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パラダイムシフト

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いつも的確なアドバイスをくださる佐藤さんから、またまた今日目の覚めるようなメールをいただいた。そう、私が忘れかけていた「パラダイムシフト」を再び思い出させてくれたのである。パラダイムとは、なかなか一言で説明するのは難しいのだが、ある時代や分野における価値観やルール、規範のことである。ガンは人間という分野なので、今回の場合はその人の価値観や物の捉え方、生き方などを指す。よってパラダイムシフトとは、それらがシフト、すなわち移行・変化することなので、簡単に言えば「今までの生き方、考え方を変える」ことである。ことさらガンという難しい病気の場合は、それこそ根本から変えるような大変革が必要となってくる。

過去にこのブログに書いたかどうか忘れたが、サイモントン療法では病気はその人へのメッセージと捉えられている。つまり、今までの考え方や生き方の何かが間違っていたので、それを修正しなさいよ、というメッセージを伝えるために、病気という形で現れるというのである。ある人には胃潰瘍という形で現れたり、ある人には糖尿病という形で現れたりし、たまたま私の場合はガンという形で現れたのである。できれば別の病気でメッセージを伝えてもらいたかったなあと思うが(苦笑)、でもカウンセラーに言われたのは、ガンになった人はある意味ラッキーで、選ばれし人なのだそうだ(^^)。なぜならガンであればメッセージを受け取った本人も本気になるので、きちんと間違いを修正することができ、その後の人生を幸せに生きることができるからである。そう言われてみればそうかもしれない。私もいつもここで言っているように、けっこうガンの恩恵というのは多いから。まあそう言えるには、ガンを克服しなければならないけど。

少々話が横道にそれたが、佐藤さんが私にパラダイムシフトについてメールをしてくれた理由は、昨日のブログで私が他人と比較してああだの、こうだのと言って落ち込んでいたからである。他人がおしりが痛くないのを考えてくよくよしても始まらない。まさにこの痛みだって一つのメッセージであると考えることもできる。すべてのことに理由があるのだ。このメールを今日もらって、痛みなどの苦しみも前向きに捉えられるようになった。まさに今私はパラダイムシフトの真っ最中なのであり、日々の細かいことは、大きな流れから考えれば一瞬の出来事なのである。とはいうものの、現実は1分1秒痛みを短くしたいと悪戦苦闘しているわけだが、しかしなるべくこのように大局的に長い目で考えられるようになれば、日々の痛みや苦しみは軽減されると思う。実際、今日そのように考えられたことで、いつもより痛みや苦しみを軽減できたから。まあなかなかこの境地に達するまでは努力が必要だが、これからも忘れがちなこの「パラダイムシフト」を苦しくなったら思い出すようにしたいと思う。佐藤さんありがとう!!

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著者プロフィール

みづき
1970年東京生まれ、女性。既婚。子供はなし。米国シリコンバレーのIT企業のCFO、および日本のコンサルティング企業の役員としてそれぞれ在職中。2006年1月、米国西海岸(シリコンバレー)在住中に癌を告知され、急遽帰国しました。現在は東京・新富町(築地の近く)の自宅にて末期直腸癌(ステージⅣ)で闘病中です。
この写真は、2005年12月8日、サンフランシスコのお世話になっている弁護士事務所のクリスマスパーティに出席したときのもの。これが最後の飲み会でした・・・。お酒をこよなく愛した私も、お正月以来一滴も口にしていません・・・。また飲める日が来ると信じてがんばります!