西洋医学に見放され、余命1年の宣告にも負けず、自己治癒力で勝負しています
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神経性頻尿

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点滴もはずされ、すごく身軽になった。点滴をしていると、いちいちベッドを離れるときにバッテリーのコンセントをはずさないといけないし、ベッドの反対側へ行くことができないし、点滴の針が刺さっているところを気にしながら寝ないといけないしで、やっぱり不便だった。身軽になったことで、気持ちも明るくなった。

しかし、一つ困ったことが起こった。1時間おきぐらいに尿意で目が覚めトイレに行くので、夜ほとんど寝られなかった。でもそれは点滴をしているからしょうがないことだと思っていた。だから点滴がはずされたらぐっすり眠れるだろうとものすごく期待していたのだ。なのに!!点滴をはずしたにもかかわらず、同じように1時間起きに目が覚めるではないか!!なぜなんだ!!??ものすごくイライラした。目が覚めるたびに時計を見るのだが、うわっ、前回からまだ1時間しかたってない・・・とがっくりしたものだった。

そこで主人のリサーチにより持ち上がってきたのが「神経性頻尿」。症状を見るとまさにそのものだった。症状といっても大したものではないのだが、要するに膀胱とかに問題がなく、1日10回以上、就寝中に3回以上トイレに行く場合は神経性頻尿と呼ぶのだそうだ。そして唯一の克服法は「気にしないこと」。なーんだ、そうだったのか。病気はなんでもそうだが、病名やその原因がわかるとちょっとホっとするところがある。私も原因がわかったので安心し、これからは夜トイレに起きても時間を見ないようにした。そしてイライラしないようにした。実はそれから2ヶ月たった今でも変わらないので、どうやら神経性頻尿ではないみたいだが、とにかくイライラしないようにするだけでも気持ちが楽になった。いったい原因はなんなのかなあ。

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(36) 西洋医学との決別
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著者プロフィール

みづき
1970年東京生まれ、女性。既婚。子供はなし。米国シリコンバレーのIT企業のCFO、および日本のコンサルティング企業の役員としてそれぞれ在職中。2006年1月、米国西海岸(シリコンバレー)在住中に癌を告知され、急遽帰国しました。現在は東京・新富町(築地の近く)の自宅にて末期直腸癌(ステージⅣ)で闘病中です。
この写真は、2005年12月8日、サンフランシスコのお世話になっている弁護士事務所のクリスマスパーティに出席したときのもの。これが最後の飲み会でした・・・。お酒をこよなく愛した私も、お正月以来一滴も口にしていません・・・。また飲める日が来ると信じてがんばります!