手配 (てはい)
初めて救急車に乗った
ガンを宣告されたその日に帰国を決断、3日で荷物をまとめて日本に帰る準備を整えた。前々から帰ることが分かっていたのではなく、普通に生活していた人がある日突然3日後に帰りなさい、と言われたようなものである。引越しの手配、車の処分、賃貸契約及び公共料金その他もろもろの解約など、目が回る忙しさだったが、それでもけっこうなんとかなるものだなと思った。大腸内視鏡で全部出すものは出してあったおかげで、私の体調もこの3日間だけはさほど悪くはなかったので、本当に助かった。それにしても、今回は長くアメリカに住むつもりで高級家具をそろえたので、それをすべて無料であげてしまうのはなんとも悲しかったが、もうムービングセ [… 続きを読む]
昨日とはうって変わって・・・・
昨日のあれはなんだったんだろう???と思ってしまうほど、今日は痛みが軽かった。昨日あまりにもつらい試練を与えたので、神様が少しこの辺でみづきを休ませてあげようと気遣ってくれたのか?(^^)理由はなんであれ、とにかく久しぶりに楽に過ごせた一日であった。
ただし、痛み的には楽に過ごせたが、病院で半日つぶされたのは痛かった。朝食抜きで朝8時半過ぎに家を出て、帰宅したのは午後2時近く。徒歩10分の距離でこれなのだから、遠くから来ている人たちはもっと大変だ。ほんのちょっとの診察のために一日がかりになってしまうであろう。
でも今日は楽な一日だったとはいえ、それは午後からの話で、午前中は病院で座って待ってい [… 続きを読む]
東京いずみの会が休会になってしまった
<写真の説明>母の友人がくださった八王子産の無農薬野菜(ほうれん草、大根、ルッコラ、春菊) 私が所属するがん患者の会「いずみの会」からショッキングな手紙が今日届いた。会場を提供してくださっていた会社の社長さんが2月に亡くなられたこと、及び中山会長自身も高齢(確か70歳後半)かつ多忙のためしばらく東京いずみの会は休会するという知らせであった。私にとっていずみの会は元気をもらえる場であり、最近は例のスーパー親子など顔見 [… 続きを読む]
東京いずみの会存続を断念
2月20日の記事に書いたとおり、早速私はいずみの会本部宛に会場手配のお手伝いの申し出のファックスを送った。そして昨日ご丁寧に中山会長からお電話を頂戴した。先に結論を申せば、残念ながら東京いずみの会の存続は断念することになった。20日の記事には会長の高齢と多忙が休会の理由と書いたが、私の書き間違えで、正確にはお知らせには「多忙」ではなく「過労」と書いてあった。私も恐らくそうではないかと思っていたのだが、やはり休会の理由は会長の過労であり、会場についてはなんとかしようと思えばなんとかなるとおっしゃっていた。
そんなわけで私がちょっとがんばったぐらいではどうしようもできないことが分かったので、非常に [… 続きを読む]