の考え
(268) ようやく体脂肪率が測定できるようになった
(269) 治療目的以外での初めての外出

著者プロフィール

みづき
1970年東京生まれ、女性。既婚。子供はなし。米国シリコンバレーのIT企業のCFO、および日本のコンサルティング企業の役員としてそれぞれ在職中。2006年1月、米国西海岸(シリコンバレー)在住中に癌を告知され、急遽帰国しました。現在は東京・新富町(築地の近く)の自宅にて末期直腸癌(ステージⅣ)で闘病中です。
この写真は、2005年12月8日、サンフランシスコのお世話になっている弁護士事務所のクリスマスパーティに出席したときのもの。これが最後の飲み会でした・・・。お酒をこよなく愛した私も、お正月以来一滴も口にしていません・・・。また飲める日が来ると信じてがんばります!