西洋医学に見放され、余命1年の宣告にも負けず、自己治癒力で勝負しています
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第一回目のおそそ

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昨日の日中、看護師さんにパウチの交換を勧められたのだが、私があともう一日このままでとお願いしたことが、とんでもない事態を引き起こしてしまった・・・。夜寝ていて、なんとなく布団の中が臭うことに気がついたのだが、臭いもたいしたことなかったし、ストーマとはこんなものなのだろうと勝手に思い込み、そのまま睡眠を継続した。そして夜中の3時、おしっこがしたくなってトイレに起きた。そしてトイレでとんでもない光景を目にしたのである。パンツにうっすらと便が染みていたのだ・・・!!

うわっ、とうとうやってしまった!!と思った。慌てて他に染みてないか、パジャマや布団を念入りにチェックしたところ、パジャマには少しだけ到達していたが、幸運にも布団はまったく問題なかった。とりあえずナースコールで看護師さんを呼び、急遽夜中の3時にパウチの交換をすることになった。シャワーを浴び、パジャマを着替え、新しいパウチを装着し・・・と一連の作業を終えた頃には、すでに朝の4時になっていた。しかし、さすがに丸2日ほとんど寝ていなかったので、その後少しだけ眠れたようだ。

今日の朝食から五分粥になった。きちんと食事が摂れるようになったので、痛み止めも点滴からの注入ではなく、経口投与に変更になり、従来のデュロテップパッチの代わりにMSコンチン(モルヒネ系)を飲むことになった。ストーマになったことで便秘の心配も解消されたので、モルヒネにしてみようということになった。医者はなぜかパッチを避けたがる傾向にあり、モルヒネを好む。量の微調整が可能だというのがその理由のようであるが、私はパッチも微調整可能だと思うのだが・・・。

食事の量が増え、さらに腸の動きが活発になってきたため、痛みも強くなってきた。痛み止めを点滴から経口投与に変更したことで、ちょっと間隔があいてしまったのもあるかもしれないが、21時ごろは痛みがピークに達した。腸の動きが悪いので、ガスもたまっておなかも少々張り気味。

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著者プロフィール

みづき
1970年東京生まれ、女性。既婚。子供はなし。米国シリコンバレーのIT企業のCFO、および日本のコンサルティング企業の役員としてそれぞれ在職中。2006年1月、米国西海岸(シリコンバレー)在住中に癌を告知され、急遽帰国しました。現在は東京・新富町(築地の近く)の自宅にて末期直腸癌(ステージⅣ)で闘病中です。
この写真は、2005年12月8日、サンフランシスコのお世話になっている弁護士事務所のクリスマスパーティに出席したときのもの。これが最後の飲み会でした・・・。お酒をこよなく愛した私も、お正月以来一滴も口にしていません・・・。また飲める日が来ると信じてがんばります!