西洋医学に見放され、余命1年の宣告にも負けず、自己治癒力で勝負しています
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現代栄養学の常識は玄米菜食の非常識

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昨日に引き続き、今日も食事の話をしようと思う。玄米菜食について勉強すると、今まで私たちが常識だと思っていたことが非常識とされる場面に何回も遭遇してかなり驚く。例えば我々の常識では、牛乳はカルシウムを摂るために非常に良い物とされており、私も小さい頃から毎朝牛乳を飲んでいた。そもそも学校給食で出していることからして、国をあげて牛乳を推奨していることが分かる。しかし、玄米菜食では牛乳を飲むなどもってのほかだ。これにはびっくりした。理由は「人間は菜食動物であって肉食でないので、肉食動物から摂取するものではない」ということだそうだ。よって肉を食べるということは、ある意味共食い状態なわけで、そんなおかしなことをする動物は人間ぐらいだ、という話である。ふむ、確かにそう言われればそうかもしれない。牛だって草しか食べないし、どの動物を見ても、生きるために食べるものは決まっている。こんなにあれもこれも食べるのは人間ぐらいで、本来バラエティに富む食事など必要ないのだ。ましてや、自然にないもの・・・すなわち人工的に作り出した物を摂取するなどもってのほかなのである。

現代栄養学の欠点は、何をどれぐらい摂取するべきだということを、栄養素と数字だけで見ている点だ。だから例えばカルシウムが必要であれば、カルシウムを含んでいるものを何でもいいから食べればいいのであって、極論をするとサプリメントで補給してもいいわけだ。一方玄米菜食やマクロビオティックに代表される自然食主義の考えは、栄養素を無視するわけではないが最重要だとは考えず、人間という動物としてのあるべき姿(=穀物菜食)、また育った土地も考慮に入れ(=身土不二)、さらに大地からのエネルギーや気を考え、昨日も書いたが陰陽のバランスを考えて摂取することを重要視することにある。

東洋医学を勉強して、西洋医学を中心とした今までの我々の常識が非常識とされたのと同様、今度は食事の面でも西洋を中心とした栄養学の常識がくつがえされた。私も母も最初はこのまったく別の考え方についていくのが大変だった。特に母は長年染み付いた考えからなかなか抜け出せずにいた。やっぱりいろいろなものをまんべんなく食べるのが良いという思いが強かったようだ。

つくづく私たち現代人の考えや価値観は、西洋世界の影響をまるまる受けていると感じさせられる。西洋医学も現代栄養学も優れているのは認めるが、これらに欠けているものは、全体を見ないことであると思う。一部分だけを取り出して、その部分においてはものすごく研究が進み進歩しているのだが、置いてきぼりになっている部分があることが問題なのである。

ちょっと話は脱線するが、常識と非常識という言葉が出てきたので、アメリカで体験したあるエピソードを紹介したい。私たちの世界(=価値観)では、当然自由は良いものとされている。しかし、自由が悪いものとされている世界があるということを知って驚いた。アメリカのアダルトスクール(政府が提供してくれている無料の英会話スクール)に通っていたときのことであるが、私はあるイスラム教の生徒2人に話しかけられた。最初はたわいのない話をしていたのだが、話の流れで私が自由だから良いみたいな話をしたところ、彼らは声を荒げて言った。「自由のどこがいったい良いというのだ!!??自由は悪だ。俺は自由になりたくない」。この発言には驚いた。自由が悪!!??そして思った。常識ってなんなのだろうって。同じ価値観を持っている者同士であれば常識として通用することでも、価値観が違う者にとっては非常識になりうるのだ。そう考えると、例えば今の私たちの常識では「人を欺いてはいけない」というのが常識となっているが、もしかしたら「欺いていい」なんていう価値観を持った人々が世界のどこかに存在するのかもしれない・・・。

こういう話をし出すと、いくら時間があっても足りないので、今日は時間も遅いし、ここまでにしておこう。またいつの日か時間があるときにちょっと書くかもしれないけど(^^;)。それではまた明日。

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著者プロフィール

みづき
1970年東京生まれ、女性。既婚。子供はなし。米国シリコンバレーのIT企業のCFO、および日本のコンサルティング企業の役員としてそれぞれ在職中。2006年1月、米国西海岸(シリコンバレー)在住中に癌を告知され、急遽帰国しました。現在は東京・新富町(築地の近く)の自宅にて末期直腸癌(ステージⅣ)で闘病中です。
この写真は、2005年12月8日、サンフランシスコのお世話になっている弁護士事務所のクリスマスパーティに出席したときのもの。これが最後の飲み会でした・・・。お酒をこよなく愛した私も、お正月以来一滴も口にしていません・・・。また飲める日が来ると信じてがんばります!