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MSコンチン(モルヒネ)増量に踏み切る

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いい調子でモルヒネの量を減らしていたと思っていたのだが、よくよく日々の記録を読み返してみると、確実に痛みも増していたようだ・・・。実は昨日も夜にレスキュー(オプソ内服液)を服用、そして今日は昨日よりさらに痛みが強かったので昨日の倍の量のレスキューを服用(塩酸モルヒネ)、やはり完全にモルヒネの絶対量が不足しているようである。ちなみにレスキューとは、短時間で効果が現れる痛み止めの薬のことを言い、飲むとだいたい5分から10分で効いてくる。

以前に比べ痛みに耐える時間が少なくなったので、自分としては痛くないと思ってしまったようだが、毎日の記録を見ると、なんだかんだいって毎日「痛い」という記述があり、モルヒネ減量とともにその頻度も高くなり、さらに痛みも強くなってきていた。そしてとうとう今日は、夕方以降ほとんど痛くて動けない状態となってしまったのだ。もちろん激痛で泣きも入った。

というわけで、私も観念し、モルヒネ増量に踏み切ることにした。痛くて動けないのでは、入院前の生活と同じになってしまう。免疫力下がりまくりの最悪の生活になってしまう。

せっかく減量できて喜んでいたのだが、まあしょうがない。もう一度痛みをきちんととってから、再度減量に挑戦していくことにしよう。でもしばらくは減量はしないほうがよさそうだ。幸いにも、懸念されていたモルヒネによる便秘もうまくコントロールできているし、化学薬剤を身体になるべく入れたくないのはやまやまだが、それは追々考えていくことにして、とにかく今は痛みをとって免疫力を上げて、癌と闘う身体及び精神作りをすることが最優先であるから。

それでは短いが今日はここまで。ほんとはこれからパウチの交換をしたいのだが、今うんちゃんが続々と出てきているので、タイミングがなかなか来なくて困っている。実は目下、日々パウチ交換の時間が作れないのが悩みである。うんちゃんが落ち着かないとお風呂にゆっくり浸かれないので、なるべく動きが止まってからにしたいのだが、一日の中でなかなか「そのとき」が訪れないのだ(^^;)。ふえーん、困ったよぉ・・・。

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著者プロフィール

みづき
1970年東京生まれ、女性。既婚。子供はなし。米国シリコンバレーのIT企業のCFO、および日本のコンサルティング企業の役員としてそれぞれ在職中。2006年1月、米国西海岸(シリコンバレー)在住中に癌を告知され、急遽帰国しました。現在は東京・新富町(築地の近く)の自宅にて末期直腸癌(ステージⅣ)で闘病中です。
この写真は、2005年12月8日、サンフランシスコのお世話になっている弁護士事務所のクリスマスパーティに出席したときのもの。これが最後の飲み会でした・・・。お酒をこよなく愛した私も、お正月以来一滴も口にしていません・・・。また飲める日が来ると信じてがんばります!