西洋医学に見放され、余命1年の宣告にも負けず、自己治癒力で勝負しています
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自業自得とはいえつらい・・・

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今日は久々に大泣きした。まさに号泣。おとといノー泣きを称えたばかりだったのに。ロキソ(=痛み止め)が効くまでの1時間半、泣きながら痛みに耐えた。もちろん大泣きの原因は便秘。硬くなってしまった便を出そうと思いっきり力むので、それが激痛を発生させるのだ。

完全に実験は大失敗だった。慌てて昨日からカマ(下剤)服用を開始したが、私の場合はその効果が出てくるまで3日かかるので、あと2日ぐらいはこの苦しみと闘わねばならないであろう。まさに自業自得なのでしょうがないのだが、それにしてもつらすぎる・・・(涙)。

でも私もなにも無謀な賭けに出たのではない。勝算あると思ったから実験してみたのだ。毎日エネマ(=浣腸)するのだから、便をいちいちやわらかくする必要はないと思ったのだ。でも今回の件で、やっぱり私の場合はまだある程度やわらかくないとエネマをしても出ないということが分かった。そして、エネマは浣腸薬ではないので、硬くなってしまった便を出すほどの威力はないようだ。今日も量的には600cc入ったのでまあまあだったのだが、コーヒーだけが出てきて、ぜんぜん便が出てこなかったときは悲しくなった・・・。

とにかくあと2日死ぬ気でがんばって、前の比較的安定していた状態に一刻も早く戻す必要がある。振り出しに戻ってまた一つずつ積み重ねていくしかない。昨日の夜も圧迫痛であまりよく眠れなかった。今日もそうなりそうだ。ふえーん。

それこそ今日はロキソではなく、ボルタレンを飲むべきであった。そのぐらいの激痛であったのだ。恐らく明日も同じような状況になることが予想されるので、明日はボルタレンを飲んでみよう。そうそう、ボルタレンといえば、今日荷物の整理をしていたら、以前首が痛くなったときにもらった薬としてボルタレンがあった。だから何も先日わざわざ病院にもらいにいかなくてもよかったのだ。まさか自分がそんな薬を持っているとは思わなかったので、ちょっとびっくりしたが、逆に考えればボルタレンはその程度の薬なのだと少し安心した。

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著者プロフィール

みづき
1970年東京生まれ、女性。既婚。子供はなし。米国シリコンバレーのIT企業のCFO、および日本のコンサルティング企業の役員としてそれぞれ在職中。2006年1月、米国西海岸(シリコンバレー)在住中に癌を告知され、急遽帰国しました。現在は東京・新富町(築地の近く)の自宅にて末期直腸癌(ステージⅣ)で闘病中です。
この写真は、2005年12月8日、サンフランシスコのお世話になっている弁護士事務所のクリスマスパーティに出席したときのもの。これが最後の飲み会でした・・・。お酒をこよなく愛した私も、お正月以来一滴も口にしていません・・・。また飲める日が来ると信じてがんばります!