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びわ葉温灸タイムがさらにパワーアップ

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この写真なんだかお分かりであろうか?恐らく多くの人がこれを見て、想像してはいけないものを想像してしまったことであろう(爆)。私も今日母から「これパパからのプレゼントよ」って渡されたときは、第一声で「○○○みたいだね」と言ってしまった。そして思わず「あー、こういう黄金のりっぱなものが出ればなあ」と手を合わせて拝んでしまった・・・(^^;)。

そう、これはびわ葉温灸に欠かせない「ろうそく」である。しかも父手作りの蜜蝋ろうそくである。今となっては蜜蝋である必要はあまりなかったのだが(パパごめん!)、温灸をやり始めた当初はアロマ効果も期待して蜜蝋にこだわっていたので、それを聞いた父が早速大量の蜜蝋を購入し、せっせと作ってくれたのである。実際にその作っている様子は見ていないが、母から聞いたところによると、それはもう根気の要る作業だったようである。時間はかかるし、家中蜜のにおいで気持ち悪くはなるしで、ものすごく大変だったようだ。この場を借りて改めて御礼を申し上げたい。ありがとう!

実はこのろうそくは2本目で、最初のものは鉄製のカップに作ってあって、もっと太かった。使っていくうちに、芯がカップの底のほうに行ってしまい、火が付けにくくなったので、次回はできるだけ細いのを作って欲しいとリクエストした。そして今回そのリクエストに応え作られたものが、この写真のろうそくである。なんというすばらしい出来であろう!見た目にも完璧だったが、さっき早速これを使って温灸をやってみたところ、使用感も完璧だった。この細いろうそくを作るには、糸にゆっくり時間をかけてろうをくっつけていくという、気が長くないとできない大変な作業だったようだ。またまた大感謝だ。

すばらしいろうそくに加え、さらに温灸タイムをパワーアップさせてくれたのが、ジャズだ。私がさらに気持ちよく温灸を受けられるようにと、主人がジャズを耳元で流してくれた。特に夜に行う温灸タイムは、ジャズが良く似合う。ああ、これでバーボンを一杯やれたら最高なんだけどなあ。やっぱりジャズにはバーボンだよなあ(^^;)。

そんなわけで、ただでさえ気持ちよいびわ葉温灸が、さらにパワーアップして、極上のひと時を過ごすことができた。あまりの心地よさに、少しうとうとしてしまったぐらいだ。でも父の努力を無駄にしないためにも言っておくが、私は蜜蝋の臭いが大好きなので、たまに蜜蝋ろうそくの臭いを嗅いでは気持ちよくなっているのである(^^)。

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著者プロフィール

みづき
1970年東京生まれ、女性。既婚。子供はなし。米国シリコンバレーのIT企業のCFO、および日本のコンサルティング企業の役員としてそれぞれ在職中。2006年1月、米国西海岸(シリコンバレー)在住中に癌を告知され、急遽帰国しました。現在は東京・新富町(築地の近く)の自宅にて末期直腸癌(ステージⅣ)で闘病中です。
この写真は、2005年12月8日、サンフランシスコのお世話になっている弁護士事務所のクリスマスパーティに出席したときのもの。これが最後の飲み会でした・・・。お酒をこよなく愛した私も、お正月以来一滴も口にしていません・・・。また飲める日が来ると信じてがんばります!