西洋医学に見放され、余命1年の宣告にも負けず、自己治癒力で勝負しています
総アクセス数:24,849,704
190

漢方の次は鍼に挑戦、しかし・・・

次の記事 | 目次
china.jpg


中国・上海に赴任している先輩から素敵な写真が届いたので掲載させてもらった。これは世界遺産としても有名な九寨溝である。私が一生のうち一度は行っておきたいとかねてから思っていたところだ。こんな素敵な景色を見たら、ガンも一気に吹っ飛びそうだ(^^)。早速主人とガン克服第一弾の旅はここにしようと約束した(^^)。

さてさて昨日はレスキューしまくりだったが、今日も痛みは相変わらずで、とうとう(便秘の副作用が怖くて)一番避けていたオプソ内服液を飲んでしまった。しかしこれが最悪なことにぜんぜん効かない!!!!いやもしかしたら効いたのかもしれないが、効くまでにかなりの時間を要し、かなり大変な思いをした。

とりあえず今日の行動を書くと、まず朝8時20分に起きて、9時に聖路加に到着、CT検査を無事終え11時前に帰宅した。久しぶりに早起きしたものだからおなかがすき、朝食?昼食?を食べた。

まさにここから悪夢が始まった・・・。ある意味うれしい悲鳴なのだが、正午から14時までの2時間で5回も排便があったのだ。まさに排便、お風呂、排便、お風呂の繰り返しで、しかもかなり力みが必要な排便だったので、もう肛門はぼろぼろ、あまりの痛さにトイレで唸り声を上げた。当然もうお風呂に入ったぐらいでは痛みは軽減されない。仙骨を中心とした一帯が猛烈に痛み、とても耐えられない状態であった。

というわけで、とうとうオプソを飲むに至ったのである。昨日の医師からの説明では、服用後5-10分で効いてくると聞いていたので、とりあえず肛門の痛みを軽減する麻酔入りの軟膏も塗って、薬が効いてくるのを待った。ところが、すぐに楽になるとかなり期待していたのだが、20分経過してもぜんぜん痛みが引かない!!痛い痛いと泣きながら、ひたすらベッドで痛みが引くのを待ち続けた。30分?あるいは40分ぐらい経っただろうか?正確にはわからないが、ようやく痛みが落ち着いてきた。麻酔の軟膏が効いたのか、オプソが効いたのかは分からない。まああれだけの強烈な痛みなので、さすがに軟膏ぐらいでは抑えられないと思うので、恐らくオプソが効いたのだとは思うが、予想外に時間がかかり、かなりショックだった。しかし、痛みが引いてきたと同時に、寝不足もあって、その後約1時間ぐらい昼寝もできた。

久しぶりの昼寝は最高に気持ちよく、まだまだ寝ていたかったが、残念ながら午後4時半に鉄砲洲診療所での鍼の予約が入っていたので、起きなければならなかった。3日前に漢方薬を処方してもらいに行った例の鉄砲洲診療所である。ブログのコメントにも以前誰かが書いてくれていたが、鍼でガスが出るという話を聞いたので、一度試してみようと思って予約を入れていたのだ。

先生はとてもいい先生だったので、私としてはお世話になりたかったが、先生からはこの診療所では無理と言われた。私の場合はガンという特殊な状況なので、週に1度ぐらいでは足りず、2度あるいは3度ぐらいやったほうがいいし、鍼だけなく灸も併用したほうがいい。しかしここでは先生は週に1度しかできないし、灸もやっていないので、他へ行くことをお勧めする、と言われてしまったのだ。

しかし、今の私には週に2度も3度も、しかも予約を入れ、遠くの病院へ行くことは不可能だ。鉄砲洲診療所だからこそなんとか可能かなと思っていたので、よって鍼は残念ながらあきらめることにした。それに、すでに緩和ケアも割りと頻繁に行かないといけないし(麻薬系の薬を出すため)、その他にもリンパ球注入、気の治療院等々、私の予定表は病院通いでスケジュールがすでに一杯なので、これ以上の病院通いは無理だ。実際には無理ではないのだが、その時間があるのであれば散歩に時間を回したいので、もうこれ以上定期的に通うような予定は入れたくない。今日も診療所へ行くまでの道を歩いていて思ったのだが、やはり最近まったく散歩をしていないので、確実に体力が落ちていると感じた。もちろんガスを出すことは私にとってすごく重要なことなので、鍼で確実に出せるものなら散歩よりも優先順位が高くなるが、そうでない限りはやはり今の私にとっては散歩の優先順位のほうが高い。

今日は日中つらい思いをしてたくさん便を出したおかげで、久しぶりに気持ちよくブログを書くことができている。最近は、ブログを書いている最中もかなり痛みがあったので、書きながらけっこうつらかった。しかし今のこのぐらいの痛みなら、なんとか眠ることができそうだ。早くに薬が切れなければね!

続きの記事へ
旧コメント | 目次
記事投稿日:
タグキーワード(AIで自動作成しています)
記事公開当時のコメントは上記「旧コメント」から御覧ください。新たなこの記事のご感想やコメントはTwitterハッシュタグ「みづきの記録」もしくは、フェイスブックのコメントへお寄せください。

続きの記事

(191) みんなが思っているほど私は元気じゃない
(192) 食養生シリーズ③-玄米菜食はもう古い?今はローフード(生食)の時代?-
(193) 本を読むのが楽しくてしょうがない
(194) CT検査の結果
(195) 痛み抑制の功罪
(196) 痛みを前にするとつい麻薬に手が伸びてしまう・・・

著者プロフィール

みづき
1970年東京生まれ、女性。既婚。子供はなし。米国シリコンバレーのIT企業のCFO、および日本のコンサルティング企業の役員としてそれぞれ在職中。2006年1月、米国西海岸(シリコンバレー)在住中に癌を告知され、急遽帰国しました。現在は東京・新富町(築地の近く)の自宅にて末期直腸癌(ステージⅣ)で闘病中です。
この写真は、2005年12月8日、サンフランシスコのお世話になっている弁護士事務所のクリスマスパーティに出席したときのもの。これが最後の飲み会でした・・・。お酒をこよなく愛した私も、お正月以来一滴も口にしていません・・・。また飲める日が来ると信じてがんばります!