西洋医学に見放され、余命1年の宣告にも負けず、自己治癒力で勝負しています
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麻薬の効果はすごい

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麻薬なんて書くと「げっ」と思う人もいるだろうが、要するにオキシコンチンのことである。でもこの痛み止めは麻薬系の薬なので、やはり麻薬は麻薬なのである。

とうとう昨日の夜はロキソプロフェンを2錠飲んだにもかかわらず痛くて眠れなかったので、オキシコンチンを服用した。麻薬系の薬に頼ったのは、アメリカで救急車を呼んだ日以来だ。22時にただでさえロキソをいつもの倍の2錠飲んでいたので、夜中の2時半に立て続けに痛み止めを服用していいものか迷ったのだが、もう耐え切れず飲んでしまった・・・。

それにしても麻薬の効果はすごかった。あんなに痛かったのに、ものの10分で痛みが消えた。おかげですぐに眠れた。が、残念なことに、オキシコンチンは10時間効果が持続すると聞いていたのに、明け方5時にはすでに効果が切れて痛み始めた。よって結局2時間ぐらいしか眠れなかった(涙)。

今日の日中はなんとかロキソ2錠で痛みを抑えられた。やはりなるべくならオキシコンチンは使いたくない。どうしても便秘の副作用が怖い。しかし、ロキソ2錠で抑えられなかったときに、立て続けにオキシコンチンを服用するということも避けなくてはならないので、そこが思案のしどころだ。副作用がどんなものかとりあえずオキシコンチン飲んで試してみれば、というご意見もあるだろうが、抗がん剤の副作用で痛い目に遭っているので、気軽に「試してみれば」という気にはなれない。抗がん剤のときだって、世間で副作用がきついと言われているけれど、いったいどんなものだろうか?などという軽い気持ちで試して、あのような悲惨な目に遭ったのだ。しかも、つい先日便秘で死ぬ思いをしたといういきさつもある。よってなかなか気軽に試すわけにはいかないのだ。しかも副作用として便秘だけでなく、吐き気や嘔吐というのも書かれてあった。痛みをとりたいのはやまやまだが、それと引き換えに別の苦しみが発生するのでは本末転倒だ。

こう考えるとなかなか良い方法というのはないものだ。とにかくロキソ2錠で抑えられればそれに越したことはない。ロキソは比較的副作用もなく優秀な薬だという評判だからだ。今もロキソ2錠でなんとか痛みは抑えられている。このままうまく眠れるといいのだが・・・。

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著者プロフィール

みづき
1970年東京生まれ、女性。既婚。子供はなし。米国シリコンバレーのIT企業のCFO、および日本のコンサルティング企業の役員としてそれぞれ在職中。2006年1月、米国西海岸(シリコンバレー)在住中に癌を告知され、急遽帰国しました。現在は東京・新富町(築地の近く)の自宅にて末期直腸癌(ステージⅣ)で闘病中です。
この写真は、2005年12月8日、サンフランシスコのお世話になっている弁護士事務所のクリスマスパーティに出席したときのもの。これが最後の飲み会でした・・・。お酒をこよなく愛した私も、お正月以来一滴も口にしていません・・・。また飲める日が来ると信じてがんばります!