<写真の説明>大学の友人からもらった「リューリー」というトンボ玉。それぞれの玉に意味と伝説がある。携帯ストラップにも使えるが、私はキーホルダーとして使用。
昨日誤ってモルヒネを飲んでしまったせいで、すっかり調子が狂ってしまった。一日中痛みがあり、こうしてブログを書いている今もかなり調子が悪い。朝8時のMSコンチンは当然飲めなかったので痛みが強く、午前中からダウン、レスキューで対応するしかなかった。レスキューの塩酸モルヒネを2錠飲んだが効果なく、痛みを押して緩和ケアの外来に行った。
今日はC先生が体調不良でお休みだったため、代わりに緩和ケア科部長の林先生が担当だった。ちなみに林先生はあさって日曜日の情熱大陸というTV番組に出演するので、もし興味がある方はどうぞ(6ch 23時)。もちろん私も見るつもりだ。情熱大陸は各分野で活躍している人を取り上げて紹介する番組で、私のお気に入りの番組の一つでもある。そんな番組に取り上げられるようなすごい先生に今日は診察してもらえてラッキーだったが、さすがだなと思ったのは、林先生が痛み以外のことも詳しく聞いてきたことだ。具体的には家族構成や家族の協力が得られているか、悩み事を相談できる人はいるか、物事に集中できないといったことはないかなどを聞かれた。私は痛みの緩和だけが目的なので、緩和ケア=痛みの緩和と思いがちだが、確かに緩和ケアというのは痛みの緩和だけが目的ではなく、患者さんのすべての苦痛からの解放を目的としているので、これが本来の緩和ケアなのだと思った。
ところで誤解のないように言っておくが、決してC先生が本来の緩和ケアの診察をしていないといっているのではない。もうC先生とはかれこれ半年のつきあいになるが、C先生は私が痛み以外では特に悩みがないということを知っているので、特に診察時に痛み以外のことを聞いてくることがないだけだ。よって今日は単に痛み以外のことを聞かれたのが私にとってすごく新鮮であっただけで、さらにそれが緩和ケアを語る上でとても重要なことであっただけのことである。
さて今日は調子も悪いし、もう12時半になってしまったので、寝ることにしよう。明日には調子が戻ってくれるといいのだが・・・。
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