西洋医学に見放され、余命1年の宣告にも負けず、自己治癒力で勝負しています
総アクセス数:15,677,939
74

新たな目標ができた

次の記事 | 目次
今日は久しぶりに口紅を塗っておしゃれをして出かけた。おしゃれといっても、ちょっとしゃれたコートを羽織ってブランド物のバッグを持つ程度である。洋服はラフでスポーティな感じの服にパンツ、そしてスニーカーである。なんともぱっとしない装いだが、なんせ、毎日トレーニングウェアしか着てないので(もちろん完全にすっぴん)、これでも今の私にとっては精一杯のおしゃれなのだ。今までまったくおしゃれする気が起きなかったので、口紅を塗ろうと思っただけでも私に言わせれば前進である。いくらガンとはいえ、女性なのだからもう少しおしゃれに気を遣うべきなのでは?とたまに自分でも思うのだが、どうしてもそういう気が起きないのだからしょうがない。元々はファッション関係は大好きで、ものすごいおしゃれ好きというわけではないにせよ、やっぱり外出するときはそれなりにおしゃれして出かけていったものだし、着ていく服を選んだりすることが楽しかった人なので、今そういう気持ちになれないというのは、やはり心にゆとりがないのであろう。

さてさて、このようにおしゃれして会いに行った相手は・・・70歳を超えるおじいさんである。場所も白金台だったので、シロガネーゼを多少は意識していたということもあるかもしれない?(笑)。実は私はこの4月からガン患者のNPO法人「いずみの会」に入会し、今日はこの会の会長さんに会いに行ったのだ。実は、私が末期がんで余命1年と宣告されてひどく落ち込んでいるときに、主人ががんセンターに入院中に差し入れてくれたのがいずみの会のHPに載っている中山会長が書いたこの本であり、私がこのように前向きになれたのもこの本のおかげであった。いろいろな本を読んだが、特にこの本によって勇気付けられた。すごく文章が分かりやすく、とにかく説得力があった。もちろん中山会長自身、助かる確率は3万人に1人と言われたスキルス胃がんから生還し、20年以上も元気に生きている人物である。だから、彼の言葉には説得力があるし、本人に会いたい!とずっと思っていた。彼に会って元気をもらおうと思った。そして実際会ってみて、予想通り元気なおじいさんだった。やっぱりこの元気がガンを完全に退治できたのだと思った。彼と話していると、自然に私もいつもより笑顔で元気に話しできたような気がする。

私が彼から元気をもらったのと同時に、僭越ではあるが、私も彼に元気を与えたような気がする。というのも、まだ入会したばかりで会の運営状況は良く分からないが、私が今のところ感じているのは、中山会長の魅力だけでもっているような印象を受けたからである。彼のカリスマ性が強いため、万が一彼が倒れたらこの会自体も倒れかねない。すばらしい活動をしている会なので、今後もずっと存続させていきたいし、そうすべきだと思う。それには後継者が必要だ。しかも、中山会長を中心としているので、それからそもそも若い人がガンになる確率が低いということもあり、会員の年齢層はかなり高い。よって若手がほとんどいない。また名古屋が本部なので東京は若干盛り上がりに欠ける。

というわけで、話の流れもあって、なんと私が名乗りをあげてしまったのだ!!もちろん説得力を持たせるためにはまずは自分がガンを克服して実証することが前提となるが、それを達成した暁には東京支部を私に任せてください、と言わんばかりの勢いになってしまった。これにはさすがの会長も少々驚いたようだが、でも頼もしい人物が現れたという様子でとても喜んでいた。そして別れ際にがっちり握手。しかも「もっと強く握りなさい!!」と体育会系のノリで言われ、握力計を握るぐらいの力で会長さんの手をぎゅーっと握った。こんな気持ちの良い握手は初めてだ。そして私に新たな目標ができた。しかもガンを克服した先の目標だ。やはり(ガンで)転んでもタダでは起きない私なのであった。さすが私!

続きの記事へ
旧コメント | 目次
記事投稿日:
タグキーワード(AIで自動作成しています)
記事公開当時のコメントは上記「旧コメント」から御覧ください。新たなこの記事のご感想やコメントはTwitterハッシュタグ「みづきの記録」もしくは、フェイスブックのコメントへお寄せください。

続きの記事

(75) 目標となる人物ができた
(76) 裸のおつきあいならぬ、う○ちのおつきあい
(77) わくわくする治療
(78) 化学療法について考える
(79) ブログを書くことはイメージ療法
(80) 痛みと闘い続けた1日②

著者プロフィール

みづき
1970年東京生まれ、女性。既婚。子供はなし。米国シリコンバレーのIT企業のCFO、および日本のコンサルティング企業の役員としてそれぞれ在職中。2006年1月、米国西海岸(シリコンバレー)在住中に癌を告知され、急遽帰国しました。現在は東京・新富町(築地の近く)の自宅にて末期直腸癌(ステージⅣ)で闘病中です。
この写真は、2005年12月8日、サンフランシスコのお世話になっている弁護士事務所のクリスマスパーティに出席したときのもの。これが最後の飲み会でした・・・。お酒をこよなく愛した私も、お正月以来一滴も口にしていません・・・。また飲める日が来ると信じてがんばります!